歴史を紐解く!聞き流し偉人伝

歴史を紐解く!聞き流し偉人伝

By ナスとカイHistory
Download on the App Store
  • Favorites

    32

    Followers

  • Typical duration

    10 min

    per episode

Based on Podcast App listening data

歴史を紐解く!聞き流し偉人伝 episodes

  • #647【玄奘】死ぬまで翻訳の筆を止めなかった!75部1335巻を訳し続けた晩年
    本日のテーマ:「死の直前まで続いた19年の翻訳事業!『般若心経』と信念の完結」
    17年の旅を経て長安に凱旋した玄奘は、還俗の誘いを断り、死の直前まで19年間にわたる壮絶な翻訳作業に没頭します。75部1335巻を訳し、『般若心経』を後世に残した彼の生涯と信念の完結に迫ります。

    👇今回の見出し👇
    翻訳の19年間/長安・大慈恩寺/サンスクリットの原典/旧訳と新訳/75部1335巻/月に1冊以上のペース/太宗の狩りの誘いを拒否/『大般若経』600巻/文庫本数百冊分の規模/省略の進言/悪夢と全訳の決意/翻訳終了と体調の悪化/命が尽きる知らせの夢/筆を置く決断/664年2月の入滅/持ち帰るだけでなく使えるものに/翻訳がバラバラ問題の答え/36年越しの問題解決/般若心経/色即是空 空即是色/1400年後の日本への影響/ブレない信念の完結

    👇抑えるべきポイントと歴史の流れ👇
    ①19年に及ぶ壮絶な翻訳作業と新訳の誕生
    帰国した玄奘は長安の大慈恩寺に拠点を構え、自らサンスクリットの原典を読み上げ、弟子が書き取る体制で翻訳を開始しました。訳語の最終決定はすべて彼自身が行い、その圧倒的な正確さと質の高さから、玄奘以前の翻訳を旧訳、以降を新訳と呼ぶほどの歴史的転換点となりました。

    ②皇帝の誘いも断り、全訳を貫いた『大般若経』
    19年間で当時の中国の翻訳仏典の4分の1に相当する75部1335巻を訳した玄奘。太宗からの狩りの誘いすら断って没頭し、晩年に着手した600巻にも及ぶ『大般若経』では、弟子の省略案を「原典の意味が変わる」と退け、一字も省かない全訳を成し遂げました。

    ③玄奘の最期と現代に生き続ける『般若心経』
    『大般若経』の翻訳を終えた直後、命の終わりを悟る夢を見た玄奘はついに筆を置き、664年2月に亡くなります。長安密出国から36年、「正しい仏教を伝える」という彼の信念の結晶は、私たちがよく知る『般若心経』の「色即是空 空即是色」という言葉として、1400年経った今の日本にも生き続けています。

    ■ 関連年表
    645年: 長安の大慈恩寺にて経典の翻訳を開始する
    663年: 晩年の大事業である『大般若経』600巻の全訳を完成させる
    664年: 命の終わりを悟って筆を置き、2月に入滅する

    🙏番組へのご協力のお願い
    少しでも「勉強になった!」「面白い」と思っていただけたら、フォローやレビューをいただけると大変励みになります!

    🗣️聞き流し偉人伝からのお知らせ
    チャンネルの品質アップ及び永続的な運営のため、サポーターを募集しております。3ドル(約450円)からサポートいただけますので、ぜひ応援いただけますと幸いです。

    【サポーター特典】
    ・サポーター限定配信
    ・活動進捗の共有配信
    ・サポーター限定コミュニティーへの招待(予定)

    ▼下記からサポーター登録いただけます!
    https://www.patreon.com/c/ijinden/posts

    ▼聞き流し偉人伝のWebサイトはこちら
    https://kikinagashi-ijinden.web.app/

    更新日時: 月・火・木・金曜日の18時に更新中。
    Hosted by: 安藤 and 那須(https://twitter.com/nasutokai)
    ※内容は諸説あります
    10 min
  • #646【玄奘】死を覚悟で出国した旅!17年後に英雄となった玄奘の帰還
    本日のテーマ:「17年ぶりの凱旋と生涯を懸けた翻訳の旅!信念と結果が作った伝説」
    密出国から17年。大論戦で勝利し大乗天の称号を得た玄奘は、膨大な経典と共に長安へ帰還します。皇帝・太宗との対面、還俗の誘いの拒絶、そして死の直前まで19年間続いた翻訳作業。最後までブレなかった信念の生涯を締めくくります。

