はたらく人へのメッセージ

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By 心身援助医(ここからえんじょい)Health & FitnessMental Health
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はたらく人へのメッセージ episodes

  • #【産業医からのメッセージ】2022年7月『お腹を動かすスイッチはよく嚙んで食べること』

    今月は、

    ①食中毒に注意!

    毎年6~7月は、食中毒に注意しましょう~と言われます。この時期は、食中毒の原因となる細菌が増えやすくなる環境であるため、「つけない、増やさない、やっつける」のがポイントです。手指や調理器具の消毒・殺菌や、調理法や保存方法、そして体調管理など、見直してみましょう。


    ②お腹を元気にする

    暑くなると冷たいものが欲しくなるものです。しかし、体内が一番活性化するのが37℃前後であることからすると、お腹の中が冷えすぎてしまうと体のパフォーマンスは落ちてしまいます。そこで、冷たいものの摂りすぎに注意し、常温のものにする、氷を舐めるなど、工夫してみましょう。

    よく噛んで食べることで、胃腸がよく動きます。消化管には筋肉(平滑筋)がありますので、よく動くことで体温が上がり、代謝がよくなって汗をかきやすい体になります。
    消化機能が低下すると夏バテしやすくなりますので、お腹を元気にすることが夏バテ防止につながります。


    今月のキーワードは、

    『お腹を動かすスイッチはよく噛んで食べること』 です。

    18 min
  • #【産業医からのメッセージ】2022年6月 『安全は 急がず焦らず怠らず』

    今月は、

    ①熱中症予防のポイント

    急に気温が上がって、からだが暑さについていかないと、注意が必要なのが熱中症です。毎年、メディアで注意喚起され、天気予報でも熱中症指数が出るようになり、熱中症に関する知識はあると思いますが、どのように対処したり予防したりするのか、具体的にイメージして実践されていることは少ないように思われます。水分補給はもちろんですが、大事なのは「汗をかけるからだづくり」です。からだの中から汗がかけるよう、しっかり湯船につかるようにしましょう。


    ②7月1日~7日は全国安全週間

    今年で95回目となる全国安全週間は、労働災害を防止するために、自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的としています。6月1日~30日は準備期間となっており、それぞれの職場でできる具体的な取り組みを検討し実施するように求められています。

    自分の安全がいかに多くの安全によって守られているのか、そして多くの安全に役立っているのか、この機会に感謝できるとよいですね。
    ヒヤリハットがあったら、気を付けようというサイン。自身の行動を振り返り、一呼吸、間をとりましょう。

    江戸時代に、曹洞宗の僧侶、良寛さんが残された言葉

    『災難に遭う時節には災難に遭うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候、これはこれ災難をのがるる妙法にて候』
    災難や死は避けられないもの、十分に備えをしたら、あとは腹を括る、そのような心構えが、実は災難を逃れる妙法である、というお言葉です。深いですね。


    今月のキーワードは、

    『安全は 急がず焦らず怠らず』 です。

    17 min
  • #【産業医からのメッセージ】2022年5月『あわてないあわてない ひとやすみ一呼吸』

    今月は、


    ①事業所の飲酒運転根絶への取り組みの強化

    事業所での飲酒運転根絶に向けて、道路交通法施行規則の一部が改正され、2022年4月から順次施行され、10月には安全運転管理者によるアルコール検知器を用いた酒気帯びの有無の確認等が義務化されます。社用車を有する事業所では対応が必要です。


    <安全運転管理者の業務の拡充についてリーフレットを掲載(警察庁)>

    https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/insyu/img/ankanleaflet.pdf


    これは、2021年6月に発生した死亡事故がきっかけになりました。法律の改正があるとき、それがなぜ行われることになったのかを考え、社会や世の中の動きや考え方の変化を感じることが大事だと考えます。

    アルコールの代謝には時間を要します。体重60~70㎏の人が1時間に分解できるアルコールは約5g。これは、日本酒1/4合、ビール中びん1/4本、ウイスキーダブル1/4杯。つまり、日本酒1合、ビール中びん1本、ウイスキーダブル1杯を飲むと、呼気に出なくなるまで4時間かかる、ということになります。ただし、これは元気な人の場合であり、その日の体調にもよりますし、個人差も大きく、毎日飲酒して肝臓に負担がかかっている場合はもっと時間がかかるでしょう。
    業務で車に乗らない方も、プライベートで運転するときに「飲酒運転」になってしまわないように、気を付けましょう。


    ②不安定な時期における、からだとこころの整え方のコツ

    4月は気候も社会情勢も不安定で、なんとなく落ち着かず、ふわふわするような感じがあった方も多いのではないでしょうか。また、リモートから出社になる時には、体力の低下が気になるところです。

