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こんにちは、おぐりんです。
「やりたいことがわからない」
「まずは行動してみよう」
よく耳にする言葉です。
でも、実際に“やってみる”ことのハードルは想像以上に高い。
頭ではわかっていても、心が動かない。その「間」にあるものを、ずっと考えてきました。
キャリア研究や発達心理学の分野では、ここ10〜20年で定説が変わりつつあります。
やりたいこと(情熱・興味)は、最初から内側にあるものではなく、行動を通して後から形成される
そう示す研究が増えているのです。
たとえば、「情熱は発見するものではなく、育つもの」(キャロル・ドゥエック系の研究)や、「適職感は経験量に比例する」(キャリア構築理論)など。つまり、「好きなことを見つけてから動く」ではなく、「動いてから好きになる」という順序が、人の成長プロセスとして主流になっているのです。
でも、この話にはもう一段、重要な問いがあるように思います。
こんにちは、おぐりんです。
「自分がやっている」
「自分で決めた」
そう言い切れる感覚、ありますよね。
でも、その“主体性”って本当に自分が握っているものなのでしょうか?
神経科学者・ベンジャミン・リベットの有名な実験があります。彼は、脳の電位変化を通じて、私たちの「意識」と「行動」の関係を観測しました。その結果、驚くべきことがわかったのです。
人が「今、動かそう」と意識するよりも前に、脳の中ではすでに“行動の準備”が始まっていた。
つまり、私たちは「行動してから、意識している」可能性がある。
引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251214
こんにちは、おぐりんです。
「見る者がいなければ、月は存在しない。」
この言葉、最初に見たとき、正直「いや、そりゃそうでしょ」と思ったんです。
でも、この言葉を言ったのがジョン・ホイーラーという量子物理学の巨匠だと知って、「あれ、そんな当たり前のことを、このレベルの人が言う?」と違和感を覚えました。
そこから少し調べてみたら、これが思った以上に深くて面白かったんです。
引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251213
こんにちは、おぐりんです。
目的は、目的を持たないときにもっともよく達成される。
― ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
この言葉に出会ったとき、正直ピンときませんでした。
僕は、「目的を持つから行動できる」「方向を決めるから前に進める」と考えているタイプです。
だからこそ、この逆説的な言葉に、どこかモヤっとした違和感を覚えたんです。
引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251212
こんにちは、おぐりんです。
「ビジョン=未来を描くもの」
そんなふうに思っていませんか?
でも最近、ある人との会話で「ビジョンとは、現在の自分に影響を与えるものなんだ」と聞いて、深く腑に落ちました。調べてみると、心理学や経営学でも、まさにそのように定義されているんです。
つまり、ビジョンとは“未来の理想”であると同時に、“今”を動かすトリガーでもあるということ。未来の自分を想像することが、今の自分の思考・感情・行動にダイレクトに影響を与えていく。それが本来のビジョンの役割なのだと思います。
引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251206
こんにちは、おぐりんです。
人間は、自分が知らないことを
“知っているつもり”になれる唯一の動物だ。
――行動経済学者 ダニエル・カーネマン
この言葉を初めて読んだとき、どこかチクリとした痛みを覚えました。
人間を賛美しているようで、実はそうではない。
カーネマンの意図はむしろ、“自分の思考は信用ならない”という警告にあります。
私たちは「知らない」ことよりも、「知っているつもり」でいることのほうに、よほど無自覚です。そしてその“知ったつもり”が、未知を閉ざし、世界を狭めていく。
でも、この言葉をもう少し踏み込んで読むと、「知ること」そのものに潜む別の怖さも見えてきます。
それは、知ってしまったら、動かざるを得なくなるという怖さです。
引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251205
こんにちは、おぐりんです。
助け合いは、人を弱くすることがある。
― フリードリヒ・ニーチェ
この言葉を聞いて違和感を感じる人もいるのではないでしょうか。
僕は、助け合いやコミュニティの温もりを何より大切に、nukumoという会社を経営しています。人が人を信頼し、支え合う場をつくることこそが、社会を前に進めると信じてきました。
けれど同時に、どこかで感じていた違和感も確かにありました。誰かを助けるという行為は美しく見えるけれど、その裏には“力のバランス”が生まれます。助ける側と助けられる側。そこに一方通行の構図が固定されてしまうと、関係性はいつしか不均衡になってしまう。もしかするとニーチェの言葉は、そうした構造的な危うさを見抜いていたのかもしれません
引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251204
こんにちは、おぐりんです。
選択肢が多いほど、人は自由になる
そんなふうに思っていませんか?
僕も長い間そう信じていました。自由とは、可能性を広げること。制約を減らし、あらゆる選択肢を持つこと。それが人生を豊かにする道だと。でも最近、少しずつ考えが変わってきています。
自由とは、選択肢を“持つ”ことではなく、選択肢を“選び取る”こと。そしてときに、“手放す”ことだと感じるようになりました。むしろ、手放す勇気こそが、僕らをより自由にする鍵なのかもしれません。
引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251203
こんにちは、おぐりんです。
急ぐ者は遅れ、遅れる者が目的地に着く。
老子
この言葉、どこか不思議に感じたのは僕だけでしょうか?
最初に聞いたとき、「いやいや、行動を早くした方が結果は出るでしょ」と思いました。でも調べていくうちに、この言葉が“行動”ではなく“心の速度”について語っていることに気づきました。
老子が生きた春秋戦国時代は、戦乱と競争の真っ只中。すべての人が「どう勝つか」「どう効率化するか」を考え、少しでも出遅れれば命を落とす世界でした。そんな時代に「急ぐな」と言うなんて、まさに逆張りの思想です。そして、その背景にこそ老子の深い観察力と哲学的な優しさがあるように思います。焦りに駆られる人々を見て、彼は「本当の速さとは何か」を問い直したのかもしれません。
引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251202
こんにちは、おぐりんです。
人生の95%は、自分の選択ではなく“習慣”が決めている。
ウィリアム・ジェームズ
この言葉、すごく核心を突いていると思うんです。僕らは日々、自由に生きているつもりでいても、その行動の多くは“自動運転”で決まっている。特に、誰と会い、どんな人と時間を過ごすか。
それもまた、習慣の一部なんですよね。
自由に生きているようで、実は過去の積み重ねに沿って動いている。たとえば朝のルーティン、通勤の道、食べるもの、SNSで反応する話題。それらの選択が“無意識の自分”によって決められているように、人間関係もまた「慣れ」が支配していることがあります。
引用記事:https://ogu-rin.com/blogs/20251209
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