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September 04, 20202020-09-04 No.3819「となり町帰り」となり町帰りとなり町帰り 近いのに行ったことのないぼうっとしていると掬われてそのまま連れて行かれる同じ顔なのに言葉が通じない少し離れて様子を伺うと微笑んでいるようで目の笑っていないとなり町からの帰り道誰かに後をつけられている気がする思い違いではないはずその証拠もある0 minPlay
September 04, 20202020-09-03 No.3818「人のいない窓の反射」人のいない窓の反射憎まれ口を叩きながら相談せずに決めてしまったそのことを引き摺ったまま少し離れた窓を見上げるやがて日付が変わってしまう早く帰りたいのに帰れそうにない0 minPlay
September 02, 20202020-09-02 No.3817「間を通り抜ける」間を通り抜ける言われるがままに気に留めることもなく間を通り抜けるどんな意味があるのか思い巡らすこともなくよく分かっていない間を通り抜けるその度に何かが減ってしまっているそう指摘されても不思議ではない0 minPlay
September 01, 20202020-09-01 No.3816「走るのを見ている」走るのを見ている小雨降る中を泥だらけで走るのを見ている息切らせながらも休んだりしないその様子を離れたところから気付かれぬように見続けているいつまでも見ていられるのなら他には何も必要ないまた明日もあるかもしれないし今日のこれが最後なのかもしれないし0 minPlay
August 31, 20202020-08-31 No.3815「知らない恐れ」知らない恐れ通るはずの道を望まず関わるべきを自分の感覚に任せて影を踏みながら流れゆくまわりとの距離を掴めないまま自分だけの知らない恐れ当然のことだと繰り返し言われても関わるべきを自分の感覚に任せて0 minPlay
August 30, 20202020-08-30 No.3814「無謀探し」無謀探し広過ぎる網目のどこかにいる無謀探し見当もあてもないじっとしていられず動いているかもしれない時すでに遅しでもういないのかもしれない無謀探しの旅の始まり時間と汗だけ流れ落ちるどこにもいない予期せぬところから無事の知らせが届く無謀探しの旅の終わり0 minPlay
August 29, 20202020-08-29 No.3813「開かない扉」開かない扉残された機会はあと僅か繰り返し何度も試みる その度に残りは減り続ける気持ちを入れ替えようとして少し離れて時間を置いてみても絶望的な気分が増えるだけ知らない人が代わりに立ち上がって斜めに向かって叫んでいるああこれは開かない扉だ誰にも開けられはしない0 minPlay
August 28, 20202020-08-28 No.3812「裏を切る予告」裏を切る予告避けるべき決め付けそれでも拭きれないその時の言葉とは裏腹に同じことが何度も繰り返されその度のたしなめとなだめ抑えることが難しくなる0 minPlay
August 27, 20202020-08-27 No.3811「青と黄色」青と黄色が入れ替わる反対側にいるもの同士が夜の順番に従って顔を出す極めて稀でめずらしい出来事に運命が混ざり合ったあとどちらかだけが残っているその先のあり得ない未来に青と黄色が入れ替わる0 minPlay
August 26, 20202020-08-26 No.3810「選べる未来」選べる未来が選べる未来が口を開けて待っている想像とは違っても恐れることはないその先の世界を変えてしまう誰も知らない世界だとしてもそのために存在する選べる未来0 minPlay