かつてエコノミックアニマルと呼ばれ世界を席巻したジャパニーズビジネスマン。時代が変わり、世界が変わった今。私たちはどんなアニマルになっているのだろうか。現代を生きるニューエコノミックアニマルたちの”日常に潜むおかしみ”を切り取る一話完結ビジネスコント。
広告代理店勤務のニューエコノミックアニマル。育児休業中。
Youtube:親子で楽しく祝おう!ロブスター夫人の年中行事の世界
男)本日より、関西支社長に就任しました、ポール・クルーグマンです。よろしくお願いします。
私は、スイス人です。大学はハーバードでMBAを取りました。
前職は、コンサルティングファームであまたの企業再生案件を手掛けました。
女)おいおい、ど偉いエリートのガイジンさん来たな・・・。
男)大学教授だった母が、日本文化を研究していたので、幼いころから、ニッポンには関心がありました。
美しい景色、美味しい寿司、そして、たくさんのおもてなしをいただき、ニッポンに恋をしました。
それから、二十年以上が経ち、こうして、皆様と新しいチャレンジができること。とても、嬉しくおもいます。
男)親日家である私は、当然、日本の都が、もともと東京ではなく、関西だったということを、知っています。
特にこの大阪の街は天下人、秀吉が礎を築いた街です。
大阪の持つユニークなカルチャーを活かして、世界を驚かせるproductを一緒に作っていきましょう!
女)なんか、ええ人そうだし、大阪のこと、よう分かってくれてるやん!
英語と、フランス語と、ドイツ語とロマンシュ語。さらに、この日本語と少しの中国語が使えます。
男)この度、関西支社長を拝命するにあたり、関西弁もマスターしたので、
めっちゃええな。眺め最高やし、社食も美味いし。雰囲気がええな。
男)打ち合わせ、プレゼンとか見とっても。みんなボケたりつっこんだり、
男)あのな、支社長室いうけったいな部屋もろうたけど。僕、あんなもん要らんねん。
自分らと机並べて働くからな、ヘイ、ポールさん言うて、気軽に絡んでな。
女)やっぱりや。よし、突っ込んだる。ヘイポール!関西弁きしょいぞー!
商品企画部、営業、マーケティング部、購買部、お客様相談室、
組織の壁、越えて、えぐい顧客体験で、お客様に、おおきに言わせないとあかん!
女)おい、ポール、めっちゃ、ええこと言ってるっぽいけど、関西弁がきしょすぎて全然入ってこーへんで!
男)突込みがとっても上手やね!ちょっと前に来てください!
男)ええか、ただのキモいガイジンやと思って、と突っ込んでな。
男)じゃあ、始めるで。どうも~。CIAのスパイです~。
男)トランプを当選させたのも、落選させたのも僕やで。
女)なんでやねん!せっかく仲良くしていこうって時になんてこと言うとるねん。
男)生産性が低すぎることで世界的に有名な日本人の中でも、特に生産性低いねんなぁ。関西人。
男)半分でもなんとかなるやろ。無駄金抱えて死んでいくやつ多すぎやねん、日本人。
男)ちなみに、ボクの年収は4,000万円。家賃は月々120万円で、これは全て会社が払います。
男)そもそもね、給料上げるにはそれなりのことをせなあかんと思うのよね。
男)先に言っとくけどな、部下からの忠誠心を、犬にどれだけ尽くしたか?だけで測りますらね僕は!!
女)ボケとは言え、ヤバいこと言い過ぎや!・・・・え、うわ、こわ、マジの目やん。真っ青な目でまっすぐ見てくる。こわ。
男)あとな、外国人差別的する人は、すぐにクビにするからな、ご注意願いまーす!
女)こわ!!!・・・。え、今の真っ青な目って、大丈夫でしたか。?ガイジンとかも何回か言っちゃったけど・・。
おおきに、Thank you!たこ焼きパーティしましょう!バイバイ!
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