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November 11, 20152015-11-11 No.2060「捨てられ方」捨てられ方が間違っていて立て直せないままでいるずぶ濡れになって雨宿り陽が昇るのを待っていると入れ替わり立ち代りになって恵みの種が投げ入れられるそれを吟味しながら振り分けて正しい言葉にたどり着くまで0 minPlay
November 10, 20152015-11-10 No.2059「逃げ出す前」逃げ出す前に本当のことを告げる手遅れで取り返しのつかなくてもそうなる前に出来ることなどなく言い訳を頑丈に積み上げてゆく逃げ出す前に本当のことを告げる噛み合わない内に気付けない結果に誰も何にもやろうとはしない後先なく放り出してしまう逃げ出す前0 minPlay
November 09, 20152015-11-09 No.2058「行かないはずのない」行かないはずのない約束の流れに乗らずに黙ったまま誰も動き出そうとはしない短くなった夜の残りは挟み込まれ動けなくなる変わったのかと問いただされるその答えが浮かばないその答えが浮かばない行かないはずのない0 minPlay
November 08, 20152015-11-08 No.2057「希望の歌」希望の歌が重なり合って濁った水を押し流してゆくその様子を傍目に見ながら居場所が見つけられずにいる希望の歌希望の歌が示した場所へ終わることのない流れが続くその様子を傍目に見ながら次の希望が造られている希望の歌0 minPlay
November 07, 20152015-11-07 No.2056「再び現れる」再び現れるその症状に飲み込まれてしまって幾度となく同じ動作を繰り返しやらされる居て欲しい時にいつもいない余計な時にだけ現れる隠された意味など何処にもないそのままでそこにある0 minPlay
November 06, 20152015-11-06 No.2055「なくなっていなくなる」なくなっていなくなるみつからないついていくことが厳しいまま同じような状態がまた増えるやめるかわりに得られる約束ごとがむなしく青空に浮かんでしまってやりかけの残骸が追いかけてくるなくなっていなくなるみつからない0 minPlay
November 05, 20152015-11-05 No.2054「無駄な日の終え方」無駄な日の終え方やめられない症状が延々続く何ひとつ進んでいない自覚していても自分で止められない助けが必要な時居て欲しい人はそこにいない赤い服を着て柱の下で黒い後ろ姿を見送る無駄な日の終え方0 minPlay
November 04, 20152015-11-04 No.2053「店の前階段の上から」店の前階段の上から突然声をかけられそれを同時に見上げる二人不思議そうに曖昧な笑顔になってどうにか思い出そうとしている上滑り噛み合わない話の途中で店の前階段の上からその姿が見えなくなった呼ぼうにも名前は分からなかった0 minPlay
November 03, 20152015-11-03 No.2052「いるはずの人のいない」いるはずの人のいない呼んでも返事のないいつもとはまるで違う少し緊張した様子で黙々と口に運ぶ真夜中に急に目を覚まして呼んでも返事のないいるはずの人のいない0 minPlay
November 02, 20152015-11-02 No.2051「車輪にゆられ」車輪にゆられ暗い道をゆく疲れ切っていても下向くことなく車輪にゆられ終着地点へ扉が開かれる冷たい風が頬に当たる塞ぎ込んでいたりいがみ合ったりしても悪いやつはいない0 minPlay