みなさん、昨年の紅白ってご覧になりました? え、今さら? ですよね。もう2月ですし。正直、出演者を全部覚えている方は少ないかもしれません。でも、話題になっていたのは、ベテランの大御所ミュージシャンの方々でしたよね。あの方々、すごくないですか? 還暦を過ぎても、古希を迎えても、半世紀前のヒット曲を今も堂々と歌い続けている。その姿を見て、「すごいなぁ」と思うと同時に、「これは相当な努力の積み重ねだろうな」とも感じました。もちろん、同じようにできるかといえば、正直、僕らにはなかなか真似できないレベルかもしれません。でも、ひとつ言えるのは、「向上」は難しくても、「維持」は努力で可能かもしれない、ということです。加齢そのものは止められない。でも、衰えのスピードは緩められるかもしれない。それだけでも希望はありますよね。
さて、これまで数回に渡り「ミドルエイジクライシス」について話をしてきましたが、厄介だなと思うのは、無意識のうちに「昔の自分」と比べてしまうことなんですよね。体力は落ちる。記憶力も怪しい。鏡を見て「あれ?」って思う瞬間もある。若い頃と同じパフォーマンスを求め続けるとどうしても苦しくなるわけですが、過去の成功体験?が脳裏に残っているボクたちは、悲しいかな、どうしてもその理想形を追い求めてしまうんですよね…。
ここで大事なのは、「受け入れること」。
加齢は劣化ではなく、変化。若さはスピードや勢いの強みがあるけれど、年齢を重ねることで手に入るものもある。判断力、俯瞰する視点、失敗の経験、そして他者への共感などなど。若さは失われども、成熟は積み上がる。ミドルエイジクライシスは「終わり」ではなく、「役割の再設計」のタイミングなのかもしれません。無理に若作りする必要はないし、若者に対抗しようとしなくてもいい。変化を受け入れながら、自分なりの“今のベスト”を探していく。そうすることで、これまでとは違った世界が拓けていくかもしれません。
ということでパーソナリティの2人の関心が高い「ミドルエイジクライシス」にもう少しお付き合いください。今回は「変化にアジャストする」をテーマに、ゆるーく真面目に雑談します^_^