いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!本日も前回の続きで海外駐在経験のある方や外国人として日本で働いている方と一緒に「海外勤務したい、海外生活をしてみたいと思ったきっかけ」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。
(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。
「行きたい」ではなく「いつか住む」——小学生から始まっていた海外志向
今回のサニーデーフライデーは、海外経験豊富な3名のゲスト(つぶさん・すなるさん・ハルトさん)を迎えて、海外で暮らしたいと思った“きっかけ”について深掘りトークを展開しました。最初に語ってくれたのは、つぶさん。小学校5年生のときにロサンゼルスへホームステイした経験から、自然と「将来は海外で働く」という思いを抱くようになったとのこと。アメリカ留学を経て、社内のハワイ勤務募集に応募。しかし実際に配属されたのは北京。「英語圏じゃないけど、チャンスなら行く」と即答で受け入れたその姿勢からは、"語学"よりも"体験"への純粋な欲求が感じられました。
中国へ、日本へ——“漢字”と“アニメ”が導いた意外なモチベーション
ロシア出身のすなるさんが語ったのは、「人と同じことをしたくなかった」という気持ちから始まった海外志向。高校や大学でフランス語やドイツ語を選びつつ、ある日両親から提案された「中国留学」という選択肢に即座に飛びついたそうです。中国語(特に漢字)への興味は、もともと絵を描くことが好きだったすなるさんにとって“文字”が“アート”として映ったことが背景にあります。また、子どもの頃に観た『セーラームーン』などの日本アニメへの憧れが、次なる目的地=日本へと繋がりました。「自分の稼いだお金で夢を叶えたい」と決意し、申請書類をすべて1人で整え、日本語学校を経て、日本企業への就職を実現。その過程には“夢”と“根気”が織り交ざっており、「憧れは努力の燃料になる」と感じさせてくれました。
旅と仕事は違う。バックパッカーが“海外で働く”を選んだ理由
最後に語ったのは、バックパッカー経験が豊富なハルトさん。大学時代から5年ほど、長期休みのたびに旅に出ていた彼は、1年間の休学期間を利用して5ヶ月ほど海外を巡った経験も。しかし、旅ではその国に深く“滞在”することはできない。留学では学生として関わるが、“仕事”として現地に関わることで初めて見える景色があるのではないかと、仕事を通じて海外に住む選択をしたそうです。この“旅と仕事の違い”にこそ、彼の探究心が宿っており、日常的な異文化との接点を体験するための「働く」という手段が明確に浮かび上がりました。
共通するのは“好奇心”というキーワード——行動の裏には心の熱がある
3名の語り口は違えど、その根底には一つの共通項がありました。それが「好奇心」です。・子ども時代からの海外志向(つぶさん)・文字をアートとして捉えた感性(すなるさん)・旅行と生活の境界を見たいという探求(ハルトさん)いずれも、「〇〇したい」という思いを原動力に動き出した結果として、海外生活を手に入れています。そこには、「人と同じ道を選ばない」「見たことのないものを見たい」「感じた違和感を確かめたい」といった、本人たちの個性が色濃く反映されていました。国際的に活躍する人たちの話というと“特別な才能”や“英語力”ばかりが取り上げられがちですが、実際はもっと素朴で人間的な動機が出発点になっていることがよくわかります。
“海外で暮らす”という選択は、大げさな理由よりも、小さなきっかけや好奇心が背中を押すものなのかもしれません。「みんなが英語を選ぶなら、自分はドイツ語を」「昔見たアニメの世界に本当に行ってみたい」「ただなんとなく、そこにいたいと思った」——。今回の3人の対話からは、そんな“素直な気持ち”が詰まっていました。次回のサニフラでは、いよいよ海外生活の“現実”編へ。文化の違い、働き方の違い、そして日本へのまなざしが語られます。どうぞお楽しみに!
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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