    👇今回の見出し👇
    大論戦からの帰国/17年ぶりの長安帰還/経典657部/象と馬の帰路/数十万の市民の歓迎/唐の太宗・李世民/密出国の追及/正直な告白/還俗と補佐の要請/翻訳の使命と拒絶/凱旋の構造/覚悟と結果の絡み合い/諦めなかった旅路/大慈恩寺での翻訳/19年間の徹底作業/75部1335巻/中国翻訳仏典の4分の1/旅に17年、翻訳に19年/正しい仏教を持ち帰る/ブレない信念の完結

    👇抑えるべきポイントと歴史の流れ👇
    ①17年ぶりの長安凱旋と大熱狂
    643年にインドを発った玄奘は、経典657部や仏像などを携え、象や馬を連れた大規模な行列で645年に長安へ帰還しました。密出国をしたかつての犯罪者は、街道に数十万の市民が溢れかえるほどの熱狂的な歓迎を受け、英雄としての凱旋を果たします。

    ②皇帝・太宗との対面と還俗の拒絶
    唐の皇帝・太宗(李世民)に謁見した玄奘は、過去の密出国の理由を「志が強く待てなかった」と正直に告白します。太宗はその熱意と持ち帰った圧倒的な成果を前に罪を問わず、還俗して自らを補佐するよう求めましたが、玄奘は「翻訳の使命がある」としてキッパリと断りました。

    ③覚悟と結果の証明、そして19年の翻訳作業
    玄奘が英雄として迎えられたのは「諦めずに進み続けた覚悟」と「経典や称号という結果」の両方があったからです。帰国後、彼は大慈恩寺に拠点を置き、死の直前までの19年間を翻訳に捧げました。当時の中国仏典の4分の1にあたる75部1335巻を訳し、「正しい仏教を伝える」という初志を生涯貫き通しました。

    ■ 関連年表
    627年: 玄奘、長安を密出国してインドへの旅に出発
    643年: 大論戦で勝利を収めた後、膨大な経典と共にインドを出発
    645年: 17年ぶりに長安に凱旋。太宗に謁見し、大慈恩寺で翻訳を開始
    664年: 帰国から19年後、生涯にわたる翻訳作業の末に没する

    🙏番組へのご協力のお願い
    少しでも「勉強になった!」「面白い」と思っていただけたら、フォローやレビューをいただけると大変励みになります!

    🗣️聞き流し偉人伝からのお知らせ
    チャンネルの品質アップ及び永続的な運営のため、サポーターを募集しております。3ドル(約450円)からサポートいただけますので、ぜひ応援いただけますと幸いです。

    【サポーター特典】
    ・サポーター限定配信
    ・活動進捗の共有配信
    ・サポーター限定コミュニティーへの招待(予定)

    ▼下記からサポーター登録いただけます!
    https://www.patreon.com/c/ijinden/posts

    ▼聞き流し偉人伝のWebサイトはこちら
    https://kikinagashi-ijinden.web.app/

    更新日時: 月・火・木・金曜日の18時に更新中。
    Hosted by: 安藤 and 那須(https://twitter.com/nasutokai)
    ※内容は諸説あります
    9 min
  • #645【玄奘】密出国した僧が頂点へ!インド全土を震わせた公開論戦の結末
    本日のテーマ:「インド最大の仏教論戦へ!命懸けの18日間と「大乗天」の称号」
    ナーランダー寺院での5年間を経て、さらにインド各地を旅する玄奘。小乗仏教の学者との対立をきっかけに、権力者・戒日王の主催で数千人が集う大論戦が開催されます。「負ければ舌を切る」という極限状態の中、玄奘が成し遂げた伝説の18日間に迫ります。

    👇今回の見出し👇
    ナーランダーでの5年間/唯識論とサンスクリット語/インド各地への旅/般若毱多(はんにゃきくた)/破大乗論/大乗仏教への挑発/反論論文・制悪見論/インド最大の権力者・戒日王/都市カナウジでの大論戦/数千人の学者が集結/負けた側は舌を切る/極限の公開討論/認識と唯識の哲学/18日間の沈黙/誰も論破できなかった理由/論の質と政治的計算/戒日王による勝利宣言/最高の称号「大乗天」/帰国の決意/17年間の壮大な旅路

