Sign up to save your podcastsEmail addressPasswordRegisterOrContinue with GoogleAlready have an account? Log in here.
January 10, 20162016-01-10 No.2120「戻ってくる日」戻ってくる日になってもまるで現れる様子のない待ちくだびれ何度も繰り返し確認するまだ冷めやらぬ感情を引きずって戻ってくる日を過ごすいつまでも現れる様子のないそれでも待ち続け待ち続け待ち続ける戻ってくる0 minPlay
January 10, 20162016-01-09 No.2119「君がいない」君がいないこの街は変わり出す同じ景色がまるで違って見える君がいないこの街から離れる思い残すことなく消え始める何もない誰もいないところへ何でもなく迷いもなく逃げてゆく0 minPlay
January 08, 20162016-01-08 No.2118「余計な信号」余計な信号唐突に目の前に突き出される光る左腕が話しかけてくる暗闇で人と見間違える避けて通りたい場所に何度も導かれてしまう余計な信号時計が無くなっていて急ぐべきなのかゆっくりで良いのかまるで見当もつかない懐かしい名前を見つけて少しの間寄り道する0 minPlay
January 07, 20162016-01-07 No.2117「回り道」回り道をしながら少しずつ近づいて途切れがちな流れを見失ったりせずに壁の向こうで隠れているところまでどうにかして辿りつこうとする音にならない言葉の形を何とかして読み取ろうとした時すべて壊れてしまいそうになって慌てて最初からやり直し回り道回り道0 minPlay
January 06, 20162016-01-06 No.2116「机の上」机の上で飛び交う思いつくままの断片やがて小さな雨雲が現れるとほったらかしで隠れてしまう根付いた木々はずぶ濡れになって机の上をひたすら耕し続ける芽が出で育ち始めるまでそこから離れない0 minPlay
January 05, 20162016-01-05 No.2115「見違えのない」見違えのない見違えることのない期待外れに終わるいつも気を改めて忘れた振りをする良いこととそうでないことの違いが少しずつ混ざり合って骨組みは弱まる見違えのない見違えることのない0 minPlay
January 04, 20162016-01-04 No.2114「その目処の立つ」その目処の立つようやくその目処の立つ長い暗闇に光の差す代わりに台無しにしたものの上に成り立っている荒らげることもなく仕方ないことと割り切ってできないことが増えてゆく戻らない時間の過ぎてゆく忘れ去られ置いて行かれるその目処の立つ0 minPlay
January 03, 20162016-01-03 No.2113「緑の記録」緑の記録乗り込むための手順が途中からずれてしまってここではやり直しは効かず残り時間の限られる駈け上がった先の角で奇怪な機械の有り無しを聴く最期の僅かな時間の隙間に緑の記録を再び肝心なことが足りない0 minPlay
January 02, 20162016-01-02 No.2112「駄目な車」駄目な車左側に気を取られてしまって十分な距離を保てずに内側に巻き込もうとする駄目な車注意のまるで感じられない回転を緩めたりせずに気付くことなく寄せてくるその予言はきっと当たるだろうその予言は外れたりしない駄目な車0 minPlay
January 01, 20162016-01-01 No.2111「少しずつ増える」少しずつ増える恐れていた事が手に負えなくなって捉われ動けなくなってしまう少しずつ増えるわからない事が大きくなって見えない流れに飲み込まれる少しずつ増える0 minPlay