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November 27, 20132013-11-27 No.1346「残像」残像が消えずに刻まれる奥深く痕が消えないくらい透明な視界が得られることはもはやあり得ない絵空事開いたはずの入り口がゆっくり静かに閉じてゆく0 minPlay
November 26, 20132013-11-26 No.1345「沈黙の口」沈黙の口重さに耐えきれずに少しずつ開いてしまう余計に荷物を背追い込んで空回りする沈黙の口雨に洗われたのは自分のほうで最後の一枚も残っていなかった0 minPlay
November 25, 20132013-11-25 No.1344「待っても来ない」待っても来ないのは何か理由があるのだろう約束は尊くて破られることはないだろうできないものに できないことを求めて待っても来ない待っても来ないのにやめようとはしないやけを起こしたり乱れることは決してなくできないものに できないことを求めて待っても来ない0 minPlay
November 24, 20132013-11-24 No.1343「前と後」前と後をとられてしまって 身動きのとれない様子でかけあうも冷たくあしらわれ余計に間が詰まってしまう嫌がっていたはずの表情が時おり反対の意味を持ち始めるとさらに詰まった前と後に自ら進んで近づいてゆく0 minPlay
November 23, 20132013-11-23 No.1342「空になにもない」空になにもないすぐそこに届きそうに見えても触れることができないどこまでも雲一つない風が止まって時間も黙り込む空になにもないすぐそこに届きそうに見えても触れることができない0 minPlay
November 23, 20132013-11-22 No.1341「乗らない選択」乗らない選択をした人が足元のおぼつかないまま倒れこんだ長椅子にもたれてぎゅうぎゅう詰めのこちらを見ているうっすら笑みを浮かべてせいせいしたような様子で自分が間違っていないことを証明しようとしている0 minPlay
November 21, 20132013-11-21 No.1340「黒い人影」黒い人影が目の前を通り過ぎる上下左右に揺れながら暗がりの中で表情を読み取ろうとして不用意に近づき過ぎた黒い人影はどこかで見たことがあった歩くよりも速い速度で暗がりの中で表情を読み取ろうとして不用意に近づき過ぎた0 minPlay
November 20, 20132013-11-20 No.1339「昼か夜か」昼か夜かまだ区別のつかない間に慌てて記憶を辿ってゆくと余計なことまで思い出してしまって昼か夜か そんなことはどうでもよくなって0 minPlay
November 19, 20132013-11-19 No.1338「読み違い」読み違い違う読みの違い良い顔は悪い顔でもあってあちらこちらが立たないうちに苦し紛れの混ざった表情途中で気付いても遅すぎる再び始めからやり直し読み違い違う読みの違い0 minPlay
November 18, 20132013-11-18 No.1337「あの子の前」あの子の前を通ると胸が高鳴る言いかけて言えずにいると不思議そうに見ていた苦しみの坂を越えると何でもないようなことに思える子供の頃に返るといつも足りない頼れるものがなくてもひとりきりでも苦しみの坂を越えると何でもないようなことに思える0 minPlay