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2000年から書き続けているプログ記事(一部は2009年から始めたFacebookの記事)、あるいは、拙著『書物の時間』(1989年)、『『努力する人間になってはいけない』(2013年)、『シラバス論』(2019年)の一部をGoogleの「音声概要」による解説会話で再編したもの。会話音声上、一部、漢字などが正しく読めていない場合がありますが、お許しください。元記事の再現力は90%くらい。漢... more
FAQs about 『芦田の毎日』:How many episodes does 『芦田の毎日』 have?The podcast currently has 280 episodes available.
June 15, 2025ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(全11話)を見て — 二つの不在の〝中心〟としての「世界の中心」芦田が、2004年のテレビドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』を初めて全話鑑賞した感想を述べています。 彼は、ヤンキー風の眉毛の綾瀬はるかと山田孝之の演技は評価するものの、作品の文学性については批判的です。 作者は、「世界」とは「不在」の交差点であり、愛する人に出会う前後の客観的・主観的な世界の区別が曖昧になる場所だと考察しています。 さらに、「叫ぶ」という行為は、この共有できない「不在」の核心にあると分析しています。 彼は、ドラマ版を映画版よりも優れていると見ています。...more7minPlay
June 14, 2025成人式を迎える君たちへ — 「自立してはいけない」提供された文章は、大人になることの意味について考察しています。著者は、自立とは、光熱費や家賃など、使いたくないものにお金を使う能力を持つことだと定義しています。これは、欲しいものにしかお金を使わない「子供」との対比で示されており、親の役割は、まさに使いたくないものにもお金を使うことで子供を支えることであると説明されています。また、青年期に見られる「イノセント」という心理状態について触れ、これは自己の受動性や有限性を受け入れない傾向であり、親や社会からの不合理な要求を受け入れることこそが真の大人への道だと論じています。さらに、プロフェッショナルな仕事も時間や予算の制約の中で、完璧ではないながらも外部に通用する成果を出すものであると述べ、「時間やお金があればもっと良い仕事ができる」という考えは「イノセント」であると結論付けています。...more8minPlay
June 14, 2025専門学校における「実践的な」職業教育とは — カリキュラム編成委員会に参加して。提供された文章は、芦田宏直氏による「学校教育の真価:実践的「基本」教育論」からの抜粋であり、専門学校における職業教育のあり方について考察しています。この議論は、辻調理師専門学校の自己点検評価委員会でのやり取りを発端としており、「実践的な教育」とは何かという問いを深掘りしています。従来の即戦力や小手先の技術習得に偏りがちな教育とは一線を画し、むしろ「味のストライクゾーン」といった本質的な「基本」の体得こそが、実務現場の多様性に対応し、長く活躍できる人材を育成する上で不可欠であると主張しています。つまり、単なる多様な状況への対応能力ではなく、揺るがない専門性の基礎を築くことが、真に実践的な教育であるという点が強調されています。...more6minPlay
June 14, 2025大学入試改革「有識者会議」(座長・安西祐一郎)に物申すこの論文は、日本の大学入試改革における「人物評価」の導入に警鐘を鳴らしています。 著者は、人物評価が個人の努力ではなく、家族や地域の「環境(ハビトゥス)」に強く影響される身分評価に過ぎないと主張します。対照的に、筆記試験による「点数主義」は、個人の努力に基づく「知性」を評価し、階層の流動性を促進することで、近代社会の平等性を実現してきたと論じます。また、「生涯学習」の概念が学校教育に導入されたことで、「できない」子供を個性と見なす風潮が生まれ、教育の質が低下したと指摘。**現代の大学カリキュラムが体系性を欠き、「消費されるサービス」へと変質している現状を批判し、**長期的な学習と厳密なカリキュラムに基づく、真の「上品な成り金」を育成する高等教育の必要性を訴えています。...more10minPlay
