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December 01, 20152015-12-01 No.2080「半分屋根」半分屋根に覆われて空が切り取られる必要なものはいつでも足りない状態になる降りそうで降らない雨近くて遠い道の途中帰るべき場所の遠ざかる半分屋根を探している0 minPlay
November 30, 20152015-11-30 No.2079「背中の音」背中の音が聴こえなくなると迷いもなく進められるまた次の時間が近づいて何もない空白を積み上げる忘れた頃に意外なところで背中の音が再び聴こえてくる0 minPlay
November 29, 20152015-11-29 No.2078「抽出」抽出するために流し込む一杯に詰まったところから水のこぼれ落ちる自ら望まない記憶の抽出それぞれが勝手に喋り始める無理矢理自分で納得しようとして見なかったことにして再び抽出するために流し込む0 minPlay
November 28, 20152015-11-28 No.2077「はがれの重なり」はがれの重なり一番大きいものと長いものが同じ日にはがれてしまうしばらく前が見えなくなってあえてそのままにしておく再び這い上がれるための十分な余白が生まれるまで落ちるままに落ちてゆく望むままに望んで落ちるはがれの重なり0 minPlay
November 27, 20152015-11-27 No.2076「流れの反対」流れの反対をゆく進みづらいのは最初だけで自然に様々な歩き方を身につける苦もなく自由に流れの反対で過ごす突然周りが気になってしまって久々に顔を上げてみるといつの間にか知らないうちに流れはすっかり変わってしまっていてすべての説得力が失われるあらゆる説得力が失われる流れの反対0 minPlay
November 26, 20152015-11-26 No.2075「見えない怯え」見えない怯え知らされた断片に怯えその先の知ることのできない慌ててしてきた事を振り返り無理やり自分に言い聞かせる同じような話とか知り得る宛に闇雲に当たってわずかでも怯えの紛らわせるように見えない怯え見えない怯え0 minPlay
November 25, 20152015-11-25 No.2074「意外な結果」意外な結果に後先を辿る先に立たない後悔を嘆く流れを変えてしまった後ろの途中で出来るはずのことが相変わらずその日に限って全て裏目に出てしまう忘れかけていたことが意外な結果に小さな足音が少し乱れる0 minPlay
November 24, 20152015-11-24 No.2073「縦の信号」縦の信号どこまでも曇り空枯れた並木と灰色の壁やがて雨の落ちてくる冷たい冬の顔を出す静かな朝の務めの後で突然の便りの届く急に温度が下がって縦の信号どこまでも曇り空0 minPlay
November 23, 20152015-11-23 No.2072「南の青い山」南の青い山の向こうに芝生に囲まれた泉があってどこからともなく集まってくる入れ替わりで見張りを続けられ冬空の太陽滲んで遠くなる0 minPlay
November 22, 20152015-11-22 No.2071「食の溺れ」食の溺れ重なった波に揉まれ膨らんでしまった様子を見下ろして着たり脱いだり繰り返しながら始まる前に夜が明けるつながった指で摘み上げられた油まみれの残骸0 minPlay