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October 22, 20152015-10-22 No.2040「休みの理由」休みの理由巻き込まれないように気をつけてきたものがほんの些細な事で台無しになる言われないように言わせずに取り繕いながら追われる通れないはずの坂道を下って予想しない場所に降り立つ休みの理由普段は閉ざされている扉が開いていると特別な理由があるように感じられ放っておいても明日になると目を覚まして一人で勝手に起きてくるいつも肝心な事が足りていない0 minPlay
October 21, 20152015-10-21 No.2039「取りに戻る」取りに戻ると跡形も無くなっていて居たはずの人影もすっかり消えていた不意に背中から数字で呼びかけられる状況が飲み込めないまま愛想笑いを返している朝露の残る地面の上寂しそうに見放された見覚えのある影0 minPlay
October 20, 20152015-10-20 No.2038「寒さの抵抗」寒さの抵抗骨組みを軋ませながら上気して足の着かない様子でまっすぐ進むために落ち着かせる路面が濡れていたことに気付かず何の準備もしてこなかった道の真ん中で向かい合って碌でもないことを企んでいる知らないふりで通り過ぎる寒さの抵抗0 minPlay
October 19, 20152015-10-19 No.2037「崩れる箱」崩れる箱無造作に運び出され積み上げられたいびつな形でその陰に隠れて数字を転がして拾い上げる浮かび上がった数だけ崩れる箱を積み上げる崩れる箱0 minPlay
October 18, 20152015-10-18 No.2036「まわる自分」まわる自分がまとわりつく動かない壁に追いやられるそれがみっともないことに気付くまわる自分が揺らめいて次が来るのを待ち侘びているどうしようもない普段の続きは断ち切れそうもなく頭の中でぐるぐる回る0 minPlay
October 17, 20152015-10-17 No.2035「なくなっていた」なくなっていたわずかな痕跡を辿ってようやく探し出したでもそれも思っていたものとは少し違っていて違和感は消えず気付かれないうちにどこか削り取られてしまって今頃になって降る雨の量をどうにか知ろうとするうちになくなっていた0 minPlay
October 16, 20152015-10-16 No.2034「頭に触れる」頭に触れる触れるなというまるで噛み合っていない様子がそこら中で繰り広げられ目が合うとややこしくなる片方だけ鮮やかな表情の上に急に冷たい雨の降るそんな予報はどこにもない少しは目が覚めたようになってきまり悪そうに汚い手を退けようとした0 minPlay
October 15, 20152015-10-15 No.2033「天井の隙間」天井の隙間に注意と警告があって肝心の部分がよく読めない荷物を背負った人形が足元に現れあれこれ思索を巡らせているどうしても気になってしまって天井の隙間に手を伸ばす不用意に躊躇もなくようやく汚れを取り払って注意と警告が浮かびあがる0 minPlay
October 14, 20152015-10-14 No.2032「黒い入口に入る勇気のない」黒い入口に入る勇気のない吸い込まれてしまうと出られそうにない急に黙り込んで慌てて前言撤回黒い入口に入る勇気のない身体の制御が効かずひとりでに動き出す甘い匂いが立ち込める奥深く鮮やかに紅い0 minPlay
October 13, 20152015-10-13 No.2031「夜の歩き」夜の歩き坂を下って川を超えるとふさわしい夜の始まり黄色い灯りの部屋の辺り所々に宝石が見つかって夜の歩きを勢い付ける替りを得ようとして慣れない行動に出た事が続く後ろのきっかけとなり寡黙な扉が開き続ける0 minPlay