“明日すぐに役に立たない!?”野外災害救急法の話

“明日すぐに役に立たない!?”野外災害救急法の話

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“明日すぐに役に立たない!?”野外災害救急法の話 episodes

  • #32:スキーパトロールと野外救急法

     野外において頻繁に傷病者の初期対応あたる職種としてスキー場のスキーパトロールがいます。スキーパトロールは原則としてゲレンデコントロールと傷害予防を目的として活動していますが、突発的に発生するゲレンデ内の傷病者に対応する救護活動も彼らのミッションです。

     今回はスキーパトローラーであり、WMAIのインストラクターでもあるメンバーで、スキーパトロールと野外救急法の関係性について語ってきました!

    32 min
  • #31:寒いと低体温症の違いは?-国際山岳医と語るWMA流の考え方

     寒い季節がやって来ました!野外で心配されるものの代表格に低体温傷がありますね。

     しかし「ただ寒い」のと「低体温症」はどう違うのでしょうか。どっからか低体温症になるわけですが、そのラインはどんなところから?

     WMA流のわかりやすくシンプルな考え方をWMAIインストラクターで国際山岳医の稲田医師と語りました。寒い北海道で😁

    13 min
  • #30:「WMA北海道」発足

     この秋、北海道では「令和6年度ATガイド人材育成事業」として野外救急法をガイドに取得していただく公的事業が行われています。その事務局を担う組織としてWMA北海道というコンソーシアムが誕生しました。

     道知事認定のATガイド資格、つまりスタンダードスキルに野外救急法が導入されている実態などについてメンバーが語りました。

    36 min
  • #29:トレイルランニング大会と野外救急法

    トレイルランニングの大会が各地で行われていますが、多くの大会では突発的な出場者の体調不良や事故に対応するため、主催者が準備する「救護チーム」がいます。

    今回登場していただいた「Tight Medical Works」は、医師や看護師、救命士や消防職員など医療救助のスペシャリストによるトレラン救護に特化したチームです。

    このほど救護スタッフを想定したWMA野外救急法講習が行われました。医療者が、トレラン関係者が野外救急法スキル抑える価値はどこにあるのか?お聞きしました!

    13 min
  • #28:防災対策も次のフェーズへ。防災士と災害看護師が考える防災対策

     このところ南海トラフ巨大地震や台風水害など「災害・被災」がキーワードになっています。備蓄や通信手段など様々な防災対策がうたわれ、対策を講じている方も多くいるのではないかと思いますが、そのほかにどんな対策、事前準備が望ましいのか。

     WMAJのインストラクターで防災士と被災地に派遣された看護師のメンバーがそれぞれの視点から今後強化したい対策について語りました。

    31 min
  • #27:野外活動家の新常識!運動性の低ナトリウム血症対処法ー救急医と学ぶ明日すぐに役に立っちゃうかもしれないシリーズ。

     運動時の体調不良で、これまで「脱水」だと思ってきた症状はもしかすると「低ナトリウム血症」かも。今回紹介してもらう処置は従来脱水対応としてされてきたことの真逆でした。いままで良かれと思ってきた対応が逆効果だった。。なんてことも!?

     運動を楽しむ全ての人に知っていてほしい興味深い知識です。


    ※#25、#26の続編です。こちらもぜひご一緒に。


    ーーー

    運動関連低Na血症の処置(飲水制限、高張食塩液の経口摂取、高張食塩水の静注)

    Wilderness Medical Society Clinical Practice Guidelines for the Management of Exercise-Associated Hyponatremia: 2019 Update


    ブイヨンキューブの使用例

    Wilderness Medical Society Clinical Practice Guidelines for the Management of Exercise-Associated Hyponatremia: 2019 Update


    体重変化と運動関連低Na血症の発生は相関している

    Lawrence E. Armstrong. Rehydration during Endurance Exercise: Challenges, Research, Options, Methods: Nutrients 2021, 13, 887.


    アイアンマン・トライアスロンを完走した場合、無水状態で、少なくとも3.1%の体重減少が起こる可能性がある

    T. D. Noakes.Three independent biological mechanisms cause exercise-associated hyponatremia: Evidence from 2,135 weighed competitive athletic performances.PNAS, 2005,102 : 18 550-555