    👇抑えるべきポイントと歴史の流れ👇
    ①小乗仏教からの挑戦状『破大乗論』と玄奘の反論
    インド各地を旅する玄奘は、小乗仏教の学者・般若毱多による大乗仏教を論破する論文『破大乗論』の存在を知ります。これに対し、玄奘はナーランダーで学んだ唯識論の立場から、その誤りを真っ向から論証する『制悪見論』を書き上げました。

    ②命を懸けたカナウジでの大論戦
    当時のインド最大の権力者であった戒日王は、この論争に決着をつけるため、都市カナウジに数千人の学者を集めた大論会を主催します。「負けた側は舌を切る」という残酷かつ真剣なルールの下、玄奘は自らの論文を掲示して挑戦者を待ち受けました。

    ③18日間の沈黙と大乗天の称号
    玄奘の論に対し、18日間誰一人として反論に出る者はいませんでした。圧倒的な論理の質か、あるいは王の権威による政治的空気か。いずれにせよ完全勝利を収めた玄奘は、異国の地で「大乗天(大乗仏教を体現する者)」という最高峰の称号を授かり、17年ぶりに故郷・長安への帰路につきます。

    ■ 関連年表
    627年: 長安を密出国し、天竺(インド)への旅を出発
    630年頃〜: ナーランダー寺院に到着し、5年間にわたり戒賢のもとで唯識論を学ぶ
    642年頃: 戒日王の主催によりカナウジでの大論戦が開催され、「大乗天」の称号を得る
    645年: 17年の歳月を経て、ついに長安へと帰国する

    🙏番組へのご協力のお願い
    少しでも「勉強になった!」「面白い」と思っていただけたら、フォローやレビューをいただけると大変励みになります!

    🗣️聞き流し偉人伝からのお知らせ
    チャンネルの品質アップ及び永続的な運営のため、サポーターを募集しております。3ドル(約450円)からサポートいただけますので、ぜひ応援いただけますと幸いです。

    【サポーター特典】
    ・サポーター限定配信
    ・活動進捗の共有配信
    ・サポーター限定コミュニティーへの招待(予定)

    ▼下記からサポーター登録いただけます!
    https://www.patreon.com/c/ijinden/posts

    ▼聞き流し偉人伝のWebサイトはこちら
    https://kikinagashi-ijinden.web.app/

    更新日時: 月・火・木・金曜日の18時に更新中。
    Hosted by: 安藤 and 那須(https://twitter.com/nasutokai)
    ※内容は諸説あります
    11 min
  • #644【玄奘】命懸けの旅の果てに出会う!玄奘を待ち続けた伝説の師匠・戒賢
    本日のテーマ:「知の最高峰ナーランダー寺院へ!106歳の戒賢との奇跡の出会い」
    2年におよぶ決死の旅を経て、ついに念願のインドへと到達した玄奘。聖地巡礼を果たした彼が向かったのは、当時最大の学問寺院ナーランダーでした。そこで待っていた、106歳の高僧・戒賢との運命的な出会いと、5年間にわたる猛勉強の日々に迫ります。

    👇今回の見出し👇
    インド到達/聖地巡礼/ブッダガヤ/サールナート/知の集積地/ナーランダー寺院/僧侶1万人/巨大な大学都市/留学僧の憧れ/熱烈な歓迎/最高峰の学僧・戒賢/驚異の106歳/運命の出会い/夢のお告げ/東方からの求道者/師の涙と苦難の告白/5年間の猛勉強/唯識論の修得/サンスクリット語の習得/帰国勧告の拒絶/インド各地への再旅行/不ブレの求道心

    👇抑えるべきポイントと歴史の流れ👇
    ①仏教最大の学問都市「ナーランダー寺院」への到達
    インドに入った玄奘は、仏陀ゆかりの聖地であるブッダガヤなどを巡拝しながら北上。最終目的地である「ナーランダー寺院」へとたどり着きます。ここは常駐する僧侶が1万人を超え、アジア各国から優秀な留学僧が集まる、当時最大にして最高峰の巨大な大学都市でした。

    ②106歳の巨星・戒賢との運命の出会い
    玄奘を迎えたのは、当時のインド仏教界の最高権威であり、なんと106歳の高僧・戒賢でした。戒賢は長年の重病による苦しみから死を覚悟した際、夢の中で「東方から来る求道者に教えを授けよ」というお告げを受けて病を耐え抜いており、玄奘の到着を涙を流して喜んだと伝えられています。

