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November 17, 20132013-11-17 No.1336「天井に空いた九つの穴」天井に空いた九つの穴屋根に向かって奥深くくぼみの中はよく見えないふるいにかけられた残りが集まって不平不満を放ち始めると九つの穴が動きだして天井の中心に向かってひとつの大きな穴になった0 minPlay
November 16, 20132013-11-16 No.1335「ぶっとおし」ぶっとおしぶっとおしどうでもいい意味の背景何も見えないのに前に進んでゆく大きな塊を担いだままで気にせず進む低い目線に気を取られて足元がふらついてしまってどうしても理由が思い出せないそれでも進む0 minPlay
November 15, 20132013-11-15 No.1334「合流地点」合流地点に現れない自力で辿り着けないはずで後ろ姿を見かけたあと記憶が止まっている見えない合流地点もう会えない不安の影を打ち消そうとして辿り着けない合流地点がどこか分からない0 minPlay
November 14, 20132013-11-14 No.1333「沈む円筒」沈む円筒空を二つに分ける錆び付いた表面がゆっくり回転しながら少しずつ下がってゆく真夜中になっても止まることはなく沈む円筒どこまでも深く0 minPlay
November 13, 20132013-11-13 No.1332「余計ひどい」余計ひどい余計ひどい余計に噛み合わなくなって何のためなのか分からなくなる余程のことばかり続くと何も感じられなくなるその原因は身近にあって気付かないようにしている汚れのない真っ白に澄み切った余計ひどい0 minPlay
November 12, 20132013-11-12 No.1331「感情の浅い底」感情の浅い底に向こう側が透けてしまう道端に捨てられたかごの鳥こんなふうに入り口が塞がれると無理やりこじ開ける都合のいい理由になる0 minPlay
November 11, 20132013-11-11 No.1330「路面の反射」路面の反射を見ているとそこにないものばかり気になって意図しない寄り道に入りゆく美しい影がぼんやり浮かぶ光のない路面の反射0 minPlay
November 10, 20132013-11-10 No.1329「あやまり」あやまりの足りない様子に言葉をなくし黙り込んだ宙に浮かんだ夜の太陽が風に煽られとても弱々しく感じられる通り雨が降ってすぐに止んでうつろな月のあいまいな輪郭になるあやまりの足りない様子に言葉をなくし黙り込んだ0 minPlay
November 09, 20132013-11-09 No.1328「夜の佇み」夜の佇みはもうしないと決めたはずのその日のうちに誰か区別もつかなくなって一人ひとつずつ失う夜の佇み通い合ってすれ違う何もない手のひらをすり抜けるいなくなる0 minPlay
November 08, 20132013-11-08 No.1327「朝のない日」朝のない日の続き嘘に追いかけられるいつまでも終わりそうもない朝は来ない夜の真っ只中に水しぶきを浴びて流れる先をどこまでも追いかけてゆく言い訳ばかり上手くなって朝のない日は続く言い訳ばかり上手くなって0 minPlay