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2022年6月1日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県は今月6月を「環境月間」に設定し、
不法投棄を防ごうと監視を強化していますが、
不法投棄は減りません。
一度撤去された同じ場所に
再度投棄される事例が指摘されており、
ごみがごみを呼ぶ実態が
浮かび上がっています。
県がホームページで公開している
「不法投棄実態調査報告書」の
2014年から20年度の7年分を、
琉球新報がまとめたところによりますと、
目視推計1トン以上の不法投棄廃棄物群が
確認されている件数は、
撤去できなかった過年度分も含め
毎年度100件を超え、
20年度は最多の131件に上っています。
このうち26件は撤去できましたが、
105件は残ったままです。
重量も同じく過年度分を含め20年度は
最多の2198トンで、
このうち125トンは撤去できましたが、
2073トンは残ったままとなっています。
廃棄物の内訳は年度平均で一般廃棄物
792.6トン、産業廃棄物1072.4トンで、
産廃のうち廃タイヤが50%近くを占めています。
投棄場所は人目につきにくい原野、森林・山林が
50%を超えています。
県環境部環境整備課は
「まずは投棄させない。
投棄されてもすぐ撤去する。
それが不法投棄を減らすことにつながる」
と初動の重要性を指摘し、
住民の意識向上と協力を呼び掛けています。
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By ラジオ沖縄

2022年6月1日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県は今月6月を「環境月間」に設定し、
不法投棄を防ごうと監視を強化していますが、
不法投棄は減りません。
一度撤去された同じ場所に
再度投棄される事例が指摘されており、
ごみがごみを呼ぶ実態が
浮かび上がっています。
県がホームページで公開している
「不法投棄実態調査報告書」の
2014年から20年度の7年分を、
琉球新報がまとめたところによりますと、
目視推計1トン以上の不法投棄廃棄物群が
確認されている件数は、
撤去できなかった過年度分も含め
毎年度100件を超え、
20年度は最多の131件に上っています。
このうち26件は撤去できましたが、
105件は残ったままです。
重量も同じく過年度分を含め20年度は
最多の2198トンで、
このうち125トンは撤去できましたが、
2073トンは残ったままとなっています。
廃棄物の内訳は年度平均で一般廃棄物
792.6トン、産業廃棄物1072.4トンで、
産廃のうち廃タイヤが50%近くを占めています。
投棄場所は人目につきにくい原野、森林・山林が
50%を超えています。
県環境部環境整備課は
「まずは投棄させない。
投棄されてもすぐ撤去する。
それが不法投棄を減らすことにつながる」
と初動の重要性を指摘し、
住民の意識向上と協力を呼び掛けています。
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