    ③5年間の猛勉強とさらなる探求の旅
    ナーランダー寺院に留まった玄奘は、戒賢に師事して高度な仏教哲学(唯識論)を深く学び、サンスクリット語も完全に習得します。5年が経ち、周囲からは「もう十分だから帰国してはどうか」と勧められますが、玄奘の探求心は衰えず、さらに知識を深めるためインド各地へと再び旅立ちました。

    ■ 関連年表
    629年: 玄奘、2年の旅を経てインドに到着。各地の聖地を巡拝する
    630年: 最大の学問寺院「ナーランダー寺院」に到着。106歳の高僧・戒賢に師事する
    630年〜635年: ナーランダー寺院に5年間滞在し、唯識論の奥義やサンスクリット語を猛勉強する
    635年: 周囲の帰国勧告を辞退し、さらなる経典と知識を求めてインド各地の巡礼へ出発する

    🙏番組へのご協力のお願い
    少しでも「勉強になった!」「面白い」と思っていただけたら、フォローやレビューをいただけると大変励みになります!

    🗣️聞き流し偉人伝からのお知らせ
    チャンネルの品質アップ及び永続的な運営のため、サポーターを募集しております。3ドル(約450円)からサポートいただけますので、ぜひ応援いただけますと幸いです。

    【サポーター特典】
    ・サポーター限定配信
    ・活動進捗の共有配信
    ・サポーター限定コミュニティーへの招待(予定)

    ▼下記からサポーター登録いただけます!
    https://www.patreon.com/c/ijinden/posts

    ▼聞き流し偉人伝のWebサイトはこちら
    https://kikinagashi-ijinden.web.app/

    更新日時: 月・火・木・金曜日の18時に更新中。
    Hosted by: 安藤 and 那須(https://twitter.com/nasutokai)
    ※内容は諸説あります
    9 min
  • #643【玄奘】砂漠と氷河で二度死にかける!それでもインドを目指した2年の旅
    本日のテーマ:「玄奘、決死の天山越えとインドへの足跡」
    長安を密出国し、砂漠の危機を乗り越えた玄奘が、仏教国「高昌国」での熱烈な引き留めを断り、極寒の天山山脈へ挑む。仲間を失いながらもシルクロードを駆け抜け、2年の歳月をかけてインドの門を叩くまでの激動の旅路に迫ります。

    👇今回の見出し👇
    高昌国への到着/仏教国/高昌王・麹文泰/国師の称号/熱烈な歓迎/留まることの拒絶/王の断食抗議/旅の安全保障と旅費/天山山脈の挑戦/最高峰7400メートル級/氷河地帯の行軍/14日間の死闘/従者の死/キルギス・イシク・クル湖/サマルカンド/ゾロアスター教の都市/野宿からの寺院建設/アフガニスタン北部/長安出発から2年/インド到着

    👇抑えるべきポイントと歴史の流れ👇
    ①高昌国での決意と王の執念
    砂漠を抜けた玄奘は、仏教を厚く信仰する高昌国の王・麹文泰から国師として国に留まるよう熱望されます。安全と地位を保障される破格の待遇でしたが、玄奘は「正しい経典を求める」という初志を貫いて辞退。王は断食という強硬手段で抗議したものの最終的には玄奘の意志に折れ、莫大な旅費を持たせて旅を後押ししました。

    ②命を削る極寒の天山山脈越え
    高昌国を出発した玄奘が直面したのは、最高峰7,400メートル級を誇る天山山脈の険しい氷河地帯でした。秋から初冬にかけての過酷な気象条件の中、14日間に及ぶ行軍を強いられます。食料の限界と足を踏み外せば終わりの極限状態により、同行していた従者数名が命を落とすという悲劇を乗り越え、何とかキルギス方面へと抜けました。

    ③シルクロードでの変革とインドへの到達
    天山山脈を越えた玄奘は、中央アジアの重要都市サマルカンドに到達します。当時はゾロアスター教が主流で当初は野宿を余儀なくされましたが、玄奘の説く仏教に感銘を受けた現地の王が寺院の建設を許可するまでに至りました。その後も南進を続け、長安を出発してから約2年という歳月をかけ、ついに念願のインドの地へと足を踏み入れます。

    ■ 関連年表
    627年: 玄奘、許可が下りないまま長安を密出国
    627年: 砂漠を越え、高昌国に到着。王の引き留めを断り出発
    628年: 厳冬の天山山脈を14日間かけて走破
    628年: サマルカンドなどのシルクロード諸都市を巡る
    629年: 長安出発から約2年を経て、インドへ到着

    🙏番組へのご協力のお願い
    少しでも「勉強になった!」「面白い」と思っていただけたら、フォローやレビューをいただけると大変励みになります!

