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インタビュー
輔仁大学新聞伝播(ジャーナリズム)学科副教授・林鴻亦
「台湾のメディア事情と新しい仕事の形態(下)」
輔仁大学新聞伝播(ジャーナリズム)学科副教授の林鴻亦さんは、台湾のジャーナリズム研究・教育者の中で、数少ない日本語ができる人材だ。
台湾のテレビ局で仕事をしていた時代、日本のテレビ局との共同制作を経験し、日本に留学する。研究テーマに選んだのは、メディアの国際協力だった。
台湾のメディアで働く人材を育成するジャーナリズム学科だが、卒業生の中にはメディアから離れる人も多いという。それは、数字で評価される台湾のメディアの現実の中で、スピードに追われた質の低い仕事をすることに失望するからだという。
林鴻亦さんは、そうした現実の中で、編集能力を身に付けることの大切さを教えている。そうすることで、影響力を持った仕事ができる。またそうした能力は、企業や政治の世界でも応用できる。そうした分野に活躍の舞台を見つけた卒業生も少なくないという。
インターネットに広告支出が移る中で、テレビや新聞など既存のメディアは厳しい状況に置かれている。こうした中で、既存メディアから離れて独立して専門性の高いジャーナリストの仕事をしている卒業生もいる。既存メディアから仕事の依頼を受けたり、他の業種や地域社会とのコラボレーションでビジネスを展開している。新しいメディアの在り方として注目される。
林鴻亦さんのお話し、2回に分けて紹介する。今回はその2回目をお届けする。
【林鴻亦(りん・こうえき、リン・ホンイー)】
輔仁大学新聞伝播(ジャーナリズム)学科副教授
日本立教大学社会学博士
(インタビュー:早田健文)
使用曲:海豚刑警(イルカポリス) 「當ㄋ沉睡ㄉ時候告訴婐ㄋ夢到ㄌ婐(夢の中で)」
台湾の将来は統一か独立か、この10年であまり変わらず(聯合報調査)
2019年は「独立傾向」28%、「統一傾向」13%、「永遠に現状維持」53%
「中国大陸で仕事をしても良い」、各年齢層とも前年より低下
それでも全体36%、20~29歳は43%
総統選挙、各種世論調査
台湾がキリバスと断交、5日間に2カ国と断交し国交国は15カ国
蔡英文・総統、「選挙前に中国大陸は各種方式で干渉してくる」
国家安全会議、年内にさらに1~2カ国が断交との予測
蔡英文・総統、「来年の選挙はこれまでで最も困難で過酷な戦い」
郭台銘氏が総統選挙出馬を断念、柯文哲・台北市長も署名集め間に合わず
最大野党・国民党勢力が分裂を回避
郭台銘氏、政治活動は継続
政党推薦の方式、郭台銘陣営は否定
柯文哲・台北市長、政党推薦方式での出馬に向けて野党第三党・親民党と協力模索か
野党第二党・時代力量、黄国昌氏は総統選挙出馬の意欲なし
時代力量、柯文哲・台北市長の「両岸は一家」の考えを受け入れられない
署名集めによる総統選挙出馬、8組が登録
与党・民進党の呂秀蓮・前副総統が連署登録、独立派政党・喜楽島聯盟が支持
郭台銘・鴻海精密創業者が最大野党・国民党を離党、総統選挙への出馬準備か
国民党の党内予備選挙では、韓国瑜氏に敗北
国民党内に郭台銘氏の支持者が多数か
国民党の長老31人が共同で新聞広告、郭台銘氏に団結呼び掛け
馬英九・前総統が郭台銘氏を説得
国民党が遺憾表明、党紀に従って郭台銘氏を処分
国民党総統候補の韓国瑜・陣営、郭台銘氏の離党に遺憾・失望
柯文哲・市長、郭台銘氏の出馬署名集めを手助けか
王金平・前立法院長の動き微妙、郭台銘氏・柯文哲氏との提携を断念か
国民党総統候補の韓国瑜氏が新北市三重で集会、主催者発表35万人