    このような時は、

    1)「地に足をつける」

    これは、意識だけではなかなかできないものです。具体的には、息を吐くこと、いまに集中して物事に向き合うこと、などを行ってみましょう。「起き上がり小法師」「パンチバッグ」のように「腹の底」に重心を落とせるように、心身ともに「腹落ち」させることがポイントです。「書き出す」という行動も頭の中を整理するには効果的です。「意識し意図して行動すること」でうまくいきやすくなります。

    2)「ゆとり」を持つ

    環境の変化が生じるときは、不測の事態が生じても対応できるように、時間的・物理的・心理的にも「ゆとり」を持っておきましょう。「何かあっても大丈夫」と思えることが大事です。

    この2つを心がけてみましょう。


    今月のキーワードは、

    『あわてないあわてない、ひとやすみ一呼吸』 です。


    ※一休さん(第1話が無料で見られます・・・なつかしい涙)

    https://gyao.yahoo.co.jp/store/episode/A048102061999H01

    18 min
  • #【産業医からのメッセージ】2022年4月『あいさつはこころを開く第一歩』

    毎月、月初にお届けする「産業医からのメッセージ」  


    会社の健康管理やメンタルヘルス対策の取り組みをサポートする産業医としても勤務している精神科医・心療内科医の益子が、
    パフォーマンスを上げて働くことをエンジョイできるよう、いま気を付けたいことについてお話しします。

    今月は、

    ①季節の変わり目におけるからだのケアのコツ

     これから気温が上がってくることに対応できるように、からだの中でモードチェンジが起こっています。エンジンをかけてアイドリングするようなイメージで、軽い運動を心がけましょう。まずは、ウォーキング、その場でジャンプすることなどがオススメです。

     気候が不安定なときは、生活のリズム、習慣を一定にするとよいです。不安定なものには安定なものをあてるようにすると、評価しやすく、状態がわかりやすくなります。
     呼吸を整えることも大事です。同じ秒数で吐いて吸う、という呼吸法をしてみましょう。

    ②パワハラ防止法への具体的な対応

     2020年6月に施行されたパワハラ防止法、2022年4月からは中小企業も対象となり、防止措置などが義務化されました。

     具体的な対応とは、「事業主の方針等の明確化及びその周知・啓発」「相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備」「職場におけるパワーハラスメントに係る事後の迅速かつ適切な対応」「そのほか併せて講ずべき措置」があります。

    *厚生労働省 パンフレット

     https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000683138.pdf

     ハラスメントに向き合うときに大事なことは、「それがハラスメントになるかどうか」といったことのみならず、「ハラスメントが起こってしまうような状況とは何か」を意識することだと考えます。自分を知り人を知り、それぞれの違いを認め合うことからコミュニケーションは始まります。自分にゆとりがある時に、ゆとりがない時に出てしまうであろう自分について伝えあっておくとよいですね。普段からゆとりを持てるように、そして、考え方の幅を拡げ、よい言葉を選ぶことを心がけるとよいでしょう。

    今月のキーワードは、『あいさつはこころを開く第一歩』 です。

    19 min
  • #【産業医からのメッセージ】2022年3月『災害に巻き込まれないために、みんなを活動に巻き込もう』

    毎月、月初にお届けする「産業医からのメッセージ」  


    会社の健康管理やメンタルヘルス対策の取り組みをサポートする産業医としても勤務している精神科医・心療内科医の益子が、
    パフォーマンスを上げて働くことをエンジョイできるよう、いま気を付けたいことについてお話しします。  

    今月は、 

    ①からだが冷えている  

     2月は寒かった!自分が思っているよりもからだが冷えていると思います。季節の変わり目に入って寒暖差が大きくなってくるこの時期、
    しっかりとからだを温めておきましょう。

    ②防災に対する意識を継続する

     3月は、9月と合わせて防災に対する意識を確認する時期ですね。避難訓練や安否確認、防災グッズの確認など、職場の防災対策を見直し、年間を通して活動が継続できるように計画を立てましょう。一人ひとりの意識を高めるために、そこで働くすべての人に活動に参加していただけるような工夫をすることがポイントです。   


    ③変化の多い時期に心がけたいこと
     年度の切り替えにあたるこの時期は、別れ、そして新たな環境、出会いなど、変化が多い時期です。人や物、物事との別れにおいて、これまでのことに感謝して、その思いや気持ちも含めて区切りをつける、「成仏」させることは、これからのことに気持ちよく向き合うためにもとても大事なことです。   