    🗣️聞き流し偉人伝からのお知らせ
    チャンネルの品質アップ及び永続的な運営のため、サポーターを募集しております。3ドル(約450円)からサポートいただけますので、ぜひ応援いただけますと幸いです。

    【サポーター特典】
    ・サポーター限定配信
    ・活動進捗の共有配信
    ・サポーター限定コミュニティーへの招待(予定)

    ▼下記からサポーター登録いただけます!
    https://www.patreon.com/c/ijinden/posts

    ▼聞き流し偉人伝のWebサイトはこちら
    https://kikinagashi-ijinden.web.app/

    更新日時: 月・火・木・金曜日の18時に更新中。
    Hosted by: 安藤 and 那須(https://twitter.com/nasutokai)
    ※内容は諸説あります
    12 min
  • #642【玄奘】死罪覚悟の越境!密出国した玄奘の命を懸けた旅
    本日のテーマ:「決死の密出国!砂漠を越えた玄奘の一歩も東には戻らない覚悟」
    西遊記のモデル・玄奘の生涯に迫る第3回。今回はついに天竺への旅が始まります。朝廷からの許可が下りず、仲間も諦める中、玄奘は単身での密出国を決意。水を失った砂漠での極限状態と、彼の揺るぎない覚悟に迫ります!

    👇今回の見出し👇
    少年期のおさらい/インドで原典を取る/627年・玄奘26歳/唐の太宗/民間人の越境禁止/連名での請願/朝廷の完全スルー/諦める仲間たち/単身での密出国決意/捕まれば死罪/長安を出発/商人の荷物に紛れる/仏教に好意的な役人/夜中の関所越え/唐の支配外の砂漠へ/水袋の喪失/一歩も東には戻らない/水なしで歩く4日間/幻覚との戦い/馬が見つけた水場

    👇抑えるべきポイントと歴史の流れ👇
    ①朝廷の無視と単独での密出国決意
    唐の建国直後の混乱期、民間人の越境は原則禁止されていました。玄奘は天竺への渡航許可を朝廷に求めますが完全に無視されてしまいます。仲間たちが諦める中、玄奘は死罪のリスクを背負って単身で国境を越える密出国を決断しました。

    ②決死の逃避行と砂漠への入り口
    商人の荷物に紛れたり、仏教に好意的な役人に匿われたりしながら西へ進んだ玄奘。見つかりそうになりながらも夜中に単独で関所を越え、ついに唐の支配が及ばない危険な砂漠地帯へと足を踏み入れます。

    ③水の喪失と「一歩も東には戻らない」覚悟
    砂漠に入って早々、玄奘は命綱である水袋を落としてしまいます。引き返せば生き延びられたかもしれませんが、彼は「一歩も東には戻らない」と西へ進み続けました。5日目に馬が水場を見つけるまで、幻覚を見ながら生死の境を彷徨いました。

    ■ 関連年表
    626年: 唐の第2代皇帝・太宗が即位する(時代背景)
    627年: 玄奘(26歳)、朝廷への渡航請願が無視される
    627年秋: 長安を密かに抜け出し、単身で天竺へ向けて密出国する

    🙏番組へのご協力のお願い
    少しでも「勉強になった!」「面白い」と思っていただけたら、フォローやレビューをいただけると大変励みになります!

    🗣️聞き流し偉人伝からのお知らせ
    チャンネルの品質アップ及び永続的な運営のため、サポーターを募集しております。3ドル(約450円)からサポートいただけますので、ぜひ応援いただけますと幸いです。

    【サポーター特典】
    ・サポーター限定配信
    ・活動進捗の共有配信
    ・サポーター限定コミュニティーへの招待(予定)

    ▼下記からサポーター登録いただけます!
    https://www.patreon.com/c/ijinden/posts

    ▼聞き流し偉人伝のWebサイトはこちら
    https://kikinagashi-ijinden.web.app/

    更新日時: 月・火・木・金曜日の18時に更新中。
    Hosted by: 安藤 and 那須(https://twitter.com/nasutokai)
    ※内容は諸説あります
    8 min
  • #641【玄奘】13歳で難関の国家試験を突破!少年僧が天竺を目指した原点とは
    本日のテーマ:「第2回:玄奘の少年期〜なぜ彼は密出国してまで天竺を目指したのか?〜」
    今回は玄奘の少年期にフォーカス。隋から唐へと移り変わる激動の時代に生まれ、13歳で出家した彼が、なぜ命を懸けて天竺(インド)を目指すことになったのか。その原動力となった「経典の矛盾」と、真実を求める真っ直ぐな決意に迫ります。

