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November 22, 20202020-11-22 No.3898「投げやり玉」投げやり玉無視する訳にもいかずそれとなく受け流しつつ投げやり玉収まるべきところに導いてみるそれをすっかり忘れてしまったあと原因不明のおかしな症状に悩まされる0 minPlay
November 21, 20202020-11-21 No.3897「空からの伝言」空からの伝言夜になると途切れ途切れにあちこちから入り込んで来る懐かしい町の名前と共に忘れていた人についての形式的な消息報告一度きりで二度と目にかかれない町の名前を懐かしむ余裕はなく前後する記憶を組み立ててぼんやりした中身の確認を繰り返す0 minPlay
November 20, 20202020-11-20 No.3896「穏やかな日」穏やかな日これまであったことが嘘のような思い出す必要もない未来しか見ていない束の間の穏やかな日いつまでも続くはずのない苦い思い出が覗き込む底の見えない穴の中0 minPlay
November 19, 20202020-11-19 No.3895「台無し電話」台無し電話の突然かかる長い旅の終わりの解放天候にも恵まれて待ち望んだこの日を迎える完璧な一日になるはずが青い友達は居なくなったか鉄の塊は走り去ったか長いようでいて短い旅0 minPlay
November 18, 20202020-11-18 No.3894「せまいあめ」せまいあめ誰も傘など差していない頭の上のせまい範囲に雨の降る激しく叩きつける雨の塊になす術もなく目を背けた後ようやく見上げてみると晴れ渡る秋の空が見えるせまいあめは頭上から離れることはない0 minPlay
November 17, 20202020-11-17 No.3893「冷たい明け方」冷たい明け方感覚が研ぎ澄まされて朝の匂いを感じ取って見えなかったり聴き取れなかったりしたものがあちこちから入り込んでくる少しの間息を整えてから余計なことは考えずに冷たい明け方を過ごす0 minPlay
November 16, 20202020-11-16 No.3892「頭上の線」頭上の線が思っていたものとは違う頭上の線突然現れて進むべき方向を指し示す頭上の線行きたくない方に導く同じような軌跡に沿って抗いながらも集まってくるその数はいつまでも増え続ける抗いながらも集まってしまう0 minPlay
November 15, 20202020-11-15 No.3891「久しき光」久しき光を浴びる流れた時間がどのくらいなのかどうしようもないことばかり繰り返し今からでもまだ間に合うことを見つけるあたりまえの光の届かなくなった部屋から出られない理由もわからない0 minPlay
November 14, 20202020-11-14 No.3890「ねむいひと」ねむいひと十分過ぎるほどやり遂げたあとねむいひとまともでは居られなくなって時間のずれた部屋に篭ってしまうねむいひと忘れた頃に現れる知る人とはまるで違う誰も何も言えずにいると何やら呪文を唱え始める0 minPlay
November 13, 20202020-11-13 No.3889「部品の付け替え」部品の付け替え未来を垣間見る違和感から目を逸らしてそれなりに受け入れてしまう必要のない意地を張って後に引けなくなってしまってからやらなければよかったと思い知らされる0 minPlay