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今回のシリーズ「大人の寝かしつけ」では、岡本綺堂の短編『山椒魚』を朗読。
舞台は、鉄道が通る前の木曾路。山あいの古い宿を訪れた旅人は、そこで語られる奇妙な出来事に耳を傾けることになる。
静かな旅情のなかに、じわりと不穏さが広がっていく怪奇ミステリー。岡本綺堂らしい、端正でどこか薄気味の悪い一篇。
眠る前のひととき、昔の木曾路を旅しませんか?
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栃木旅・後編の舞台は、那須町の「殺生石」。
この石には、鳥羽上皇を惑わせた絶世の美女・玉藻前、その正体である九尾の狐の怨念が宿り、近づく鳥や獣を殺したという伝説が残されている。
もともと九尾の狐は、中国では平和な世に現れる縁起のよい瑞獣(聖なる獣)だった。なぜ瑞獣だった狐が、国を滅ぼす最凶の妖怪へと変化したのか?妲己、玉藻前、能『殺生石』、松尾芭蕉『おくのほそ道』をたどりながら、東アジアを横断した九尾の狐の物語をひも解く。
地上の石から見れば怨念の物語。地下の流体から見れば火山地球化学。同じ土地に重なる、妖怪伝説と科学のリアル。
那須湯本温泉の名湯「鹿の湯」も現地レポート。強酸性の硫黄泉を実際に体験した感想をお届け。
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【今回登場する主なキーワード】
殺生石/九尾の狐/玉藻前/那須岳/茶臼岳/火山ガス/硫化水素/二酸化炭素/松尾芭蕉/おくのほそ道/能/玄翁和尚/封神演義/妲己/鹿の湯/那須温泉
『平家物語』屈指の名場面「扇の的」。
激しい風と波のなか、約80メートル先の船上に掲げられた扇を、若き武者・那須与一が一矢で射抜いた。
しかし、鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』には、与一も扇の的も登場しない。生没年は諸説あり、墓とされる場所も栃木・香川・京都・兵庫など全国各地に存在。
那須与一は実在した英雄なのか。それとも『平家物語』が生み出した幻のスターなのか。
那須与一伝承館の展示を入口に、扇の的の現実性、和弓と現代アーチェリーの違い、鏑矢を選んだ理由、与一が祈った神々、そして全国に広がる「俺たちの町の与一伝説」を掘り下げる。
栃木旅と言いながら、ほぼ那須与一特集。
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今回のテーマは、日本人にとって最も身近でありながら、実は謎に満ちたミステリアスな食材「うなぎ」。
舞台は縄文時代の貝塚から始まる。奈良時代の人が“夏バテの妙薬”として歌に詠み、「蒲焼」のイノベーション、天才・平賀源内が仕掛けた「土用の丑の日」という希代のマーケティング戦略まで。2026年現在の水産科学が挑む「完全養殖うなぎ」の最前線にも迫る。
うなぎを「神の使い」として絶対に口にしない禁忌や、鰻信仰。日本人の精神世界の領域。
私たちはうなぎを食べ、ときに畏れ、守ろうとする。
香ばしい蒲焼の香りの向こう側に広がる、歴史・科学・民俗学が交錯するディープな文化の音旅。
参考文献
ラズウェル細木「う」
高城久 「読めばもっとおいしくなる うなぎ大全」
塚本勝巳 「うなぎ 一億年の謎を追う」
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西日本、特に四国・九州地方に残る「犬神信仰」。犬の霊が人に取り憑き、病をもたらすという、オカルティックな文脈で語られることが多い。
・犬神筋とは・犬神誕生伝説の真相・1990年代まで続いた差別・犬神憑きと精神医学・原因不明の病が「犬神」と呼ばれた理由・賢見神社の犬神落とし
犬神とは、超自然の怪異だったのか。それとも、人間社会が作り出した見えない怪物だったのか。
参考資料
酒井貴広 「現在までの憑きもの研究とその問題点」2014
酒井貴広 「戦後高知県における『生活改善』の展開と犬神変容に関する研究」2016
香川雅信 「徳島の犬神憑き」1998
大宮司信 「森田正馬の「土佐の犬神憑き調査」について」 2020
倉光清六 「憑き物耳袋」
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⚠️性的な描写を含んでいます。親子でお楽しみいただいているリスナー様は気まずくなる可能性がありますのでご注意ください⚠️
今回は「イヴォンヌの話」のちとせさんをゲストに迎え、「脚」をテーマにした文学作品を深掘り。
なぜ谷崎は女性の足に執着したのか?
