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December 21, 20152015-12-21 No.2100「記録の途絶え」記録の途絶え立ち上がる度にいくつもの穴が空いてしまう慌てて塞ごうとしてその合間にまた途絶える失われた時は戻らず記録の途絶え立ち上がる度に0 minPlay
December 20, 20152015-12-20 No.2099「それを断つ」それを断つ断つことができないうちに背負いこむ背中の重みによって動きが鈍くなるそれを断つべく最期のひとつに手を伸ばす断とうとしたはずが呑み込まれ流される蓄積され取り除くことのできない厄介な荷物を増やさないために0 minPlay
December 19, 20152015-12-19 No.2098「背中を押されるように」背中を押されるように階段を昇る後ろには誰もいないのに背中を押されたままどこまでも階段を昇り続けるやがて一番高い扉が見えてくる観念したかのように短く息を吸って冷たい風が入り込んでくる背中を押されるように0 minPlay
December 18, 20152015-12-18 No.2097「足りない彼方」足りない彼方をゆく期待もなく煽られることもなく粛々と欲もなく真っ当なまま足りない彼方をゆく居る時間が足りないと調子が崩れてしまって気にする場所の少し違う後ろに何が控えていたとしてもこれまでと違う何かが足りない0 minPlay
December 17, 20152015-12-17 No.2096「高層階を照らす」高層階を照らす揺れ動く光何もない空の暗闇からさほど離れてはいない地に足がつかない様子で浮かんだままで照らし続ける窓をすり抜け入り込んでくるやがて部屋の灯りを奪い取ってありとあらゆる灯りを奪い取って絵に描いたような朝が来るまで0 minPlay
December 16, 20152015-12-16 No.2095「潜るところ」潜るところで見つかってしまう突然強い光を当てられて周りの様子はまるで分からない知らない国の言葉が飛び交ってすっかり不安に包まれるいくつもの腕が伸びてきて引き離されそうになる0 minPlay
December 15, 20152015-12-15 No.2094「聞けない名前」聞けない名前或る日突然現れて一瞬でさらってゆく家に帰っても何ひとつ手につかずまた同じ時間に同じ場所へ不思議な光をいくつも見たまがらない心と聞けない名前0 minPlay
December 14, 20152015-12-14 No.2093「何もしない日」何もしない日低い雲に覆われた部屋の中で寝たふりを続けていると気付かずに入ってくる少しどきどきしながら通り過ぎるのを待っていると静かに扉が閉じられて何もしない日が終わる0 minPlay
December 13, 20152015-12-13 No.2092「帰る方角の違う」帰る方角の違うそれでもついて行こうとする正しい道を示されるそれが間違いないと分かっていてもついて行きたくて仕方ないそれが叶わないと知らされるともうどうしようもなくなってまた抑えられなくなる帰る方角の違う0 minPlay