旅する民俗学 Zip Code Journey

旅する民俗学 Zip Code Journey

Download on the App Store

旅する民俗学 Zip Code Journey episodes

  • 123. 「ガリガリ君まで1400年─氷の日本史」

    奈良時代の氷室から現代の高級ロックアイスまで。

    古代版Uber Eats!? 真夏に奈良の都へ氷を運んだ「氷室」のインフラ

    清少納言も「#氷活」していた? 1万円イチゴレベルの贅沢ムーブ

    時速10km・480kmの激走! 将軍家へ「お氷様」を運んだ加賀飛脚の命がけの秘話

    なぜ青地に赤文字?かき氷旗の秘密

    機械製氷の衝撃 「中に雪女が捕まっている」と恐れられたオーパーツ

    諏訪湖「御神渡り」の民俗と危機のサイエンス

    ガリガリ君誕生秘話「シェル&コア構造」の奇跡

    「氷」という切り口から日本の歴史・文化・経済をたどる民俗学エピソード。EP118「キッチンの民俗史」スピンオフ。


    番組へのおたより、「たびみん能楽部」への入部希望は下記まで☟

    [email protected]


    34 min
  • 122. 「はじめて能を観てみた!」 【ゲスト Michiさん】*東京国立博物館*

    ポッドキャスト「寄り道Podカルチャー」Michiさんと鑑賞した『紅葉狩』について、興奮冷めやらぬ感想回。


    深き幽玄の世界へ

    「たびみん能楽部」入会希望の方は[email protected] まで!

    ご案内メールを返信します。


    原文解説サイト「無辺光」

    原題訳サイト「the能ドットコム 演目辞典」

    番組サムネイル出典:ColBase「能面 泥眼」(東京国立博物館) / CC BY 4.0

    45 min
  • 121. 「月・神・投機 ─ ウサギ信仰とバブルの日本史」

    古代から日本人はウサギに何を見ていたのか。

    ・伝承にみるアニミズムの構造
    ・月とウサギの起源
    ・説話・禁忌
    ・群集心理が生んだウサギ投機バブル
    ・詐欺・殺人事件にまで発展した熱狂の実態

    神聖と欲望が交錯するウサギの歴史から、「人間はなぜバブルを繰り返すのか。

    ウサギさんへのリスペクトが増すこと請け合いのエピソード。


    参考文献

    赤田 光男 『ウサギの日本文化史』

    35 min
  • 119. 「能楽ノススメ 基礎知識編」【ゲスト Michiさん】

    不気味なお面をつけてスローな動きをする人。リズムがわからない掛け声で太鼓を叩き、笛が不吉な調べを奏でる。


    こんな謎だらけの「能」に頭を抱えているところに講師が降臨。


    ポッドキャスト「寄り道Podカルチャー」Michiさんによるお能講座前編。


    54 min
  • 118. 「キッチンの民俗史 ー火に捧げた信仰と進化の1万年ー」

    神を祀っていた台所は、いつから作業場となったのか?


    縄文時代の地床炉から始まりカマドと火の神の信仰、そして江戸時代の台所文化へ。やがてガス・電気の普及により、台所は神聖な場所から効率的な“作業空間”へと変化していった。


    かつて、なぜ火を絶やすことは「離縁」に直結したのか?

    カマドに宿る神と異界とは?

    昔のハードすぎる台所仕事


    本エピソードでは、台所の歴史をたどりながら、火・神・家事の関係性を民俗学的に読み解く。


    身近な台所に隠された「生と死の記憶」と現代へ繋がる文化のバトン。我が家のキッチンが、少し違って見えてくるかもしれないお話。


    38 min
  • 117.   「牛肉食べてしまったんですか⁉︎ 皇居襲撃じゃー! 御岳行者皇居侵入事件」

    明治時代、日本人はなぜ突然「牛肉」を食べ始めたのか?

    仏教の不殺生と「穢れ」の思想により、長らく禁忌とされてきた肉食。しかし文明開化の波の中で、牛鍋は爆発的なブームとなった。

    その裏には・インフルエンサーと啓蒙・屠畜場や流通を整備した仕組み・日本人の十八番「ローカライズ能力」

    があった。

    本エピソードでは、牛鍋の香ばしい湯気の向こう側にある「国家・宗教・民俗・産業」が交錯するリアルを、わかりやすく解説。

    さらに、肉食を巡る激しい抵抗やデマ、御岳行者による皇居侵入事件など、“近代と民俗の衝突”も深掘り。

    牛肉食150年のドラマ。すきやきや牛丼の見え方が変わるかもしれないエピソード。

    37 min
  • 116.「うんこあり雷神あり ― 日本の信仰ここに極まれり」 *兵庫県神崎郡&大阪府大阪市*

    リスナーさんからのお便りに導かれた兵庫〜大阪巡礼。日本民俗学の父・柳田國男生家(兵庫県神崎郡福崎町)を訪ね、彼がなぜ「妖怪」という非合理な存在に一生を捧げたのか?

    さらに、大阪天満宮(天神様)を参拝。学問の神様として知られる菅原道真が、かつては最強の「怨霊」として恐れられ、いかにして都市の守護神へとアップデートされていったのか。そのメカニズムを深掘り。

    歴史の表舞台には残らない「常民」たちのリアルな価値観と、現代にも通じる信仰のカタチを紐解く。

    【キーワード】柳田國男 / 妖怪 / 菅原道真 / 天神様 / 怨霊信仰 / 播磨国風土記 / 福崎町 / 常民

    「北野天神縁起絵巻(承久本)巻五 / Wikimedia Commonsより引用」

    33 min
  • 114. 「人間の資格とは?裁く資格とは? ひかりごけ事件」

    「ひかりごけ事件」

    太平洋戦争末期、北海道知床半島で発生した遭難事件をきっかけに起きた食人事件。日本の刑法には食人そのものを裁く規定はなく、裁判では「死体損壊罪」として処理された。

    本エピソードでは、事件の実態と裁判の経緯を整理しながら、武田泰淳の小説『ひかりごけ』によってどのように”事実が物語化されていったのか”を探る。

    ・極限状態での人間の罪・光の輪が意味するものとは・事実とフィクションが交錯する構造・噂が現実を書き換えていくメカニズム

    戦争、倫理、語られながら変質する現実。史実と物語の境界に立ちながら、「裁く側の資質」について問い直す。


    参考文献

    『ひかりごけ』武田 泰淳

    『ひかりごけ事件―難破船長食人犯罪の真相』 合田 一道

    36 min

About 旅する民俗学 Zip Code Journey

From the publisher's feed

地域の歴史、伝承、風習、そして社会に刻まれた記憶をひもといていくPodcast。