福岡の出版社・書肆侃々房から刊行された「ベルクソン思想の現在」を前・後編の2回にわたって特集いたします。
19世紀から20世紀にかけて活躍した哲学者アンリ・ベルクソン。実はここ福岡は、日本のなかでもベルクソン研究の盛んな都市であり(詳しくは本編をどうぞ)、また昨年=2022年はベルクソン研究者たちによる書籍の刊行が集中した異例のベルクソン・イヤーでもありました。今回取り上げる書籍「ベルクソン思想の現在」はそうした2022年の福岡を舞台に、第一線のベルクソン研究者5名が集結し開催された4回連続のトークイベントの採録に、大幅な増補を加えて書籍化したベルクソン思想の入門・解説書です。
番組では、本書の著者である平井靖史さんと藤田尚志さん、そして書肆侃々房の藤枝大さんの3名をゲストにお迎えします。前編となる今回は、冒頭の「哲学とはどういうものですか?」という質問を契機として、両研究者にベルクソン思想の入り口をご案内いただきます。そして番組後半にはこの書籍が出版される背景に隠された、あるエピソードも。