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2026年3月9日夕方、ハウスでアルケミラの灌水作業中の録音。朝から花粉症の症状(鼻水・くしゃみ)が出てアレグラを服用。効果はあったものの眠気が残り、昼食後に国会中継を見ながら昼寝。夕方はハウスでアルケミラの灌水作業。気分は朝4だったが、薬の眠気もあり現在は2〜1。晴れで暖かかったが夕方は風あり少し寒い。灌水後に草取りをしてハウスを閉め、作業終了。
晴れているのに山から雪が飛んでくる、風の強い朝。ハウスを開けながら、メガネが曇って花が見えないというあるあるを実感。セダムとアルケミラの生育を確認——ハウス内は20.2℃で順調。昨日じゃぶじゃぶ冠水を終えたので、明日また冠水予定。アルケミラは葉が展開してくれば草より大きくなって草の心配もなくなりそう。
気分は「晴れてるけど2」。寒いと気分が落ちる、正直なところ。
畑の地主さんの空き家のこと——いつかトラクターを入れられる農業倉庫として使えたらと思いつつ、中には布団・人形・子どものおもちゃ・待ち針が眠ったまま。一度少し片付けたけど続かない。「空き家を持ってる人ってそんな感じなんだろうな」と、自分のこととして想像できる朝。
夕暮れのハウス締め作業。二重構造のパイプハウスを閉めながら、かつての大雪の記憶が蘇る。ハウスが潰れるのは、真上からの重さに押しつぶされるのではなく、横から静かに寄りかかられることで倒れる。その気づきは、力への正面からの抵抗ではなく、圧力の逃し方を知ることが生存の条件だという農の知恵を静かに示している。湧き水をただ穴に貯めるだけの水場も、自然の流れに乗っかる同じ思想の延長にある。今日の気分は5点満点で3。前夜の友との遠隔飲みの熱がまだ体に残りながらも、飲みすぎた重さも同居している。高揚と倦怠が混在するその感覚もまた、無理に整理せず、そのまま抱えて夕暮れの中に立っている。
気分は2か3。数字にすることで、自分を少し離れたところから見られる気がする。今日は晴れ、風もなく、残雪が静かに溶けていく。そういう日に限って、内側はどこか重い。
午前中はアルケミラとアストランティアの草取り。土と向き合う時間は、考えなくていい時間でもある。手が動いていれば、気分の数字はあまり関係ない。
ハウスの温度管理、ラズパイで自動化できないか。自然に任せながら、少し賢く介入する。それは農業の本質に似ているかもしれない。
音声ログを撮るのも、同じ動機だろう。「気分1の日に録ったらどうなるか」——自分を観察する道具として、声を残す。ソローが池のほとりで日々を書き留めたように、軽トラの中で今日も記録する。
3月5日、晴れ。午前中にアルケミラの灌水と草取りを終え、軽トラの車内から収録。灌水チューブが足りなくなりそうで追加購入を検討中。最近始めた「山ログ」の目的を改めて言語化——農業日誌・気分メーター・音声データをAIに学習させて"自分の分身"的な存在「ハナボウズAI」を作れたら面白いのでは、と1人で盛り上がる。友人とのポッドキャスト、子とのラジオ、そしてこの独り言の3つのログが素材になる構想。ソローの『森の生活』のAI音声版、という例えもぽろり。晴れの日は雛人形をしまう好機、と妻の作業を想像しながら、新プロジェクトへの高揚感とともに今日の収録を締めた。
みぞれから雪へと変わる中、ハウスの温度を確認し、雪かきが不要か判断する。セダムのハウスに迷い込んだ鳥に驚きつつ、雪に浮かび上がる「熊棚」に目がとまる。白く覆われた景色の中で、心配事がやけにくっきり見える感覚もそのまま記録。自然と向き合う山のログ。
灌水設備を変え、水の広がりを確かめる。安さと機能のあいだで迷いながら、湧き水と向き合う。アルケミラの葉が開き、一本の草を抜く。小さな実験と手入れの積み重ねが、やがて山の風景をかたちづくる。今日の選択を残すログ。
【軽トラ撮影のためノイズ大きいです】
山へ向かう道すがら、試しに録音を始めた第1回。
話さなきゃと力む自分と、力を抜こうとする自分。そのあいだで揺れながら、季節の移ろいと仕事の手応え、未来への構想を静かに見つめる。
完成していない今を、そのまま置いていく園主の途中の記録。
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