Candida auris Containment Responses in Health Care Facilities that Provide Hemodialysis Services — New Jersey, North Carolina, South Carolina, and Tennessee, 2020–2023
MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2025;74:415–421. DOI: http://dx.doi.org/10.15585/mmwr.mm7425a1
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/74/wr/mm7425a1.htm
この「週報」は、多剤耐性真菌であるカンジダ・アウリス(C. auris)が血液透析施設でどのように封じ込められたかを詳しく報告しています。特に、2020年から2023年にかけてニュージャージー州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、テネシー州の5つの透析施設で確認された感染例と、それに対する公衆衛生上の対応が調査されました。重要な発見として、これらの施設では患者のC. auris感染状況が知られていなかったにもかかわらず、標準的な透析における感染予防管理(IPC)手順を遵守することで、患者間での菌の伝播が観察されなかったことが挙げられます。これは、既存の厳格なIPC対策がC. aurisの拡散を阻止するのに効果的である可能性を示唆していますが、施設間の患者情報共有の改善が、より迅速で包括的な感染管理の実施には不可欠であると強調されています。