国民党総統候補の韓国瑜氏が台中市で選挙活動
民進党総統候補の蔡英文・総統、郭台銘氏の離党に「民進党は団結している」
最新の世論調査各種、支持率の調査結果にかなりの差
総統・立法委員選挙の選挙事務経費、中央選挙委員会予算10億9900万台湾元
地方の選挙委員会は合わせて3億2700万台湾元
最大の出費は候補者に対する選挙資金補助7億8900万台湾元、得票1票につき30台湾元で計算
総統選挙の立候補資格、「総統副総統選挙罷免法」で規定
満40歳以上、中華民国自由地区に連続6カ月以上居住し、15年以上戸籍を置く人
政党推薦方式による立候補、資格を持つ政党は与党・民進党、最大野党・国民党、親民党、時代力量の4党
「総統副総統選挙罷免法」第22条:前回総統選挙または立法委員選挙での得票数が有効投票数の5%以上
署名による立候補、28万384人の署名が必要
「総統副総統選挙罷免法」第23条:前回の立法委員選挙の際の有権者数の1.5%以上
署名による立候補の最終期限は9月17日
郭台銘・鴻海精密工業(HONHAI)創業者、柯文哲・台北市長の出馬はあるのか
インタビュー
輔仁大学新聞伝播(ジャーナリズム)学科副教授・林鴻亦
「台湾のメディア事情と新しい仕事の形態(上)」
輔仁大学新聞伝播(ジャーナリズム)学科副教授の林鴻亦さんは、台湾のジャーナリズム研究・教育者の中で、数少ない日本語ができる人材だ。
台湾のテレビ局で仕事をしていた時代、日本のテレビ局との共同制作を経験し、日本に留学する。研究テーマに選んだのは、メディアの国際協力だった。
台湾のメディアで働く人材を育成するジャーナリズム学科だが、卒業生の中にはメディアから離れる人も多いという。それは、数字で評価される台湾のメディアの現実の中で、スピードに追われた質の低い仕事をすることに失望するからだという。
林鴻亦さんは、そうした現実の中で、編集能力を身に付けることの大切さを教えている。そうすることで、影響力を持った仕事ができる。またそうした能力は、企業や政治の世界でも応用できる。そうした分野に活躍の舞台を見つけた卒業生も少なくないという。
インターネットに広告支出が移る中で、テレビや新聞など既存のメディアは厳しい状況に置かれている。こうした中で、既存メディアから離れて独立して専門性の高いジャーナリストの仕事をしている卒業生もいる。既存メディアから仕事の依頼を受けたり、他の業種や地域社会とのコラボレーションでビジネスを展開している。新しいメディアの在り方として注目される。
林鴻亦さんのお話し、2回に分けて紹介する。今回はその1回目をお届けする。
【林鴻亦(りん・こうえき、リン・ホンイー)】
輔仁大学新聞伝播(ジャーナリズム)学科副教授
日本立教大学社会学博士
(インタビュー:早田健文)
2020年1月11日投票の総統選挙、選挙経費の上限は4億3029万7000台湾元
総統・副総統選挙罷免法で規定、人口×0.7×20台湾元+1億台湾元
1000台湾元未満は切り捨て
投票の月から6カ月前の月末の人口を基準
最大野党・国民党の党内予備選挙に敗れた郭台銘氏、呉敦義・党主席と面会に同意したものの、「時間がない」と先送り
柯文哲・台北市長、郭台銘・鴻海精密(HONHAI)創業者、王金平・前立法院長がイベントで同席、握手を交わす
柯文哲・台北市長、郭台銘氏からの「副総統兼行政院長」の申し出を断る
三者の協力は成立か破局か、注目集める
郭台銘氏の支持者、国民党公認候補・韓国瑜氏の支持者、互いに批判
八二三戦役(金門県砲撃戦)記念日、蔡英文・総統は金門での記念式典に出席
蔡英文・総統、「中華民国台湾を守ることに一歩も退かない」
