第二次大戦でのドイツ兵の勇敢さは連合国側にとって脅威だったといいます。彼らはヒトラーによって洗脳されていた、と科学者は考えますが果たして？

愛情ホルモンオキシトシンが我々ホモ・パピーを友好的にしているのが分かっていますが、しかし、それでは何故、差別や迫害、虐殺が起こったのでしょうか？

人懐っこく、見た目も幼くなったという我々ホモ・パピー。攻撃されやすくなるはずですが、地球の覇者になっているのは何故か？ヒトが赤面することの謎についても明らかになります。

人間は家畜化された類人猿だった?!驚きの珍説のようですが、その論拠には納得させられます。ダーウィンが発見した家畜の共通点が我々ホモ・サピエンスにも見られるんです。

我々は賢いから地球の覇者になった、と考えられてきました。しかし賢さという点では、他の種にもっと優れたものがあります。運命を分けたのは何なのか？

少年たちは野生に近い状態で本当に小説「蝿の王」に見られる行動をとるのか？ブレグマン氏は疑問を抱きます。そして、実際にそのような事例がないのか調べました。すると、、、？

人間は罪深い存在だ、という考え方は古代ギリシア時代から現代まで広く浸透しています。偉大な思想家も皆その前提に立っていました。しかしこの暗い人間観を見直そうという動きが各分野で起こっています。それは甘ったるい理想主義？それとも新しい現実主義なのでしょうか？

ユヴァル・ノア・ハラリ(「サピエンス全史」の著者)に、「私の人間観を、一新してくれた本」と言わせた話題の書。驚きの新事実が次々と！ぐいぐい引き込まれる絶対読むべき本です。

１ヶ月以上続けて学んできた三大心理学シリーズは今回で一旦終了です。世界大戦の時代を生きたフロイト、アドラー、ユング。その後の話。

ユングから派生した心理療法として、絵画療法と箱庭療法があります。絵の中に現れる心の不思議。何故、絵を描くこと、箱庭を作ることに治療効果があるのでしょうか？