なぜ老人たちは若い女性に支配されることを望んだのか?
なぜ乱歩は愛と残酷さを同じ場所に描いたのか?
刺青師が少女を魔性の女へ変える『刺青』
足に人生を捧げた男を描く『富美子の足』
老いと欲望の終着点『瘋癲老人日記』
戦争と愛の歪みを描いた問題作『芋虫』
美と欲望、耽美とエログロ。日本近代文学が到達した危険で魅力的な世界。
・結核と転地療法・江戸の美意識・ヒール文化・纏足おたよりフォームはこちら
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青森県・十和田湖と新郷村を巡る現地旅レポート。
今回は実際に十和田湖でRIBボートツアーを体験。
後半は、日本屈指のミステリースポットとして知られる青森県新郷村の「キリストの墓」と「キリスト祭」へ。
なぜこんな不思議な祭りが成立するのか?そこから見えてくる日本人独特の宗教観や八百万の精神。
・十和田湖グリランドRIBボートツアー
・イトムカの入り江
・十和田湖の占い場と湖底の古銭
・龍伝説と五色岩
・神代ヶ浦のキリスト像
・十和田プリンスホテル宿泊記
・新郷村キリスト祭現地レポート
・キリストの墓伝説
・八百万の神と日本人の宗教観
キーワード
十和田湖 / 新郷村 / キリスト祭 / キリストの墓 / キリストっぷ / キリストラーメン / 八郎太郎伝説 / 南祖坊 / 十和田神社 / 龍神伝説 / グリランド / 十和田プリンスホテル / 長慶天皇 / 義経北行伝説 / 東日流外三郡誌 / 津軽史 / 青森観光 / 民俗学 / 日本史 / 郷土史 / 歴史ミステリー / オカルト/ ムー
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十和田湖に伝わる龍神・八郎太郎伝説。
イワナを食べて龍となった男、湖の主を追い出した南祖坊、そして八郎潟へ逃れた敗北の龍。一見するとふつうの昔話だが、実際にあった平安時代の巨大噴火と比べると、驚くべき共通点が浮かび上がる。
915年の十和田火山噴火、火山雷、ラハール(火山泥流)、二重カルデラ湖。伝説は本当に噴火の記憶なのか?
民俗学と科学の狭間で、東北最大級の神秘の湖に眠る千年の記憶を辿る。
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番組に届いたお便りをきっかけに、今回は伊豆諸島の伝統発酵食品「くさや」を民俗学×サイエンスの視点で深掘り。
「死ぬほど臭い、だけど美味い発酵食」その誕生の裏には、江戸時代の新島が直面した「塩の年貢」という過酷な歴史と、島民たちの限界サバイバルから生まれた奇跡の知恵があった。
さらに最新の研究によって、くさや汁の中に隠された「腐らない最強のセキュリティシステム」や「天然の抗菌パワー」が次々と証明され、注目されている。
絶滅寸前に追い込まれながらも、現代のライフスタイルに合わせて形を変えて生き抜く、くさやの執念とロマン。次に居酒屋で見かけたとき、あなたの見方が180度変わるスリリングな発酵民俗学をお楽しみください。
sottoさんのポッドキャスト番組「和尚は逃げても寺は逃げない」
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#民俗学 #くさや #新島 #発酵 #歴史
明治日本を襲った最悪のパンデミック「コレラ」
致死率68%の恐怖は、人々を暴動・デマ・陰謀論へと駆り立てた。
・「狐憑き」で広がるという流言
・コレラを隣村へ送る「コレラ送り」
・警察による強制隔離と防疫
・三本足の猿のお守り騒動
・石炭酸を飲んで中毒
・「臓器狩り」陰謀論
・百万遍と集団狂乱
・医師殺害事件
現代のSNS社会にも通じる“インフォデミック”の原型を追う。
コロナ禍を経験した今だからこそ刺さる、恐ろしくも奇妙な日本近代民俗史。
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