ゆるリワークのつじもとともみです。
休職は、「早く元気にならないと」「迷惑をかけているから早く戻らないと」そんな焦りを感じる方は少なくありません。
でも、その焦りから無意識にしてしまう行動が、かえって回復を遅らせてしまうことがあります。
今日は、休職中に気をつけたい5つのことをお話しします。
まず結論です。
1つ目、体調が良い日にまとめて動いてしまうこと。2つ目、SNSで職場や同僚の様子を確認してしまうこと。3つ目、復職の期限を自分で決めてしまうこと。4つ目、誰にも相談せず一人で抱え込んでしまうこと。5つ目、休めている自分を責めてしまうこと。
どれか一つでも心当たりがあれば、ぜひ最後まで聞いてください。
まず1つ目です。
体調が良い日に、家事をまとめてしたり、外出の予定を詰め込んだりしていませんか。
休職中は、調子の良い日と悪い日を繰り返しながら少しずつ回復していきます。
良い日に頑張りすぎると、その反動で翌日から数日動けなくなることがあります。
大切なのは、「今日は元気だから100%動く」ではなく、「元気な日ほど7割くらいで終える」ことです。
回復は、頑張ることよりも、安定して過ごせる日を増やしていくことが大切です。
2つ目です。
メールやSNSで職場や同僚の様子を見てしまうことです。
「今どうなっているのだろう」「自分の仕事は誰がやっているのだろう」
気になる気持ちはとても自然です。
ただ、職場の情報を見るたびに頭の中が仕事モードになり、心も体も休まりにくくなります。
誰かが楽しそうに働いている様子を見て落ち込んだり、自分だけ取り残されたような気持ちになったりすることもあります。
休職中は、職場から距離を置くことも回復のための大切な時間です。
3つ目です。
復職の期限を自分で決めてしまうことです。
「3か月休んだから、もう戻らないと」「来月には絶対復職しよう」
このように期間だけで判断すると、体調の変化を無視してしまうことがあります。
復職で一番大切なのは、予定どおり戻ることではなく、無理なく働き続けられる状態になることです。
期限よりも、生活リズムや疲れやすさ、集中力など、今の状態を確認しながら進めていきましょう。
4つ目です。
誰にも相談せず、一人で抱え込んでしまうことです。
これは私自身、多くの支援の中で何度も見てきました。
産業医や人事担当者の方と話していても、
「本人がもっと早く相談してくれていたら、違う対応ができたかもしれない」
そんな話を聞くことがあります。
ある方は、体調が悪くなってきていることを感じながらも、
「まだ大丈夫」「迷惑をかけたくない」
そう思って誰にも話さず過ごしていました。
結果として状態が悪化し、復職の準備を最初からやり直すことになってしまいました。
一方で、
「最近少し疲れやすくなっています」
そんな一言を早めに伝えられた方は、負担を調整したり、主治医と相談したりして、大きく崩れることなく回復を続けられています。
真面目で責任感の強い人ほど、一人で何とかしようとします。
でも、相談することは弱さではありません。
回復を早めるための、大切なセルフマネジメントです。
最後、5つ目です。
休めている自分を責めてしまうことです。
「みんな働いているのに、自分だけ休んでいる。」「こんな生活をしていていいのだろうか。」
そんな罪悪感を感じる方は本当に多くいます。
でも、休職はサボっている時間ではありません。
心と体を回復させ、もう一度働き続けるための治療やリハビリの期間です。
実は、罪悪感が出てくるのは、少し気持ちに余裕が出てきた回復期に見られることも少なくありません。
罪悪感を感じる自分を責める必要はありません。
今日お伝えした5つを、もう一度まとめます。
・良い日に動きすぎないこと。・職場の情報から少し距離を置くこと。・期限ではなく、今の自分の状態を大切にすること。・一人で抱え込まず、誰かに相談すること。・休んでいる自分を責めないこと。
焦る気持ちは自然なものです。
でも、焦って前に進もうとするより、一歩ずつ回復を積み重ねるほうが、結果として復職への近道になることが多いです。
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