アジアフェンシング連盟が主催する年齢別のアジア選手権「アジアカデ・ジュニア選手権」は先月、2月16日から25日までバーレーンのマナーマで行われました。カデの部は17歳以下、ジュニアは20歳以下を対象とします。この大会のカデ部門、ジュニア部門あわせて6つの競技に参加にするため、中華民国台湾からはおよそ50人の選手団がバーレーンへ向かいました。そして、2月17日、カデ、17歳以下の女子フルーレに台湾代表として出場した弓長皇美子選手が見事優勝、大会初の金メダルをもたらしました。台湾の選手が「アジアカデ・ジュニア選手権」において、カデの女子フルーレで金メダルを獲得したのは、初めてです。2007年生まれ、現在16歳の弓長皇美子選手は、お父さんが台湾人、お母さんが日本人です。日本の中央大学に通うお兄さんも今大会、日本代表としてジュニア男子エペに出場、見事銅メダルを獲得しました。