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November 21, 20152015-11-21 No.2070「合わせて生きる」合わせて生きる見えないように注意しながら壁の向こうに隠しているよく分からないうちから行ったり来たりを繰り返す折れ合って曲がりあって少しずつ低くしていって合わせて生きる0 minPlay
November 20, 20152015-11-20 No.2069「かかとの飾り」かかとの飾り過剰な光を解き放つ大げさで人騒がせな様子にいつの間にか引き込まれてその奥が気になって仕方なくなる黒く切り取られた境界線に無理矢理重なり合おうとするかかとの飾り0 minPlay
November 19, 20152015-11-19 No.2068「ここだけ破線」ここだけ破線関わる人と自分とをつなぐいくつもの線があって小さな信号が行き来している心を奪われた後一番賑やかだったはずの線がなぜか途切れていることに気づく不思議な懐かしさを感じながら少しずつそれを辿ってみると後ろ姿しか見えなくなっていてどうしても顔が分からないここだけ破線0 minPlay
November 18, 20152015-11-18 No.2067「空席の前に立つ」空席の前に立つ両手を隠したまま髪に隠れ表情の見えない誰もいないはずなのに相手がそこに座っているかの如く上から見下ろしながら畳み掛けるように話し続けている急に車内の温度が下がった事に気付かず少し離れた位置からその様子を見るべきではないものを見てしまった空席の前に立っている両手を隠したまま0 minPlay
November 17, 20152015-11-17 No.2066「青い塊のゆくえ」青い塊のゆくえあるべき場所から無くなって表も裏も 何処にも見当たらないその足取りを辿って行くと坂の向こうで折り重なった柱の陰に入り込んで見かけた生き物たちに手当たり次第に声をかけるその記憶には何も浮かんでいない重い足取りであるべき場所へ引きずるようにうなだれた後扉の陰に青い塊が現れ0 minPlay
November 16, 20152015-11-16 No.2065「落し物を探す白い服」落し物を探す白い服を見かけた曲がり角の辺り危うくぶつかりそうになって顔を上げ何も言わないうちにまた落し物を探し始めた気掛かりなままそこを離れ夕暮れの道を進んで行くと落し物を探す白い服を見かけた0 minPlay
November 15, 20152015-11-15 No.2064「曲がるべき道」曲がるべき道を間違えていろんなことが狂い始めるその原因を探してみても歯車は空回りするだけ遅れてきた階段に寄りかかって不安げに頃合いを量るそこには何も用意されていない曲がるべき道を間違えて0 minPlay
November 14, 20152015-11-14 No.2063「背中の感じ」背中の感じ背中どうしの見えない会話時折頬を濡らす雫に心を奪われまた辻褄の合わない行動に出てしまうどうしても嫌な事との折り合いを付けようと背中の感じ無理をして出かけて行ってしまう間違って捉えてしまったなれの果て0 minPlay
November 13, 20152015-11-13 No.2062「一点を見つめたまま」一点を見つめたまま少しも動こうとしないあの手この手を使ってみて変化の起きないことが分かるととなりで目に余る振る舞いの後扉が閉まる直前に手を引いて飛び出したその様子に呆気にとられている間にも一点を見つめたまま少しも動こうとしない声を振り絞って耳元で叫んでみても一点を見つめたまま少しも動こうとしない肩に手をかけて軽く揺すぶってみると動くはずのない明らかな理由が分かった0 minPlay
November 12, 20152015-11-12 No.2061「壁の窪み」壁の窪みが気になって仕方ない様子意味のない言葉を何度も繰り返しその後のことについて尋ねてみると飛び出したほうが悪いという興奮した人達が扉をこじ開けようと凄まじい音を立てながら上下左右にその様子に重ね合わせてみると壁の窪みが気になって仕方ない0 minPlay