馬英九・前総統が「92年コンセンサス」受け入れを要請、蔡英文・総統「中国大陸との交流を拒否していない」
柯文哲・台北市長、郭台銘・鴻海精密創業者、王金平・前立法院長、総統選挙で三者協力なるか
国民党の団結が難航、郭台銘氏と王金平氏の動向が不透明
野党「時代力量」が解体の危機、邱顕智・主席が党員離脱の責任で辞任表明
立法院での5議席が2議席に減少、民進党を支持するかで路線対立が顕在化
蔡英文・総統、韓国瑜・高雄市長、柯文哲・台北市長、総統選挙に臨む3人が日曜日を利用して各地の廟巡り
総統選挙の選挙運動は、まず廟巡りで支持固め
最大野党・国民党、総統候補の韓国瑜氏を交代させる動き
韓国瑜氏、「総統候補選びの党内予備選挙は完全に公平」
蔡英文・総統が頼清徳・前行政院長に電話、副総統候補は誰か
民進党内で、総統選での蔡英文・頼清徳コンビに期待
蔡英文・総統、「私がいれば、台湾は第二の香港にはならない」
香港でのデモに、蔡英文・総統「民主・自由を守る」
無所属の柯文哲・台北市長が新党「台湾民衆党」を結成、総統選挙出馬はどうなる
蔡英文・総統を批判、対外関係は実務路線を主張
最新世論調査で新党「台湾民衆党」は最大野党国民党・与党民進党に次いで第3位、混乱続く「時代力量」を上回る
柯文哲・台北市長、郭台銘・鴻海精密工業(HONHAI)前会長との提携模索か
柯文哲・台北市長が蔡英文・総統を批判、「周辺の人間はいずれも汚職している」
中国大陸が8月1日から台湾への個人旅行を停止、70万人以上が減少か
観光収入減少は100億~300億台湾元
海外から台湾を訪れる旅行者、交通部が今年の予測1200万人を1120万人に引き下げ
インタビュー
日本航空(JAL)台湾営業処処長・王富民
「日本航空が台日路線就航60周年、台日の航空市場は今」
王富民さんは、日本航空(日本アジア航空を含む)で30年、勤めてきた。台日間の航空市場そして観光市場の事情に詳しい。
王富民さんは、台湾の大学で航空工学を勉強した後、日本語もまったく分からないまま日本に留学し、日本大学で法律を学んだ。そして、当時、台日路線を専門に経営していた日本航空の子会社、日本アジア航空に、難関を突破して入社した。
日本アジア航空は、ドル箱路線と言われた台湾・日本間の路線を専門に経営する航空会社だった。その後、台湾・日本・中国大陸をめぐる政治的な環境の変化の中で、親会社の日本航空に吸収される。王さんは、その間の変遷も見てきた。
また、日本航空からの出向で、業界団体の財団法人台湾観光協会の副秘書長も2年余り務め、台湾の観光市場の発展に尽力してきた。
台湾のお客さんを日本に運ぶ航空会社の仕事、海外のお客さんに台湾観光をアピールする観光協会の仕事を経験し、双方向の人の流れにかかわって来た。
その王富民さんに、日台間の航空市場、台湾の観光市場についてお話しいただいた。
【王富民(ワン・フーミン、おう・ふみん)】
淡江大学航空工学科卒業
日本大学法学部卒業
1989年に日本航空の子会社で台湾路線専門の日本アジア航空に入る
日本アジア航空が日本航空に吸収
現在、日本航空(JAL)台湾営業処処長
(インタビュー:早田健文)
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前半は「台湾通信」と題して、その週の最新の政治や社会の動きをまとめてお伝えしています。
後半は台湾に関する様々な分野の話題を録音やインタビューを交えてお伝えしています。ただし、毎月第二日曜日は「玉山クイズ」です。台湾に関するクイズを一問出題してリスナーの皆さんにお答えいただく番組です。正解者の中から抽選で20名を選んで台湾ならではのプレゼントをお送りいたします。