     *からだの広場 『頭のてっぺんから足の先までエンジョイエンジョイ』

      ・#10-2「上手にサヨナラすること」 (インターネットラジオRadiCro 2020年3月11日放送分)          

       https://note.com/vanilladolphin/n/nc376ec6b3f44?magazine_key=m885ca46f1449

      ・#63-2「新たな一歩を踏み出す前に」(インターネットラジオRadiCro 2021年3月17日放送分)        

       https://note.com/hoppla375/n/n46135de72785?magazine_key=m885ca46f1449   

     新しい環境に入ったばかりの時は、緊張して余裕がないことが多いもの、余裕がないと思わぬ事故やトラブルに巻き込まれて、ケガなどをしないように、時間も気持ちをゆとりを持って過ごすように心がけましょう。   


    今月のキーワードは、 『災害に巻き込まれないために、みんなを活動に巻き込もう』 です。

    15 min
  • #【産業医からのメッセージ】2022年2月『生活習慣を見直して、からだの年間計画を立てよう』

    毎月、月初にお届けする「産業医からのメッセージ」


    会社の健康管理やメンタルヘルス対策の取り組みをサポートする産業医としても勤務している精神科医・心療内科医の益子が、
    パフォーマンスを上げて働くことをエンジョイできるよう、いま気を付けたいことについてお話しします。

    今月は、

    ①乾燥対策
     事務所衛生基準規則において、湿度に関しては「40%以上70%以下になるように努めなければならない」とされていますが、冬になると、20%台にまで低下していることもみられます。
     加湿器を設置する場合、衛生を保つためのメンテナンスは意外と面倒なものです。個人の机の上に、コップ一杯の水を置いておく(倒さないように気を付けて!)、紙を湿らすタイプの加湿グッズを使用すると衛生的です。
     感染症対策としても、口の中を潤すなど、気を付けておくとよいでしょう。

    ②健康診断について
     「なぜ、毎年、健康診断を受けなければならないのか」について、法律的なこと、そしてその意義について説明しています。
     働く人の健康は、会社の「安全配慮義務」と従業員の「自己保健義務」の両方が機能して守られるしくみになっており、健康診断も会社の「行う義務」と従業員の「受ける義務」が法律で定められています。そして、その結果に基づき、会社が事後措置を講じることになっています。
     とはいえ、せっかくの「からだの履歴書」を活用しないのはもったいないことです。ぜひご自身の健康管理に役立てましょう。

    ③毎年2月は全国生活習慣病予防月間
     今年のテーマは「多接:多くの人・こと・ものとつながる!」
     人は、「孤立」によってエラーを起こします。多くにつながりながら、
    自身のからだやこころにとって気持ちよい習慣をどのようにつくるか、を考えてみましょう。
     また、習慣をつくるには、意識や気合だけではなく、コツが必要です。人間が行動する特徴を知り、長く気持ちよく続けられる習慣を身につけられるように工夫しましょう。

    今月のキーワードは、
    『生活習慣を見直して、からだの年間計画を立てよう』 です。

    16 min
  • #【産業医からのメッセージ】2022年1月『すき間をつくって、街の音を聴こう』

    普段から毎月、月初にお届けする「産業医からのメッセージ」

    会社の健康管理やメンタルヘルス対策の取り組みをサポートする産業医としても勤務している精神科医・心療内科医の益子が、パフォーマンスを上げて働くことをエンジョイできるよう、いま気を付けたいことについてお話しします。

    今月は、

    ①危険な流れに巻き込まれないために
     緊急事態宣言の解除によって、世の中が動き始めて人の流れが変わってきています。動き始めるときは体力の低下やからだの動かし方の変化によってバランスを崩して思わぬケガをすることがあります。また、バランスを崩した人に巻き込まれてケガをしないように、人ごみの中では周囲にも気をつけましょう。電車の遅延や天候の影響などのアクシデントによって大勢の人が集中してしまうところでは焦らず安全にゆとりをもって行動できるように、普段から会社と従業員の間で行動指針やリスクマネジメントなどを共有しておくとよいでしょう。

    ②街の中ではイヤホンを外しましょう!
     ワイヤレスになって気軽につけられるようになったイヤホンですが、自転車乗車時、歩行時などにつけている人を見ると、周囲の状況が把握できておらず、大きな事故につながりかねない様子が見受けられます。耳は開いていることで空気感とともに常に音を拾い、それによって人は周囲の気配や危険を察知しているため、音が拾えないと脳はエラーを起こしやすくなります。街の中ではイヤホンを外し、耳の穴を開きアタマにすき間を作って、自然の音が入ってくるようにしましょう。


    今月のキーワードは、『すき間をつくって、街の音を聴こう』です。

    15 min

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