旅する民俗学 Zip Code Journey

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旅する民俗学 Zip Code Journey episodes

  • 143. 「神武天皇陵に消えた村」洞村移転問題 *奈良県橿原市*

    奈良県橿原(かしはら)市、畝傍山の麓に広がる神武天皇陵。しかし、現在の場所と景観は、幕末から昭和にかけて形づくられていったものだった。

    陵墓の治定、橿原神宮の創建、畝傍山の聖域化。その過程で、208戸・1,054人が暮らした被差別部落・洞村は、集落ごと移転する。

    初代天皇の聖地は、名もなき人々を動かして造られた。森の静けさに埋もれた、人々と国家の物語をたどる。

    45 min
  • 142. 「夢は誰のもの?」眠りの民俗史

    昔の日本人は、どこに何を敷き、誰と眠っていたのか。

    寝具、就寝空間、夢、娘宿、戦後住宅などから、先人たちは「眠り」とどう向き合ってきたのか、その変遷を追う。

    ウチの寝具が愛おしくなること請け合いの「眠りの民俗史」。


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    46 min
  • 141. 「暴かれた伝説」人魚ミイラ科学解析 *岡山県浅口市*

    岡山・圓珠院の人魚ミイラを分析してわかったのは、紙や布、フグの皮で作られた人工の身体。そこには骨の一本すら存在しなかった。科学が出した答えは無情だった。しかし調査が終わったとき、だれも落胆することはなかった。

    「本物か偽物か」の先に見えた、少し切なくて温かい「人魚ミイラの真実」をひもとく。


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    36 min
  • 140. 「なぜ藁が屋敷に化けたのか?」わらしべ長者

    昔話『わらしべ長者』を経済学風味に解剖する。「藁とアブの合体」はApple製品? 「命を救ったミカン」の価値は?「死んだ馬を引き取る」のは無謀な賭け?

    物々交換、情報格差、リスク選好、ストックとフローなどミクロ・マクロ経済学でのアプローチから民俗学的解釈まで。

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    39 min
  • 139. 「死刑で死ななかったらどうなる?」石鐵県死刑囚蘇生事件

    明治5年、石鐵県で絞首刑に処された農民・田中藤作。ところが遺体を親族へ引き渡した後、わずかに脈が戻り、藤作は蘇生した。

    死刑はすでに執行済み。しかし本人は生きている。明治政府は「もう一度処刑するのか」という、法律に答えのない問題に直面する。

    久米騒動、新律綱領、明治初期の絞首刑制度、政府がくだした決定までのプロセスを公文書から追う。これは「死人が生き返ったオカルト話」ではなく、近代国家が「刑死」をどう扱ったのか、そのルールを作り始めた時代の物語である。


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    41 min
  • 138. 「ふ、分?秒!? わからない!!」 日本人の時間

    明治になると、日本の「時間」は一変した。不定時法から24時間の定時法へ、鉄道は「分」を日常に持ち込み、電信・午砲・日本標準時によって全国が同じ「今」を共有し始める。

    さらに時の記念日、ラジオ時報を経て、人々の暮らしはついに「秒」で動くようになった。

    日本人の時間感覚が近代化していく歴史をたどる後編。

    <参考文献>

    『時間の日本史 ~日本人はいかに「時」を創ってきたのか~』佐々木勝浩


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    36 min
  • 137. 「伸び縮みする刻」日本人の時間

    「昔の日本人は、時計もなく時間におおらかだった」と思ったら、一部当たっていて、一部まったく違っていた。1300年前には水時計を管理する専門官が存在し、江戸時代には季節によって「一刻」の長さそのものが伸び縮みしていた。漏刻、丑三つ、明け六つ、和時計、時の鐘、そして落語『時そば』まで。現代とはまるで違う「日本人の時間」を辿る前編。



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    36 min
  • 136. 「正体不明の神アラハバキ」 *岩手県花巻市*

    岩手県花巻市の丹内山神社。その境内奥には「アラハバキ大神の巨石・胎内石」と呼ばれる巨大な岩がある。アラハバキとは何の神なのか?

    さまざまな説を辿りながら、丹内山神社に積み重なった「信仰の地層」を読み解く。正体不明だからこそ見えてくる、日本の神様の残り方を考える。

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    32 min
  • 135. 「廃墟になった楽園 松尾鉱山」*岩手県八幡平市*

    岩手県八幡平市の山中に残る巨大廃墟「緑ヶ丘アパート」。ここにはかつて、日本最大級の硫黄鉱山「松尾鉱山」と、約1万5,000人が暮らした巨大な鉱山都市があった。

    なぜ松尾鉱山は「雲上の楽園」と呼ばれたのか。なぜ巨大な鉱山都市は消滅したのか。そして、会社も町もなくなったあと、なぜ鉱害だけが残ったのか。

    繁栄と衰退、公害、そして廃墟に残された人々の記憶から、松尾鉱山という土地の物語をたどる。


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    32 min
  • 134. 「生き血を抜かれる!明治の徴兵令と血税一揆」

    1873年、明治政府が発布した徴兵令。

    この制度に対し、人々は激しく反発した。“若者の生き血を抜き取る制度”というデマまで広がり、西日本各地では血税一揆が発生。

    徴兵から逃れるため、人々は偽装養子、戸籍の移動、醤油の一気飲み、自傷行為などで命がけの徴兵逃れに手を染めた。

    岡山県北部で起きた「美作騒擾」では、徴兵への恐怖と解放令への反発、根深い差別意識が結びつき、被差別部落への凄惨な襲撃へと発展。

    徴兵令、血税一揆、徴兵逃れ、美作騒擾をたどりながら、国家と教育、地域社会が人々の価値観を作り替えていった歴史を探る。

    昭和オカルト奇譚「シリアルキラーナイト」第四夜、都井睦雄特集とあわせてお聴きください。


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    38 min

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