jigahouboku Daily New Songs

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By 自我放牧Music
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jigahouboku Daily New Songs episodes

  • 2020-05-29 No.3721「階段の上で立ち止まる」
    階段の上で立ち止まる
    誰かが空を見上げる
    変わったことに気が付いていない
    恐る恐るその後に続いて足を止める
    まだ出来上がっていない空の端から
    本物と見分けのつかない二つの月が
    気まずそうに少しだけ顔を出す
    階段の上で立ち止まる
    ぽっかりと浮かんでいる
    0 min
  • 2020-05-28 No.3720「流れの中」
    流れの中に飛び込んでくる
    求められていなくても飛び込んでくる
    見なかったことにする
    意図や意味を確かめる必要もなく
    流れの外に送り返す
    その後どうなったのか知る由もない
    何もなかったように振舞う
    流れの中に
    求められていなくても飛び込んでくる
    見なかったことにする
    0 min
  • 2020-05-27 No.3719「ひとつずれる」
    ひとつずれるひとつだけずれる
    ほんの僅かな勝手が変わる
    微妙な違いを意識しないでいると
    それがいつの間にか
    表から見えないところに
    ひとつずれるひとつだけずれる
    繰り返し積み重なり続ける
    ようやくひとつのずれに気が付いた時
    今ごろになってずれを意識した時
    自分の力ではもう支え切れなくなって
    0 min
  • 2020-05-25 No.3717「先に打つ」
    先に打つために慣れない橋を渡る
    夜が短くなって出来ることが少なくなる
    積み重ねが無駄にならないように
    入念に繰り返し確かめる
    追いつかれていない間に
    足跡を消してしまう
    見透かされていない間に
    見えない壁を作る
    0 min
  • 2020-05-24 No.3716「取り替え」
    取り替えのための部品が
    あちこちから集められる
    少しも似通っていない歪な集合
    その中に自分も紛れ込んでいる
    やがて足元が動き始める
    順番通りに並んで進む
    不安げな表情が吸い込まれる
    選ばれる部品が自分とは違っても
    0 min
  • 2020-05-23 No.3715「鈍い朝」
    鈍い朝
    もうすぐ日が暮れる
    窓の外で
    賑やかな声のする
    誰もいない部屋の中で繰り返し
    機械の音が鳴り響く
    鈍い朝に取り残されてしまう
    ぼんやりした頭の中で
    昨夜の記憶が蘇る
    どこでなにを
    0 min
  • 2020-05-22 No.3714「やさしい場所」
    やさしい場所
    いてもいいところ
    見えないどこかが似通っている
    知らない人がぶつかってきたり
    いろいろ押し付けてくることもない
    何かにつけて咎められず
    欠けた破片で怪我をすることもない
    そんな日はいったいいつまで続く
    やさしい場所いてもいいところ
    0 min
  • 2020-05-21 No.3713「治らないうちに」
    治らないうちにまた会いに行く
    分かっていても待てそうにない
    良くない予感があっても
    つらい未来が垣間見えても
    治らないうちにまた会いに行く
    分かっていても待てそうにない
    長さのおかしくなった
    影を見つめる
    朝が来ても変わることのない
    0 min
  • 2020-05-20 No.3712「望みの結末」
    望みの結末
    先行きの見えない
    不安に抗えなくなって
    どうしても知らずにいられない
    怪しげな未来への扉をくぐると
    現れる不思議な服を着た人が
    見えたものはすべて伝えるという
    知らされた望みの結末
    それほど悪くはなくても
    もう知らないふりのできない
    知るべきではない未来のつまらない
    0 min

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