June 14, 2025「点数主義の方が個性主義より多様だ」(朝日新聞GLOBE、2016/03/06)この記事は、朝日新聞GLOBEの「入試とエリート」の中の記事「点数主義の方が多様だ」の再録です。これは、学力に基づく選抜、いわゆる点数主義が、真に多様な社会を築く上でいかに有効であるかを論じています。筆者は、「人物評価」が個人の環境的側面を強く反映し、結果として親の社会的・文化的背景を選抜することになると指摘しています。これに対し、学校教育は「前配分」の機能を持ち、同じ環境で学ぶことで社会階層の差異を相対化し、富の再配分に寄与すると主張しています。教育における多様性とは、個人的な個性ではなく、多様な階層からリーダー層が輩出される状態を指すと定義し、ハーバード大学のダイバーシティ選抜を例に挙げつつ、脱学力主義が実際には、既存の学力水準を前提とした上で、さらに文化的な出自による選抜を行う、より巧妙な階層主義に繋がりかねないと警鐘を鳴らしています。最終的に、点数主義の本質であるメリトクラシーこそが、親の文化的階層をシャッフルし、真の多様性を生み出すと結論付けています。...more8minPlay
June 14, 2025朝日新聞「究極に公平な入試とは — マークシート入試の本質は、家庭の影響の排除にある」 2020年2月17日 — 芦田が朝日新聞の依頼において書き下ろしたものこの記事(朝日新聞「究極に公平な入試とは — マークシート、実は家庭の影響の排除」2020年2月17日) — 芦田が朝日新聞の依頼で書き下ろしたもの)は、大学入試改革における公平性の問題を中心に考察しています。著者は、自身の著書『シラバス論』で扱った内容を朝日新聞に寄稿した経緯に触れながら、入試改革の背景にある「新学力観」について説明しています。特に、知識の習得よりも学ぶ姿勢や態度を評価する「観点別評価」がもたらした弊害を指摘しており、これが教育現場で知識と態度が機械的に分離される事態を生んだと述べています。結果として、家庭や地域の文化的格差が教育格差、ひいては知識格差を拡大させているとし、マークシート方式のような知識試験こそが、家庭環境に左右されない公平性を担保していたと結論付けています。...more6minPlay
June 14, 2025土井隆義(筑波大学 )の個性論批判 — 『「個性」を煽られる子供たち』について芦田宏直氏の論考は、土井隆義氏の「個性」に関する若者論を分析しています。土井氏は、現代の若者が個性を内面にある固定された実体として捉え、「本当の自分」を自己の深淵に秘められた原石のように信じていると指摘します。この内閉的な個性志向は、他者との比較や人間関係の中で個性を育む従来の認識とは異なり、刹那的な感情や衝動に根ざしているため、自己の持続性や一貫性の喪失に繋がると論じます。さらに、若者たちが**「濃密手帳」に現在の出来事を詳細に記録することや、他者からの過剰な承認を求める行動は、未来や過去への実感の欠如から生じる「今」への強迫的な執着**の表れであると説明されています。...more8minPlay
June 14, 2025式辞「自立してはいけない」筆者は、生物学者ポルトマンの「人間は早産である」という説を引用しながら、真の自立とは何かを考察しています。人間が未熟な状態で生まれてくるからこそ、親だけでなく社会全体からの支援を受け、その中で様々なことを学び、成長していくと述べます。生理的な自立は「非文明的な自立」であり、文明化の度合いは社会への依存度と等しいと主張し、動物が早期に自立するのと対照的に、人間は社会との関係性の中で能力を発達させるとします。学校での学習は、人間が未熟であることを認識し、社会の「モラトリアム」としての期間を活用して、他者の経験を取り入れながら成長するための重要なプロセスであると強調し、新入生に対して安易な自立を求めず、謙虚に学び続けることの重要性を説いています。...more7minPlay
June 14, 2025『努力する人間になってはいけない』書評 — 痛烈な機能主義批判この心理学の教授による『努力する人間になってはいけない』の書評は、心理学の根幹をなす「機能主義」への強烈な批判を展開しています。著者は、心理学が個人をデータとして平均化し、刺激と反応の関係を関数として研究する「モデル」思考に陥っていると指摘します。さらに、この機能主義が人間を機械と同等に扱い、目に見える「外貌」のみを行動として研究対象とする「外貌主義」であると論じています。著者は、人間の生と死、病気が機械の故障とは異なると主張し、機能主義の根本的な限界と破綻を鮮やかに指摘しており、従来の心理学のあり方に疑問を投げかけています。...more8minPlay
June 14, 2025『努力する人間になってはいけない』あとがき — 日本の若者の消費偏差値について著者は、長年の教育現場での経験から、社会人全般を「卒業生」と捉え、その能力を教育の成否と結びつける自身の偏見を考察しています。特に、楽天社員との対話を通じて、日本の若者が持つ「消費偏差値」の高さに着目し、これが従来の**「基礎学力」とは異なる、独自の職業人材育成の可能性を秘めていると主張します。しかし、現在の高等教育、特に専門学校がこの「消費偏差値」を活かしきれていない点を問題視し、キャリア教育が「頭の悪い子」向けという認識や、文部科学省のキャリア教育に関する答申が抱える矛盾を批判しています。著者は、日本の高度な消費文化を土台とした新たな職業教育体系の必要性を訴え、自身がそのような新しい「学校」の創設を目指している**ことを示唆しています。...more7minPlay
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