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October 18, 20172017-10-18 No.2767「ゆくえくらます」ゆくえくらますまだ陽のあるうちに思いつきそうもないところへゆくえくらます足跡は決して残さずに理由も意味も分からないようにゆくえくらます探しても無駄どこにもいないあがいても無駄変わる見込みもない自分から自分自身から見えないところへ0 minPlay
October 17, 20172017-10-17 No.2766「理由と言い訳」理由と言い訳聞き入れられる耳のない場所で違うものを同じと言いくるめられるすべての理由が言い訳に置き換わる力なくうなだれ諦めに浸ってしまう言い訳でもいいからと言葉を求められ言い訳でもいいからと言葉を求められ0 minPlay
October 16, 20172017-10-16 No.2765「短い怒り」短い怒りを溜め込んであちこち飛び跳ねながら空気をかき乱す仕方がないとは思えずにただこんなふうにぶつけることしかできない望まれない種の芽生えに裏付けされた0 minPlay
October 15, 20172017-10-15 No.2764「決定的な機会」決定的な機会は脈絡もなく突然に何度か繰り返し訪れるうまくいくほうが珍しいその機会の度にふらつかずにできることを確実にするあれこれ余計な詮索もなくまっすぐにただ淡々と不安になる理由などなく不安になって良いこともない0 minPlay
October 14, 20172017-10-14 No.2763「禍の口」禍の口が壊してしまううまくいくはずの大人しい流れ渦になってかき乱され無い物ねだりが飛び交ってしまう他には何も見えなくなって大切なものだけが研ぎ澄まされる0 minPlay
October 13, 20172017-10-13 No.2762「雨待ち人」雨待ち人仕方のない先送り言い訳につなげるための雨待ち人地面は思い通りにはならない雨さえ降ればではなく判断が曖昧になるのを嫌って誰の目にも明らかな土砂降りの雨のみを求めている空の上からひっくり返したような0 minPlay
October 12, 20172017-10-12 No.2761「帰りの際」帰りの際に気になって足を止めて振り返って降りた階段をまた昇る人の気配のまだ残る暗い廊下を足早に通り抜けるといないはずの人たちがいてそれがどういうことなのかすぐには理解できないでいると後ろから声をかけられ0 minPlay
October 11, 20172017-10-11 No.2760「遅い日常」遅い日常けしかけても変わることのない切り替えの手がかりを気付かないふりでやり過ごし降りかかるあれこれを適当にあしらって結局危なげなく渡り歩く0 minPlay
October 10, 20172017-10-10 No.2759「逃げて眠る」逃げて眠る呼び掛けても返事のないまともに取り合う様子もなく横たわったまま背中を向けてぱらぱらと紙をめくって平らな世界へ逃げ込んでゆく逃げて眠る0 minPlay
October 09, 20172017-10-09 No.2758「伝わる壁」伝わる壁むき出しの部屋の中壁中に枝が張り巡らされて窓や扉も塞いでしまう人の気配も吸い込んでしまう行き場のないものたちが集まって伝わる壁の中に入り込む0 minPlay