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November 30, 20182018-11-30 No.3175「隠し持っているもの」隠し持っているもの見えそうで見えないものあたりまえの場所にあって存在そのものがあやうく曖昧なその意味を考えはじめると恐ろしくなる訳の分からないもの説明のつかないもの隠し持っているもの0 minPlay
November 29, 20182018-11-29 No.3174「好きな場所」好きな場所に行きたいと言ったそれがどうしても叶わないことはその場にいた誰もが理解していた今度みんなでそこに行こうそう言わずにはいられなかった言葉をつないで続けるしかなかった止まっていたかのような時間が急に揺り動かされる張り詰めたままの空気が乱暴に歪められてしまうそれを止めることはできない0 minPlay
November 28, 20182018-11-28 No.3173「自由なふたり」自由なふたりが扉を開けるそれが流れを変えるきっかけになって新しい価値が生まれてゆくあぶれてしまった人やはみ出しがちな人々がいつの間にか自然に集まって無意識に自由なふたりに近づいてゆくとっておきの話を聞いたそこから来た理由を聞いた0 minPlay
November 27, 20182018-11-27 No.3172「空にぶら下がり」空にぶら下がり風に煽られながら二つの糸が絡まってゆくのを動かない心でただじっと見ていた雲ひとつなくどこまでも続く空にぶら下がり少しずつ揺れが大きくなって地面と空がひっくり返る人々の間の慣れない距離に0 minPlay
November 26, 20182018-11-26 No.3171「聞いてない話」聞いてない話が聞こえてくるもう無理だと繰り返す何度も受け取り方が解らずにいると小さなひび割れがいつの間に修復不能な大きさになっている遠くで隣の猫が鳴くそれが少しずつ近づいて耳の後ろに感じられる聞いてない話0 minPlay
November 25, 20182018-11-25 No.3170「その先を急ぐ」その先を急ぐ背中を見透かされながら追いつかれて入れ替わるやがて置いていかれてしまうその先を急ぐ立ち止まることもなく続けてきたことが何の役にも立たず埋もれて消えるとしてもその先を急ぐ0 minPlay
November 24, 20182018-11-24 No.3169「夜に声をかける同士」夜に声をかける同士が互いに知り合っていない同士が甘い水の力を借りて予想できないつながりを持つ少しも悲しんでいない同士が帰るべき頃合いを見失って甘い水の力を借りて予想できないつながりを持つ鮮やかな月の明かりに照らされながら夜に声をかける0 minPlay
November 23, 20182018-11-23 No.3168「空見上げの価値」空見上げの価値立ち止まって動かないままでいる夕暮れから夜に流れ込むまだら模様の緩やかな動き反射する光を吸いこんでゆく空見上げの価値空見上げの価値0 minPlay
November 22, 20182018-11-22 No.3167「それ以外を分ける」それ以外を分けるその仕組みがないと区別がつけられなくなる自分のままであり続けるために方向のわかりにくい道は通らずに早めに片付けるべきとは思う違って見えるものを意識しながら0 minPlay
November 21, 20182018-11-21 No.3166「余計の取り外し」余計の取り外し余程のことが起こっても予定通りに進んでゆく同じ言葉を多用しながら気付かれたくない傷を隠し続けるつきまとう重りを払いのけてようやく身軽さを手に入れる余計の取り外し0 minPlay