●アクションと武術に仕分けして読むやり方と、全てアクションとして読むやり方。二つの方法がある。
●「スタイルは表現を固定する」このくだりはアクション表現としては、筋が通っている。武道として考えた場合は意味不明。
●「マーシャル・アートとは、自分を誠心誠意表現すること」それ以下は「単なるショーなら・・・」という話。だからここでのマーシャル・アートとは、彼の考える理想のアクションのことであり、それ以外考えられない。武術に置き換えたら全く意味不明。
●動きを通して自分自身を表現するには、感情や意識の変化に動きがついていけなくてはならない。だからそのために鍛える必要があるということであって、リアルファイトにおける反応の速さのことを言っているのではない。
●つまりは、演技における反応の速さのことであり、これは黒澤明監督の三船敏郎への評価とまさしく一致している。それは三船の太刀捌きが速すぎてフィルムに映っていない、ということにも対応している。
●例1:爆発的な怒りを表現するには、爆発的な動きでなければならないということ。
●例2:技に感情を込めるのではなく、感情の動きに技を合わせるということ。結果的に両者の一致はあるが。基本は感情ファーストということ。=そのために鍛える。