一連のフジテレビ騒動で、ついにJRAも堪忍袋の緒が切れた模様で、競馬中継以外でのCM全カットに出て、放映権どーすん?って話が出てるが、これはむしろ、いらん心配です…てのも、在京・在阪局のほぼ全局、競馬記者クラブの会員登録者が常駐してるんで、実はいつでも、どこの放送局でも、競馬中継を始める事は可能なのです。関西で実例を挙げると、OBCとラジ関がそれで、ABCラジオもそれを理由にGⅠレースの実況をやってる訳です。
その“証拠”として、JRA賞の年度代表馬選考の記者一覧表を見れば、意外な放送局の名前がゴロゴロ出てきます…つまり、古い慣習で、JRAは競馬場がある地域の放送局に対し、ほぼ全局に放送枠確保を要求してる訳で、昔は輪番制で中継をやってたのです。後に、西日本でカンテレとKBS京都が通年放送する事を確約すると、他のテレビ局は撤退し、ラジオも公式実況のラジニケが関西常駐の実況アナを置くまではMBSラジオのみで長年やってた訳です。この体制が崩れたのがオグリキャップブーム以降です。
では、フジテレビが競馬中継をやってんのは何故か?それはカンテレが西の中継権を持ってるからこその“ただ乗り”です…あくまで関西での見立てという断りは入りますが、重賞競走の全国発売や、カンテレがカラー放送の利点を活かす為に競馬中継の毎週放送で継続すると聞き、そこにぶつけた訳です。ただ…西では東海テレビやテレビ西日本にもメイン中継をやらせるのに対し、フジは北海道以外地方を蹂躙した訳で、しかも過去の映像資料はほぼ残ってない有様です。つまり、ここでもカンテレ丸投げです。
ここでタイトル回収になる訳で、とある番組の不祥事で“切腹”した社長も、今のフジと同じ制作畑の方でした…もう、オチはわかるはずです。