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September 01, 20182018-09-01 No.3085「晴れのちの雨」晴れのちの雨急に空が暗くなって灯のつかない建物の影晴れのちの雨我慢すべきことを守れずに閉ざした窓をまた開いてしまう晴れのちの雨急に空が暗くなって晴れのちの雨0 minPlay
August 31, 20182018-08-31 No.3084「柱の陰に座っている」柱の陰に座っている通り過ぎる時それに気付く深く俯いて表情は伺えない野晒しの柱から離れると一日が終わる次の日になってまたそこへ向かうと昨日とは何も変わらない柱の陰に座っている0 minPlay
August 30, 20182018-08-30 No.3083「ひとりで開ける蓋」ひとりで開ける蓋毎日違っているはずの箱の中身見慣れないものに気付く時は取り返しの付かなくなってしまったあとで有り余っていた時間の残骸を必死に掻き集めてもひとりで開けた蓋を虚しく閉じるくらいしか0 minPlay
August 29, 20182018-08-29 No.3082「足りない想像」足りない想像がまたこぼして回るどれほど説明しても伝わりそうにない呆れ果ててみても避けられはしない向かい合うしかない足りない想像水槽に入れたままの袋がいつの間に張り裂けそうになる助けるつもりで伸ばした腕が望まない予期せぬ結果を生む0 minPlay
August 28, 20182018-08-28 No.3081「雨の宿り木」雨の宿り木意図しない時意図しないところに慌てて集まってくる雨の宿り木耳を塞いで隠れながら角の窓越しの世界を覗き見る上下左右に揺さぶられ根元から折れそうになる雨の宿り木0 minPlay
August 27, 20182018-08-27 No.3080「知らない街」知らない街で行方知れずになった大勢の明るいはずの人達が黙ったまま歩いてゆくそれに追い付かないと分かるとこっそりと先回りして見るべきではないものを見てしまう足音が耳から離れない0 minPlay
August 26, 20182018-08-26 No.3079「画面の中の旅」画面の中の旅はみ出ることのない時間を遡ってどこまでも続く似た者同士でつながって似て非なるものを祭り上げる終わりの見えない話の続き画面の中の旅0 minPlay
August 25, 20182018-08-25 No.3078「頭上の葉っぱ」頭上の葉っぱ四方八方に拡がって想像以上に大きくなってもう外には出られなくなる誰かが声をかけてくれるまで0 minPlay
August 24, 20182018-08-24 No.3077「証の確認」証の確認間違ってるなら早めに正して必要以上に近付いてみて上から葉っぱの落ちてくる意外な人を思い出すたびやり残したことを考えるいない人生を歩むと掠れた声が聞こえてくる誤解とは大差のない証の確認0 minPlay
August 23, 20182018-08-23 No.3076「浮き輪雲」浮き輪雲突き抜ける空の真ん中に浮かぶ浮き輪雲いくつか仲間を引き連れて時折の風に吹かれるまま浮き輪雲を探して行方知れずにぷかりと浮かぶ浮き輪雲を探して行方知れずにぷかりと浮かぶ0 minPlay