    👇今回の見出し👇
    激動の時代背景/隋から唐への交代期/群雄割拠の内戦状態/儒学者の家系から寺へ/13歳での出家試験/試験官を驚かせた才能/戦乱の中での過酷な遊学/10年で最高峰の僧侶を網羅/自ら教えを評価する若者/経典ごとに異なる翻訳/仏教界が抱える深刻な矛盾/統一された指針がない苦悩/解釈の問題では済まされない/サンスクリット語の原典が必要/自分で確かめるしかない/嘘の地図を持ったまま歩けない/一生ブレない研究者としての誠実さ/密出国への序章

    👇抑えるべきポイントと歴史の流れ👇
    ①激動の時代背景と13歳での出家
    玄奘が生まれたのは隋から唐へと移り変わる戦乱の時代でした。生活の苦しさから兄のいる寺に預けられた玄奘は、13歳で国家が厳しく管理する出家試験を見事に突破し、若くしてその才能を認められました。

    ②各地での遊学と直面した「経典の矛盾」
    出家後の玄奘は、戦乱を避けながら約10年かけて各地の高僧を訪ね歩きました。しかし、深く学ぶほどに「同じ教えのはずなのに経典によって言っていることが正反対」という、当時の中国仏教界が抱える致命的な矛盾に直面することになります。

    ③真実を求める「研究者としての誠実さ」
    多くの僧侶が矛盾を解釈の違いとして処理する中、玄奘は「嘘の地図を持ったまま歩き続けること」ができませんでした。翻訳によるズレを解消し、真実を知るためには「サンスクリット語の原典を直接読むしかない」と決意したことが、後の密出国の原動力となりました。

    ■ 関連年表
    602年ごろ: 中国・河南省にて誕生(隋の時代)
    613年: 13歳で国家の厳しい出家試験に合格し、正式に僧侶となる
    618年: 唐王朝が成立(補足)
    620年代: 約10年にわたり各地の高僧を訪ね歩き、経典の翻訳の矛盾に気づく

    🙏番組へのご協力のお願い
    少しでも「勉強になった!」「面白い」と思っていただけたら、フォローやレビューをいただけると大変励みになります!

    🗣️聞き流し偉人伝からのお知らせ
    チャンネルの品質アップ及び永続的な運営のため、サポーターを募集しております。3ドル(約450円)からサポートいただけますので、ぜひ応援いただけますと幸いです。

    【サポーター特典】
    ・サポーター限定配信
    ・活動進捗の共有配信
    ・サポーター限定コミュニティーへの招待(予定)

    ▼下記からサポーター登録いただけます!
    https://www.patreon.com/c/ijinden/posts

    ▼聞き流し偉人伝のWebサイトはこちら
    https://kikinagashi-ijinden.web.app/

    更新日時: 月・火・木・金曜日の18時に更新中。
    Hosted by: 安藤 and 那須(https://twitter.com/nasutokai)
    ※内容は諸説あります
    12 min
  • #640 ゼロから分かる玄奘!砂漠と極寒の地を越え原典を求めた執念の旅
    本日のテーマ:「西遊記のモデルは超人的な研究者だった!?玄奘の真実」
    西遊記の三蔵法師のモデルとして有名な玄奘。しかし実際の彼は、お供も連れず密出国をしてまで単身インド(天竺)へ向かった執念の研究者でした。過酷な旅と、真理を追い求めたその凄絶な人生に迫ります!

    👇今回の見出し👇
    玄奘/西遊記のモデル/渡航禁止令と密出国/翻訳の質への疑問/サンスクリット語の原典/完全スルーされた請願/長安からの脱出/ゴビ砂漠の悲劇/4日間水なし/天山山脈とパミール高原/ナーランダー大学/最高峰の論師・戒賢/18日間の公開討論会/経典675部/17年ぶりの凱旋帰国/皇帝・太宗の大歓迎/国家プロジェクトの翻訳事業/大唐西域記/還俗の拒否/ブレない研究者魂

    👇抑えるべきポイントと歴史の流れ👇
    ①なぜ玄奘はインド(天竺)を目指したのか?
    当時の中国に伝わっていた仏教経典は翻訳の質にバラつきがあり、意味が正反対になっている箇所すらありました。それに疑問を抱いた玄奘は、「サンスクリット語の原典を直接読むしかない」と決意し、渡航禁止令を破って密出国を強行します。

