Sign up to save your podcastsEmail addressPasswordRegisterOrContinue with GoogleAlready have an account? Log in here.
December 10, 20182018-12-10 No.3185「探すための紙」探すための紙ぼろぼろになって踏みつけられ風にさらわれる冬の屋上から目を凝らして意味もなくその数を数える探すための紙に描かれていた臆病な手掛かりばかりが気になってしまう0 minPlay
December 09, 20182018-12-09 No.3184「時間通りに現れる」時間通りに現れる待たされることのない信号の色が都合良く変わる時間通りに現れる引き離そうとする表情ひとつ変えることもなく雨の気配が空に重なって落ちてくるのを待っている0 minPlay
December 08, 20182018-12-08 No.3183「煙の迷い道」煙の迷い道決められた時間までに辿りつけそうにないきっと正解を知っているような様子の見慣れた人がそこに立っている話しかけようとしても言葉にならず空気の振動は全て吸収されてしまう身に覚えのない煙の迷い道0 minPlay
December 07, 20182018-12-07 No.3182「見えないしるし」見えないしるしあるはずの手がかりが見つからないかつて見えたものに届かなくなって気付いた時には大勢の目に晒され自ら閉じてしまうしかなかったそういうことにしておこう気の利いた言葉は浮かばず機転の一つも利かせられず殆ど影響のないような理由を見つけてはそれをつないでわかりにくくしてしまうそういうことにしておこう0 minPlay
December 06, 20182018-12-06 No.3181「取り残され」取り残されまた取り残され早めに手を挙げるどちらの意味にも取れるあらかじめ伺うことを怠って知らず知らず疑いを持たれるようになる0 minPlay
December 05, 20182018-12-05 No.3180「入れないところ」入れないところいつも気になっていてより良い近付き方を考えながら紛れ込むことが出来そうな頃合いを伺う身なりのとても良さそうな関わり合うことのなさそうなきらびやかな人に狙いを定めて入れないところの入り口で待ち伏せて取れるものを取れるだけ取り上げてしまったら余計な気を起こさないようになんでもない世界を受け流す0 minPlay
December 04, 20182018-12-04 No.3179「天気雨」天気雨ぼんやりと太陽の浮かぶ薄水色の空の上から時折枯れ葉を引き連れてぽつりぽつりと落ちてくる気まぐれに現れる天気雨気まぐれに現れる天気雨0 minPlay
December 03, 20182018-12-03 No.3178「くれる人を選ぶ」くれる人を選ぶくれない人は選ばない脆くもすぐに変わってしまういつの間にか人の入れ替わっている知らない人の話ばかりが届けられる紛らわしく混ぜられた中にあるくれない人を払いのけてくれる人の言葉を見つける0 minPlay
December 02, 20182018-12-02 No.3177「好み違いの興味」好み違いの興味印象とは違う気だるさに引き寄せられ意外な人の近くにいる自分の一番信じられない可能性の続きを見ようとして再び潜り込んで腕を伸ばす毎晩同じことの続く0 minPlay
December 01, 20182018-12-01 No.3176「通わない人」通わない人の集まってくる通気口からは何も流れてこない何かに目覚めてそれになれると思う確かにその通りになってそのあとは悪循環を抜けて少しでも楽になろうと普段とは違う道を進んでゆくあり得ないところに人の姿を見つけてしまってその理由がまるで思い浮かばない0 minPlay