今日は、適応障害で休職中の方に向けて、「SNSと不安の関係」と「簡単にできる認知行動療法」についてお話しします。
休職していると、人と話す機会が減って、気づいたらSNSばかり見ている、ということが起こりやすいですよね。私も発信している側なので、SNSが悪いとは言いません。
ただ、実際に人と会ったり、外に出たりすると、現実に触れる感覚があって、ふっと我に返ることがあります。一方で、SNSのやりとりだけだったり、家から出ない生活が続くと、自分の考えの中に閉じこもりやすくなります。
そうすると、だんだんネガティブな考えに引っ張られていく。頭の中でぐるぐる考えて、不安がどんどん大きくなっていく状態ですね。
本当は、外に出て一度リセットするのが効果的です。でも、「やってみよう」と思えないから困るんですよね。
できれば誰かと話すのが一番ですが、そういう環境がない方も多いと思います。なので今日は、一人でもできる方法をお伝えします。
認知行動療法のシンプルなやり方です。
例えば、こんな不安があったとします。「外に買い物に出たら、知り合いに会って、ずる休みしていると思われるんじゃないか。だから外に出られない」
このとき、まずやることは一つです。「それが実際に起こる確率は何%か?」と自分に問いかけます。
絶対に起こるのか。何%くらいの可能性なのか。
ここで、例えば「80%くらいある気がする」と思ったとします。
次に、「そう思う根拠」を考えます。例えば、「前に外出したときに知り合いに会ったことがある」など、実際の出来事です。
その次に、「起こらない根拠」を考えます。例えば、「先週外出したけど誰にも会わなかった」とか、「会ったけど軽く会釈しただけだった」などです。
この両方を出した上で、もう一度考えます。「この不安が現実になる確率は何%か?」
そうすると、さっきより下がることが多いです。80%と思っていたものが、40%とか30%くらいになることもあります。
不安が強いときは、頭の中がその考えでいっぱいになって、現実よりも大きく感じてしまっています。だから、こうやって一度立ち止まって、現実ベースで考え直すことが大事です。
できる範囲で外に出るのが良いですが、どうしても外に出られないときは、試してみてくださいね。
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