    ②想像を絶する過酷な旅路
    最初の難関であるゴビ砂漠では水を失い、4日間水なしで歩き続けて死にかけました。さらに雪山などの険しい道のりで仲間を失う過酷な環境でしたが、玄奘は決して引き返さず、約2年をかけてインドへ到達しました。

    ③帰国後の大熱狂と圧倒的な翻訳作業
    経典675部や仏像を背負い、出発から17年後に長安へ帰還しました。密出国者でありながら、当時の皇帝・太宗から大歓迎を受けます。その後は皇帝からの出世の誘いも断り、生涯をかけて75部1335巻もの経典を翻訳し続けました。

    ■ 関連年表
    602年ごろ: 現在の中国・河南省に生まれる
    629年: 渡航禁止令の中、長安を密かに抜け出して天竺を目指す
    645年: 膨大な経典を持ち帰り、長安に凱旋帰国(出発から17年後)
    664年: 死去(62歳ごろ)

    🙏番組へのご協力のお願い
    少しでも「勉強になった!」「面白い」と思っていただけたら、フォローやレビューをいただけると大変励みになります!

    🗣️聞き流し偉人伝からのお知らせ
    チャンネルの品質アップ及び永続的な運営のため、サポーターを募集しております。3ドル(約450円)からサポートいただけますので、ぜひ応援いただけますと幸いです。

    【サポーター特典】
    ・サポーター限定配信
    ・活動進捗の共有配信
    ・サポーター限定コミュニティーへの招待(予定)

    ▼下記からサポーター登録いただけます!
    https://www.patreon.com/c/ijinden/posts

    ▼聞き流し偉人伝のWebサイトはこちら
    https://kikinagashi-ijinden.web.app/

    更新日時: 月・火・木・金曜日の18時に更新中。
    Hosted by: 安藤 and 那須(https://twitter.com/nasutokai)
    ※内容は諸説あります
    14 min
  • #639【モルトケ】雑談回!モルトケから得た学びについて語ってみた
    聞き流し偉人伝では、チャンネルの品質アップ及び永続的な運営のため、サポーターを募集しております。
    ・サポーター限定配信
    ・活動進捗の共有配信
    ・サポーター限定コミュニティーへの招待(予定)
    を返礼として用意しています。

    3ドル(約450円)からサポートいただけますので、ぜひ聞き流し偉人伝をサポートいただけますと幸いです。

    ▼下記からサポーター登録いただけます!
    https://www.patreon.com/c/ijinden/posts

    ▼聞き流し偉人伝のWebサイトはこちら
    https://kikinagashi-ijinden.web.app/

    少しでも面白いと思っていただけたら、フォローやレビューをいただけるとモチベーションになります!

    平日18時に更新中。
    Hosted by 安藤 and 那須(⁠https://twitter.com/nasutokai⁠)
    ※内容は諸説あります
    13 min
  • #638【モルトケ】稀代の戦略家の最期!晩年に語ったドイツの未来とは
    本日のテーマ:「モルトケの予言と遺産!参謀本部の父が見抜いた次なる戦争と3つの教訓」
    今回はモルトケシリーズ最終回!普仏戦争後も長きにわたり参謀総長を務めた晩年のモルトケが恐れた二正面作戦と消耗戦への警告、そして後世のビジネスや軍事に残した3つの偉大な遺産について解説します。

    👇今回の見出し👇
    モルトケシリーズ最終回/71歳から17年間参謀総長を継続/戦争をすることから防ぐことへ/恐るべき二正面作戦/フランスとロシアの挟み撃ち/軍備と外交への警告/次の戦争は30年続く/第一次世界大戦を的確に予言/戦争の性格の変化/大規模な消耗戦の到来/自分の戦術が広まる皮肉/1891年90歳で死去/死の直前まで議会で演説/参謀本部という組織の発明/計画は敵との最初の接触で崩れる/現代ビジネスにも通じる格言/勝って冷静でいられた姿勢/勝利に酔わずリスクを見る/構造で勝ちに行く戦略/地味な蓄積が派手な結果を生む

    👇抑えるべきポイントと歴史の流れ👇
    ① 晩年のモルトケと二正面作戦への恐怖
    普仏戦争に勝利してドイツ帝国を誕生させたモルトケですが、晩年は東のロシアと西のフランスから同時に挟み撃ちにされる二正面作戦を激しく警戒しました。彼は議会で「軍備を怠るな」「外交でロシアを引き離せ」と繰り返し警告し、戦争を行う立場から防ぐ立場へとシフトしました。

