Sign up to save your podcastsEmail addressPasswordRegisterOrContinue with GoogleAlready have an account? Log in here.
November 10, 20182018-11-10 No.3155「旅のこぼれ」旅のこぼれ違う立場の人の同じところにいる周りの言葉に翻弄され目的を見失ったとしても不器用に愛情をかけられ地下に進む勇気のもうない繰り返しとやかく言われに慣れることのないそれを覆そうとする目論見は崩れるだから何だから何だから何呪文はやめてさあ今すぐ出かけよう何も持たずにここを離れて意味もなくただ歩ける日のようやく訪れる0 minPlay
November 09, 20182018-11-09 No.3154「判明するまでの間」判明するまでの間必要のないことばかり考えてしまう何ひとついいことのない分かっていてもどうにもならず切り取られた写真やかけられる言葉自分で見聞きしていないものを遠ざける意地悪して驚かそうとしてるだけだ繰り返し自分に言い聞かせる0 minPlay
November 08, 20182018-11-08 No.3153「浮かべずに沈む」浮かべずに沈む周期的に訪れる対処法を知っていても同じようにはいかない浮かべずに沈む何度も経験していても役に立った試しのない一番下まで落ち切ってからもがくだけもがいても余計に絡まって動けなくなる0 minPlay
November 07, 20182018-11-07 No.3152「寄るところ」寄るところがなくなってから時間が経つにつれ重みを増してゆく灯りの消えたままの不自然な一画必要以上に沈み込んで二度と浮かび上がることのないように思える代わりを求めて歩き回ってようやく探し出しても濁った煙りと騒音にまみれ0 minPlay
November 06, 20182018-11-06 No.3151「ただしいひと」ただしいひとのいつも正しいおびただしい疲労に苛まれ薄暗い沼底に引きずり込まれるある事ない事照らし合わされ正されるただしいひと間違いの多い輪の中で自分の居場所を見つけられないどうにもならずいらいらの塊になって0 minPlay
November 05, 20182018-11-05 No.3150「寝床のはなし」寝床のはなし寝床のはなし飽きるまで続ける広げては畳んでを繰り返し周りに人がいなくなるまで少し高いところからじきに転げ落ちる冷たく固い板の上で真っ直ぐになってようやく眠りの入り口に立つ0 minPlay
November 04, 20182018-11-04 No.3149「最後の練り歩き」最後の練り歩き秋晴れの空の向こう谷間を下って薄れゆく記憶に刻み込むどこからともなく集まってくる行き先も知らず見えない行列の続く迎えにきた者が戸惑いを隠せずに想像とは違った振る舞いをする最後の練り歩き0 minPlay
November 03, 20182018-11-03 No.3148「弱ったひと」弱ったひと顔を上げることは出来ず奥深くに閉じこもったまま弱ったひと知られている姿とは違うあの面影のどこにもない二度とないはずのことが何度も繰り返し現れる悪気のどこにもない0 minPlay
November 02, 20182018-11-02 No.3147「いたところからいなくなる」いたところからいなくなる馴れ親しんだ入り口が閉ざされてしまってもう会いにいくことができないいたところからいなくなる打ちひしがれることが重なってもう思い出すことさえなくなる誰ひとり立ち止まったりしないいたところからいなくなる0 minPlay
November 01, 20182018-11-01 No.3146「目立ちの望み」目立ちの望みまるで望まないとしても重なる足音にそそのかされ向こう岸まで行ったり来たり立ち止まったり思わず声を上げてしまったりせずに埋もれたままで人混みの中を低くすり抜けてゆく気付かれず気にされることもなくずさんな塗り分けの地面の真ん中に立っている0 minPlay