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March 27, 20152015-03-27 No.1831「いらない」いらない籠の中に忘れたいらないいらない余計なものばかりが映されるいらないいらない遠ざかる声が名残惜しそうに他に考えるべきことがあるいらないいらないいらない籠の中に忘れた0 minPlay
March 26, 20152015-03-26 No.1830「見えない不安」見えない不安が押し寄せるそれをどうすることも出来ずに見えない不安に溺れてしまう明後日訪れる人の前で裸同然に晒される曝け出される離れようとはしない離れようとはしない見えない不安0 minPlay
March 25, 20152015-03-25 No.1829「黒い板」黒い板灯りを落とした黒い板が何枚も折り重なるように互い違いの奥行きで屋根から落ちる鳥の翼が黒い板に白く浮かび上がってそれが美しく思えてしまう不謹慎な黒い板0 minPlay
March 24, 20152015-03-24 No.1828「蜂の刺す」蜂の刺す弱り切ったところに蜂の刺す止めて欲しい時になんでも見通せる目で寄ってたかって立ち上がれないようにするはっきりと色の別れた0 minPlay
March 23, 20152015-03-23 No.1827「開放日」開放日半年振りの開放日動きの悪い体を引き摺って何処へ向かうわけでもなくふらふらと歩き始めた先の見えない角を曲がる度に会えないはずの人が現れる入れ替わり立ち替わり懐かしさがこみ上げてくる開放日0 minPlay
March 22, 20152015-03-22 No.1826「待たせ屋」待たせ屋が再び現れた隣を意識して常識のない引っ張り具合何も言わずに立ったまま指だけを動かして顔色を伺いながら待たせ屋がまた現れた何処かに帰る途中で次の機会を見つける二千八十を三度繰り返す待たせ屋が再び現れた0 minPlay
March 21, 20152015-03-21 No.1825「次の春」次の春を待っている来るかどうか分からない壊れた腕を庇いながらいてもいなくてもそれほど違いはない次の春を待っている来るかどうか分からない季節の変わり目を歩くいてもいなくてもそれほど違いはない次の春を待っている0 minPlay
March 20, 20152015-03-20 No.1824「見知らぬ駅」見知らぬ駅に辿り着くいつもの線路が枝分かれして照明が落ちて色が分からなくなる不安になってもどうしようもなく隣もすっかり別人になっていたやがて速度を増して唸りを上げて地上へと飛び出した見たことのない知る人のいない見知らぬ駅に辿り着く0 minPlay
March 19, 20152015-03-19 No.1823「目の開かない」目の開かない揺らすだけ揺らして目の開かない待てるだけ待ってどこかで間違ってしまって内側から閉ざしてしまった目の開かない問題がないように見えて目の開かない取り返しのつかない0 minPlay
March 18, 20152015-03-18 No.1822「倒れたい」倒れたい脈絡なく前触れもなく倒れたい倒れたままで動かなくなって誰かがなんとかしてくれるのを治りかけで少し上がった危うい時期忘れた頃に手紙が届く0 minPlay