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September 14, 20202020-09-14 No.3829「朝目覚めると」朝目覚めると知らない人がいる天井の様子も普段とは違っているこれから何かが始まってしまううちを離れてここへ来てどれだけ長い年月が経ったのだろう数えることを諦めてからどれだけ経ったのかわからない0 minPlay
September 13, 20202020-09-13 No.3828「薄暗い世界」薄暗い世界の幕開けあるべき色の失われた重たい灰ですべてが覆われてしまった反射することなく吸収するばかり光の居場所のない薄暗い世界なぜここにいるのかわからないどうやってここにきたのか記憶のない薄暗い世界の幕開け子供みたいに道に迷ってうずくまってる0 minPlay
September 12, 20202020-09-12 No.3827「ひとりだけでも」ひとりだけでもいないよりは約束された席は未だに埋らないのに 見知らぬ人が現れてしまう全てが無駄にならないようにわずかな救いを求めるひとりしかいないひとりだけでも思っていた場所とはまるで違っていても見えない力が誰かを集めてくれるはず0 minPlay
September 11, 20202020-09-11 No.3826「止められない力」止められない力自分の中で少しずつ膨らんでしまった抑えられる状態をどうにかして維持するために慣れない手続きを重ねて内側の負担をどこまでも積み上げる止められない力考えたことと結果がまるで一致しない守るべき境界線を容易にはみ出してしまうそもそも持つべきではなかった0 minPlay
September 10, 20202020-09-10 No.3825「いなくても同じ」いなくても同じ意味などない気付かれもせずにいなくなってしまう足跡さえ何も残さず何度でも繰り返しそんなことがあってはいけないと言い続けてもそれは違ういなくても同じ届かないままいなくても同じそれは違う0 minPlay
September 09, 20202020-09-09 No.3824「多彩な罪」多彩な罪取り繕って振り出しに戻るつかなくていいはずなのに自ら穴を掘って入り込む理由を訊いても分からないどうにかしたいと思っているというそんなふうにはまるで見えない気に留める間もなく忘れてしまう家に帰るまでに忘れてしまう0 minPlay
September 08, 20202020-09-08 No.3823「意味ありげな足跡」意味ありげな足跡明け方ごろにふと浮かび上がった一度きり想像を膨らませて言葉のない会話をしたら普段とは違うある日の始まり少しずつ辿り始めるどちらにも取れる意味を今日だけは都合よく騒ぐ胸に言い聞かせながら0 minPlay
September 07, 20202020-09-07 No.3822「雨宿りの記憶」雨宿りの記憶夕暮れの空が灰色に塗り替えられほんのわずかな静けさのあと雨粒がぽつり足音が加速する二人で慌てて駆け出して軒下に身を隠す互いに気遣い合ってやさしい視線で思い合う0 minPlay
September 06, 20202020-09-06 No.3821「ゆっくり空を飛んでいる」ゆっくり空を飛んでいる知らないもの同士が隣り合わせゆっくり空を飛んでいる終わらせ方について考えているあとどれくらい残されているのだろう下から翼を見上げる大勢に降りかかる近い将来を考えることに慣れていない0 minPlay
September 05, 20202020-09-05 No.3820「水に流し行く末を見る」水に流し行く末を見る前にもあったような気がしても肝心なことが思い出せない入れ替えてやり直し同じような繰り返しまた水嵩が増え始めるいつも違うやり方を模索する0 minPlay