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January 30, 20162016-01-30 No.2140「寄りかかり」寄りかかり寄りかかり相手がいないと立っていられない巻き込んでふらふらになって柱の向こうに見え隠れする意外な人がそこに話しかける寄りかかり寄りかかり0 minPlay
January 29, 20162016-01-29 No.2139「上か下か」上か下か二つに道が分かれていて火の粉が降りかかる中決めなければならない眩し過ぎて目を合わせられない影になってよくわからない上か下か上か下か楕円の月の輪に向かって降らないことを祈り続ける0 minPlay
January 28, 20162016-01-28 No.2138「跡のない」跡のないかつてあった場所にその跡のない違っていないようでまるで違うそれが毎日のように繰り返され記憶の混沌とないがしろになって急な訪問者にも気がつかなくなる跡のない跡のない跡のない当たり前がそうではなくなって跡のない続きを探す0 minPlay
January 27, 20162016-01-27 No.2137「地面の布」地面の布冷たくなって動かない冬空の下で白と黒に分けられてどちらかを選ぼうとするうちにやがて片方だけが見えなくなった地面の布を確かめようと残り少ない光を束ねて大切に温めてみる地面の布冷たくなって動かない地面の布0 minPlay
January 26, 20162016-01-26 No.2136「例外の穴」例外の穴がいつの間にか広がって這い上がることが難しくなる同じ間違いを起こさないように距離を保って慎重に振る舞う例外の穴を塞ごうとするうちにまた新しい例外が生まれる0 minPlay
January 25, 20162016-01-25 No.2135「色とりどり」色とりどりの花が壁じゅうに咲き誇る気付かれないように閉じたり開いたりしてる驚きの速さで育ってゆく様子を目の当たりにして辛かったことがやさしく思い出される0 minPlay
January 25, 20162016-01-24 No.2134「動けずに見上げる」動けずに見上げる少しずつ変わってゆく様子を動けずに見上げるそれが余計に動けなくする内側に残された力を集めて縛り付けるものを振り払おうとする動けずに見上げる0 minPlay
January 23, 20162016-01-23 No.2133「あたまのうえ」あたまのうえに何かが浮かんでいていつもその扱いに手間取っているあたまのうえで飛び交う入り乱れる行きたい場所へ辿り着けない派手に色付いていたり外れかかっていたりするあたまのうえのおかしな具合に0 minPlay
January 22, 20162016-01-22 No.2132「帰りの寄り道」帰りの寄り道真っ直ぐに帰ることの憚れそれも嘘だろうと言われ言われなき壁に寄りかかり得るものを得過ぎたあとで回らない舌に操られた寄り道からようやく軌道修正その間のことは封じ込めてしまう帰りの寄り道0 minPlay
January 21, 20162016-01-21 No.2131「急に浮かばない」急に浮かばないすれ違いのあとの予期せぬ遭遇急に浮かばない慌てて引き出しを開けて何も見つからず惰性で並べて取り繕う急には浮かばない肝心なことがあとから重なるように見つかって急に浮かばない0 minPlay