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August 13, 20182018-08-13 No.3066「先々の予感」先々の予感自分で軌道修正できないのにひとり取り残されて動けないまま一日が終わるどうしようもなく何も起こらないどうしようもなく何も変わらない先々の予感わずかな休息に垣間見る身近な未来0 minPlay
August 12, 20182018-08-12 No.3065「限りなく落ちる日」限りなく落ちる日底の見えない螺旋階段少しずつ空気が薄くなって余計な生き物ばかりが目に入ってくるどこでつけたのか分からない傷の跡せっかく掴んだ藁のような時間をまるで最初からなかったように無駄にする限りなく落ちる日どこでつけたのか分からない傷の跡0 minPlay
August 11, 20182018-08-11 No.3064「引きずられる箱」引きずられる箱黙ったままの二人掛かりで引きずられる箱何が入っているのか知る由もない大勢の目の前で引きずられてゆく鉄の格子の窓からここではないどこかの映像が流れて来る0 minPlay
August 10, 20182018-08-10 No.3063「燃え上がる雲」燃え上がる雲夕焼けの空に浮かぶ燃え上がる雲やがて灰色が攻め広がって焔もやわらいでゆく見るたびに空が狭くなる錯覚に過ぎずばらばらになることを選ぶか形を崩したままそこに居続けるか0 minPlay
August 09, 20182018-08-09 No.3062「痛みから来る不安」痛みから来る不安日に日に大きくなってまともでいられる時間のみるみるうちに減って来る途中の川に導かれるようにひとりでに足が動いてしまうその先は見たくもない0 minPlay
August 08, 20182018-08-08 No.3061「動かない塊」動かない塊になって余計なことは一切考えず失敗を振り返って悔やんだりしないゆっくりと息を吸ってそのまま静かに寝そべって動かない塊になる誰にも気づかれないうちに動かない塊になる0 minPlay
August 07, 20182018-08-07 No.3060「水を引き連れた風」水を引き連れた風のごとく水を引き連れた風のごとくいないはずの人が現れる扉が病み上がりの柱に支えられてようやくつらい時期を抜ける手を伸ばすと届くところにある探していた答えがようやく来たかと笑っている0 minPlay
August 06, 20182018-08-06 No.3059「地面の響き」地面の響き大勢の人々が同じ時を刻む地面の響き勢い良く踏み鳴らす振動は四方の壁を越えて低く連なったうねりとなって遠い果てまで伝わってゆく濁りのない地面の響き0 minPlay
August 05, 20182018-08-05 No.3058「言っても無駄」言っても無駄そうかもしれないまるで変わるそぶりの見られない言っても無駄届かないことが当然になって真夏の雨に打たれ後悔と無力感に打ちのめされあとどれくらい一緒にいられる思いもよらず離れる時がやって来る言っても無駄そうかもしれない0 minPlay
August 04, 20182018-08-04 No.3057「照り付ける」照り付ける待っている間息も出来ずに頭がくらくら足元はふらふら車輪に挟まれて待っていると逃げ場のない体温の上昇体験したことなどない上下左右からの照り付け0 minPlay