    ② 消耗戦の予言と戦争の性格の変化
    モルトケは自身の戦術(鉄道を用いた大量動員)がヨーロッパ各国に模倣されたことで、奇襲の優位が消え、次なる戦争は数百万の兵が投入される長期的な消耗戦になると予見しました。「次の戦争は30年続くかもしれない」という彼の警告は、その後の第一次世界大戦で恐ろしいほど的中することになります。

    ③ モルトケが歴史に残した3つの遺産
    モルトケが後世に残した大きな遺産は、「参謀本部の発明」、「『計画は敵との最初の接触で崩れる』という現代ビジネスにも通じる格言」、そして「3つの戦争に全勝しても決して勝利に酔わず、次のリスクを冷静に見据え続けた姿勢」です。57歳から実戦指揮を執り、地味な蓄積で結果を出した彼の生き様がここに詰まっています。

    ■ 関連年表
    1871年: 普仏戦争が終結(モルトケ71歳、以降17年間参謀総長を継続)
    1890年: モルトケが議会で「次の戦争は30年続くかもしれない」と演説
    1891年4月24日: モルトケが90歳で死去(2日前の4月22日まで議会で演説)
    1914年: 第一次世界大戦が勃発(モルトケが予見した通りの大規模な消耗戦となる)

    🙏番組へのご協力のお願い
    少しでも「勉強になった!」「面白い」と思っていただけたら、フォローやレビューをいただけると大変励みになります!

    🗣️聞き流し偉人伝からのお知らせ
    チャンネルの品質アップ及び永続的な運営のため、サポーターを募集しております。3ドル(約450円)からサポートいただけますので、ぜひ応援いただけますと幸いです。

    【サポーター特典】
    ・サポーター限定配信
    ・活動進捗の共有配信
    ・サポーター限定コミュニティーへの招待(予定)

    ▼下記からサポーター登録いただけます!
    https://www.patreon.com/c/ijinden/posts

    ▼聞き流し偉人伝のWebサイトはこちら
    https://kikinagashi-ijinden.web.app/

    更新日時: 月・火・木・金曜日の18時に更新中。
    Hosted by: 安藤 and 那須(https://twitter.com/nasutokai)
    ※内容は諸説あります
    12 min

About 歴史を紐解く!聞き流し偉人伝

From the publisher's feed

「人から紐解く、ドラマチックな世界史」をコンセプトに

Best of 歴史を紐解く!聞き流し偉人伝

Ranked by our users in the last 21 days

More shows like 歴史を紐解く!聞き流し偉人伝

ラジレキ 〜思わずシェアしたくなる歴史の話〜 by ラジレキ(ラジオ歴史小話)

ラジレキ 〜思わずシェアしたくなる歴史の話〜

6 Listeners

歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO) by COTEN inc.

歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)

242 Listeners

オカモトの歴史実況中継 by okamotorekishi

オカモトの歴史実況中継

10 Listeners

プレジデント音声版 by プレジデント社

プレジデント音声版

22 Listeners

佐々木亮の宇宙ばなし by 佐々木亮

佐々木亮の宇宙ばなし

1 Listeners

「大人の近代史」今だからわかる日本の歴史 by 長まろ&おが太郎

「大人の近代史」今だからわかる日本の歴史

7 Listeners

聴く講談社現代新書 by kodansha

聴く講談社現代新書

6 Listeners

超相対性理論 by 超相対性理論

超相対性理論

14 Listeners

超リアルな行動心理学 by FERMONDO

超リアルな行動心理学

21 Listeners

主に日本の歴史のことを話すラジオ by KELLY OMRK

主に日本の歴史のことを話すラジオ

7 Listeners

あんまり役に立たない日本史 by TRIPLEONE

あんまり役に立たない日本史

32 Listeners

News Connect あなたと経済をつなぐ5分間 #ニュースコネクト by Chronicle

News Connect あなたと経済をつなぐ5分間 #ニュースコネクト

20 Listeners

ゆる哲学ラジオ by ゆる哲学ラジオ

ゆる哲学ラジオ

5 Listeners

日本一たのしい哲学ラジオ by 日本一たのしい哲学ラジオ

日本一たのしい哲学ラジオ

7 Listeners

深井・けんすうのまぼろし会議 by COTEN Inc.

深井・けんすうのまぼろし会議

20 Listeners