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July 24, 20182018-07-24 No.3046「まみれ見間違う」まみれ見間違うここからそこへ向かう途中に良くない別の姿に見える曲がり角で騒がしく数を数えている三人並んだ暗がりのまみれ正しいはずのことを言いづらくなって止めることもできなくなって0 minPlay
July 23, 20182018-07-23 No.3045「風の端音」風の端音季節の傾きを止める昼間の月に白い尻尾のぶら下がる空高く重なり合った鋼の骨組みゆっくりと時間が進んでようやく木陰に入る風の端音0 minPlay
July 22, 20182018-07-22 No.3044「かつて居たところ」かつて居たところから荷物の届く見に覚えのないことが記されている色褪せた手紙が入っている支離滅裂で意味をなさないもう存在していないところから届けられた確かめようのない送り主を辿る0 minPlay
July 21, 20182018-07-21 No.3043「掴まれても」掴まれても目も合わせようともしない空けられた椅子に座ることなく不釣り合いな荷物を高いところに置こうとして叶わず何もなかったように再び荷物を抱え立ったままで左右に揺さぶられる同じだと思っていたらまるで違う星から来たかのような掴まれても目も合わせようともしない0 minPlay
July 20, 20182018-07-20 No.3042「何ものでもない」何ものでもないものになると同じだと言いながら露骨に変わる見慣れたはずの表情はまるで違う見えなかったものが突然現れる何ものでもないものになると少しずつ周りから人が消えてゆく最後に残った姿に気づいた時ようやくわかる何ものでもない0 minPlay
July 19, 20182018-07-19 No.3041「浮かぶ袋」浮かぶ袋回転しながらどこまでも上がる空の隙間から重い水滴の落ちてくる右足の傷を何度もなぞりながら呼ばれるまでは俯いたまま浮かぶ袋再び天井から色付いた水滴の落ちてくる暗闇だと気が付くことのない0 minPlay
July 18, 20182018-07-18 No.3040「隙間から覗く」隙間から覗く白い壁の途切れたところやらなくていいことを真昼の太陽の下で壁一枚を隔ててまるで違った世界を垣間見る隙間から覗く隙間から覗く白い壁の途切れから手を伸ばすとそこから先が無くなってしまう0 minPlay
July 17, 20182018-07-17 No.3039「燃える鋼」燃える鋼の色目に焼き付いて離れないどこまでも続く無数の椅子の間を通り抜ける突然現れた冷たい霧が色の付いた帰り道へと誘導する燃える鋼の間を抜ける0 minPlay
July 16, 20182018-07-16 No.3038「赤紫の空」赤紫の空赤紫の空短い間何も言わずに足を止めて数えられるくらいしかない残りわずかな未来に於いてどれくらい見ることができるだろう0 minPlay
July 15, 20182018-07-15 No.3037「新しいところ」新しいところ身近にある新しいところへ入り口の壁を破って入り込む期待以上の答えが返ってくる水槽の中で場所が分かれていつかの記憶を語る赤い住人0 minPlay