    23 min
  • #26: 秘伝!? 野外で脱水や低ナトリウム予防する水の飲み方ー救急医と学ぶ明日すぐに役に立っちゃうシリーズ
    野外で脱水を予防しようと水を飲みすぎると「低ナトリウム血症」という別の問題を引き起こす…というのが前回(#25)の話でしたが、どうやって水を飲むのが最適なのか。低ナトリウム血症の予防には塩分を採るのがいいのか。経口補水液は??
     今回も目から鱗の対策あれこれです。いままでの対策を見直すキカッケになるのかも…
    ※#25エピソードの続編です
    喉の渇きに応じて飲むアプローチが推奨される
    Wilderness Medical Society Clinical Practice Guidelines for the Prevention and Treatment of Heat Illness: 2024 Update.
    高温の周囲環境(例えば ≧30℃)であっても、ウルトラマラソン中に『喉の渇きに応じて飲む』ことで、適切な水分補給をサポートできると実証されている
    Ricardo J.S. Costa. Nutrition for Ultramarathon Running: Trail, Track, and Road. International Journal of Sport Nutrition and Exercise Metabolism, 2019, 29, 130-140
    ナトリウムの摂取は長時間の運動中のEAHに対する防御効果はほとんどないか、まったくない可能性がある
    Lawrence E A. Rehydration during Endurance Exercise: Challenges, Research, Options, Methods. Nutrients 2021, 13(3), 887
    競技中、塩分を含む食品を自由に摂れるようにすべきだが、過剰飲水と組み合わされるとEAHを防げない
    Wilderness Medical Society Clinical Practice Guidelines for the Management of Exercise-Associated Hyponatremia: 2019 Update
    17 min
  • #25:脱水と飲水に関する新事実!?ー救急医と学ぶ、明日すぐに役に立っちゃうかもそれないシリーズ。
    関東も梅雨明けし、夏本番の暑さがやってきました。暑いといえば心配なのは熱中症、その対策といえば脱水予防と飲水、、と言われますよね。「水をどんどん飲もう」と良く耳にしますが、実際のところどうなのでしょうか。目から鱗!?のシリーズ企画です! 【参考文献】熱帯地域のマラソンにおいて、エリートランナーの体重減少は3.6-6.8%だった
    Xiang Ren Tan . Assessment of dehydration using body mass changes of elite marathoners in the tropics Journal of science and medicine in sport Volume 24, Issue 8, August 2021, Pages 806-810
    8%以上の体重減少が、重大な臨床症状や健康への悪影響なしに観察されている
    Hoffman M D. Management of Suspected Fluid Balance Issues in Participants of Wilderness Endurance Events. the American College of Sports Medicine. 2017; 16: 98-102.
    体重の2-3%の脱水であれば、健康やパフォーマンスに影響を与えることはほとんどない
    Lawrence E A. Rehydration during Endurance Exercise: Challenges, Research, Options, Methods. Nutrients 2021, 13(3), 887
    長時間の運動では体重の4~5%までの体重減少を許容することが推奨されている
    M.D.Hoffman.Medical Services at Ultra-Endurance Foot Races in Remote Environments: Medical Issues and Consensus Guidelines, Sports Med,2014,44:1055–1069
    ボストンマラソン2002の参加者の13%がレース後に低Na血症を起こしていた
    Christopher S.D. Almond, et al. Hyponatremia among Runners in the Boston Marathon. N Engl J Med 2005; 352:1550-1556
    各スポーツでの運動関連低Na血症の発生率(100マイルレース、アイアンマントライアスロン、グランドキャニオンでのファミリーハイカー 他)
    Wilderness Medical Society Clinical Practice Guidelines for the Management of Exercise-Associated Hyponatremia: 2019 Update
    各種スポーツでの低Na血症での死亡症例
    Tamara Hew-Butler. exercise-Associated Hyponatremia: 2017 Update. Frontiers in Medicine 2017; (4); 21; 1-10
    27 min
  • #24:救急医と学ぶ「運動誘発性胃腸症候群-予防法を考える」-明日すぐに役に立っちゃうかもしれないシリーズ
    マラソンやトレイルランニング、激しい部活での運動中や後に下痢や嘔吐に襲われたことはありませんか?それ、運動誘発性胃腸症候群というやつかもしれません。どうやって対処するの?予防法については??気になることをご自身も経験豊富な!?救急医の稲垣医師をゲストに聞いてみました。明日からのリスクマネジメントに!※この番組はエピソード#22、#23の続編です。ぜひご一緒に
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    19 min
  • #23:救急医と学ぶ「運動誘発性胃腸症候群-メカニズムと評価」-明日すぐに役に立っちゃうかもしれないシリーズ
    マラソンやトレイルランニング、激しい部活での運動中や後に下痢や嘔吐に襲われたことはありませんか?それ、運動誘発性胃腸症候群というやつかもしれません。どんなメカニズムで起きるの?気になることをご自身も経験豊富な!?救急医の稲垣医師をゲストに聞いてみました。明日からのリスクマネジメントに!※この番組はエピソード22の続編です。ぜひご一緒に
    19 min

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