ゆるリワークの辻本智美です。
今日はSNSで、
「リワークに行った方がいいと言われたけど、近くにないんです」
という投稿を見かけたので、勝手にアンサーしてみます。
リワークを勧められたけど、
近くにない。
通うのが大変そう。
予約待ちでなかなか利用できない。
そんな悩みを抱えている方は、実は少なくありません。
特に地方に住んでいると、リワークって本当に遠いんですよね。
障害者職業センターのリワークは、都道府県に1か所しかないことが多いので、
県の端に住んでいる方だと、片道1時間以上かかることも珍しくありません。
しかも地域によっては待機期間があって、
「やっと利用できると思ったら3か月待ちだった」
という話もあります。
医療機関のリワークもありますが、通院先の病院に併設されていないと利用しにくいことが多いですし、
場合によっては通院先を変更しなければならないこともあります。
また、就労移行支援事業所が休職中の方を受け入れている場合もあります。
都市部にはリワーク専門の事業所もありますが、地方では障害のある方の職業訓練の場に休職中の方も一緒に通う形が多い印象です。
そのため、
「なんとなく自分には合わない気がする」
と感じる方もいらっしゃいます。
だから、
物理的に通えるリワークが近くにない、
というのは、決してあなたの怠慢ではありません。
リワークの社会資源そのものが、まだ十分に整っているとは言えないんですよね。
そこで今日お伝えしたいのは、
「どのリワークが自分に向いているか」
という視点です。
実は、リワークには大きく分けて2つのタイプの方がいると思っています。
ひとつは、
休職前に業務でうまくいかないことが多かった方です。
ミスが多かった。
仕事のスピードが周囲より遅かった。
指示を理解するのに時間がかかった。
段取りを組むのが苦手だった。
こういった方には、職業訓練の要素も含まれている通所型のリワークが向いていると思います。
実際の職場を想定した訓練を受けたり、生活リズムを整えながら通所する経験そのものが復職準備になります。
もうひとつは、
業務そのものには大きな問題はなかったけれど、
自分を責めすぎてしまう。
人の評価を気にしすぎてしまう。
物事を悪い方向に考えてしまう。
完璧にやらないと気が済まない。
頼ることが苦手。
そんな考え方のクセやストレスへの対処の仕方が積み重なって、しんどくなってしまった方です。
この場合は、認知行動療法のようなストレスケアを学ぶことが回復の中心になることがあります。
ですので、必ずしも毎日どこかへ通う必要はありません。
オンラインでも十分に取り組めることがあります。
なので、
「オンラインで本当に回復できるのでしょうか」
という問いへの答えは、
あなたがどちらのタイプかによる、
ということになります。
もし、
「仕事はできていたけれど、自分を追い込みすぎていたかもしれない」
「考え方のクセで苦しくなっていたかもしれない」
と思い当たるなら、
オンラインでストレスケアを学ぶことは、むしろ合っているかもしれません。
自分のペースで取り組める。
移動の負担がない。
しんどい日は少し休みながら進められる。
自宅という安心できる環境で学べる。
これは休職中の心と体にとって、やさしい選択でもあるんですよね。
今日お伝えしたかったのは、
リワークに通えない=回復できない
ではないということです。
まずは、
自分に必要なのが職業訓練なのか、
それともストレスケアなのか、
そこを整理してみてください。
全部を一気に解決しようとしなくて大丈夫です。
今の自分に必要なものを、一つずつ見つけていけばいいんですよね。
このアカウントでは、
SNSで見かけた適応障害やうつ病で休職中の方の悩みに、
復職支援の専門家として勝手にアンサーしています。
平日夜9時半ごろ配信していますので、
また聞きに来てくださいね。
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