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September 22, 20152015-09-22 No.2010「防波堤」防波堤の上に座って切り立った下を覗きこむといまにも吸い込まれそうになって突然上と下とが入れ替わって波の重なりに包まれてゆく0 minPlay
September 21, 20152015-09-21 No.2009「水滴の流れ」水滴の流れ白い空洞のあちこちから微かに水が湧き出てきて空に向かって大きく開いた穴のある中心へと向かってゆく水滴の流れ包み込んでまあるくなってやがて動き出してぶつかるとひとつにつながって大きくなってやがて再び動き出す水滴の流れ0 minPlay
September 20, 20152015-09-20 No.2008「椅子の揺らぎ」椅子の揺らぎ近づくにつれ背中の騒ぎが大きくなって椅子の揺らぎ無視できなくなる向き合う必要が出てくる0 minPlay
September 19, 20152015-09-19 No.2007「片付けの後」片付けの後終わりそうにないことがようやく片付いて身にならないことを振り返り短い間流れに任せている片付けの後あちこちから鈴の音が聴こえてくるその理由を考え始めるといつものようにまた急に不安になる片付けの後0 minPlay
September 18, 20152015-09-18 No.2006「抑えの糸」抑えの糸が突然切れてしまう望まれない時に宙を舞うそのつもりのない煽りを受けて抑えの糸が無意識のうち反応してしまうなんだかわからないうちに中へ入り込んでいってしまう切れた糸は再びつながることはなく0 minPlay
September 17, 20152015-09-17 No.2005「踏まない足」踏まない足都合良くすり抜ける余計な影は引き連れずに着々と準備を積み重ねる踏まない足がもつれてしまって危うく転びそうになるそれでも踏んでしまうことはない雨があがるのを待ち望んでいる踏まない足都合良くすり抜ける余計な影は引き連れずに着々と準備を積み重ねる踏まない足0 minPlay
September 16, 20152015-09-16 No.2004「うかがう顔」うかがう顔覗き込むようにしていてもうかがう顔中身はまるで見えていない色だけにしか興味のないそれがうかがう顔の鏡に写る0 minPlay
September 15, 20152015-09-15 No.2003「気になる人」気になる人が気になる人二階の窓から身を乗り出して続きを聞き取ろうとするあいまいな回転式の入り口に足止めされ叶わず次の相手を探しに出かけてゆく気になる人は無くならない0 minPlay
September 14, 20152015-09-14 No.2002「寝ているはず」寝ているはずの怪物が目を覚ますありえないことが少しずつ起こるいつまでもどうしても動かなかったはずのことが目の前で変わり始めるほんの僅かな違うことだけを探してそれを繋げていって寝ているはず0 minPlay
September 13, 20152015-09-13 No.2001「とてつもなくでかい」とてつもなくでかい見上げてもよく分からない誰もいない朝の空に悠然と浮かんでいる様々に形を変えながら少しずつ加速する見えなくなってしまうまであとわずかのうちに頭を飛び越えようとするとてつもなくでかい0 minPlay