日本の居場所と未来を創る!TCK(帰国子女) Podcast

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日本の居場所と未来を創る!TCK(帰国子女) Podcast episodes

  • 090. 隠れた喪失 – Part.2


    本日は、ボストン在住:直子さんとお贈りするTCK Podcast。
    オープニングトークは、「リトル・ライブラリー 」♬です。

    隠れた喪失 -Part.2

    前回よりTCKに関する悲嘆について、細かく紹介しています。今回はさらに4つの悲嘆をご説明しています。

    1.人間関係

    2.理想像
    3.過去の想い(実現したこと)
    4.過去の想い(実現しなかったこと)

    TCKは移動が頻繁です。その現象がもたらす影響として、見過ごしてしまうのが「悲嘆(かなしみ)」です。是非お聴きください。

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
    ―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★隠れた喪失

    「帰属意識」

    「他者に大切に想われること」
    「理解されること」

    TCKの隠れた喪失を取り上げてきましたが、【繋がる・繋がりたい】という基本的欲求に落ち着きました。哀しみを丁寧に拾い上げていけば、その欲求を満たせるのだと思います。

    無理せず、拾えるものを拾ってあげる。

    拾えるものは丁寧にゆっくりと時間をかけること。
    家族の理解が何よりも支えです。

    「今日もTCKの氣もちにありがとう!」

    ◆TCKオンライン講座のご案内

    Zoomを利用した座学型:実体験エピソードを紹介しながらTCKの特徴を解説する講座です。

    日時:2021年10月18(月) 9:30~11:30(日本時間)

    ※時差の関係上、都合が合わない方は別 途ご連絡ください。※

    受講料:1,000円(税込)

    支払い方法:自動送信メールにてご案内
    お申込み方法:下記サイトよりお申込み
    https://crossactnet.com/tck-basic/

    ◆CROSS自分を楽しむカウンセング&家族講座

    ご予約ページ(下記URLよりお申込みください)

    https://reserva.be/crossactnet
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    This program produced you by
    一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
    代表/ 初田美紀子

    資格:公認心理師、臨床心理士

    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

    一般社団法人育ちネット多文化cross

    20 min
  • 089.【TCK Home Interview】ゲスト㊼ 城田 道義さん

    元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第47回目のインタビューは、城田 道義さんのお話です。

    ・海外渡航歴 2回

    (日本生まれ /0-3歳、インドネシアへ引越/3歳-小学2年 日本での生活/
    小学2年-中学2年 再度インドネシアへ引越。日本人学校に通う/

    中学3年時、 日本に帰国後、公立中学校に編入/

    高校・大学と日本で進学する/現在は、日本のフィルムメーカーに勤務)

    ・1回目のインドネシアの記憶はほとんどないが、2回目の渡航は楽しみだった。

    カブト虫がたくさんいるジャングルのイメージが強いインドネシア。その場所に行ける!と楽しみだった。到着直後は、全く異なる文化に対して怖さを感じた。その後は、日本人学校の生活にすぐに慣れていったと記憶している。

    ・インドネシア滞在中、友達との別れを多く経験した。

    定期的(約3年ごと)に訪れる友達との別れは、寂しいが恰好の良い節目だった。別れはいつか訪れるが、日本で逢おう!と皆で別れを惜しみ、友人を見送った。現地での一大イベントだった。

    ・中3で帰国すると、想像以上にカルチャーショックが大きかった。

    暴走族を初めて見て驚愕した。身体の小さい自分は、帰国生としていじられながらも、溶け込むことは可能だった。受験期は精神的に苦しい想いもしたが、自由な校風である高校に進学し、パラダイス!と持ち直せた。仲間は価値観にバランスの取れた人が多く、高校時代を謳歌できた。


    ・海外生活がもたらした影響は何ですか?
    一概には言えないが、日本的常識を一旦疑ってみることにしている。インドネシア時代の自分は、日本が黄金の国として輝しい存在だったが、大人になってから異なる側面も理解するようになった。その上で、多様性について感じられる人間になったと思う。

    と語られる城田さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    城田さんのTCK体験をお楽しみください。

    ◆自分を知るカウンセリング&家族講座


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    お問い合わせ

    詳しくは下記URLよりお問い合わせください。
    https://crossactnet.com/contact/

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    代表/ 初田美紀子
    https://crossactnet.com

    31 min
  • 088. 隠れた喪失 – Part.1


    本日は、ボストン在住:直子さんとお贈りするTCK Podcast。
    オープニングトークは、「イン・ザ・ハイツ 」♬です。

    隠れた喪失 -Part.1

    目に見えない喪失はTCK人生に無数に存在していると言われています。喪失に気づけないと、それに伴う感情「悲嘆」にも気付けません。参考書籍では、それらを「隠れた喪失」と呼んでいます。

    どんな隠れた喪失があるのでしょうか。

    今日は、4つご紹介します。

    1.自分の世界を失う

    2.社会的地位を失う
    3.ライフスタイルを失う
    4.財産を失う

    「失う」と聴いてドキッとするかもしれませんが、その背景にあるTCKの気持ち&愛着を感じてください。是非お聴きください。

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
    ―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★隠れた喪失

    豊かなTCK経験は、多くの喪失に裏付けられています。また、出逢いは喪失と共に存在していることも大事な観点・視点だと思います。哀しみを置き去りにしないためには、哀しみの存在を認めてあげることが、非常に大事です。

    「今日もTCKの氣もちにありがとう!」

    ◆TCKオンライン講座のご案内

    Zoomを利用した座学型:実体験エピソードを紹介しながらTCKの特徴を解説する講座です。

    日時:2021年10月25(月) 9:30~11:30(日本時間)

    ※時差の関係上、都合が合わない方は別 途ご連絡ください。※

    受講料:1,000円(税込)

    支払い方法:自動送信メールにてご案内
    お申込み方法:下記サイトよりお申込み
    https://crossactnet.com/tck-basic/

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    代表/ 初田美紀子

    資格:公認心理師、臨床心理士

    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

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    19 min
  • 087.【TCK Home Interview】ゲスト㊻ 心理相談員/ Rinaさん

    元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第46回目のインタビューは、心理相談員/ Rinaさんのお話です。

    ・海外渡航歴 3回

    (日本生まれ /0-4歳、シンガポールへ引越/
    4-6歳 パナマへ引越。幼稚園(インタナショナル)に通う/

    小学1-4年生 日本(神奈川県)に引越/

    小学5年―中学1年 米マイアミへ引越。平日は現地校、週末は補習校に通う/

    その後、日本に帰国して、高校・大学と日本で進学する/

    現在は、心理相談員の仕事に従事している)

    ・幼少期のパナマでは、幼稚園では英語を話すものの、家に戻ると日本語を話すことに安心感を覚えていた。

    家の中で両親と日本語で話せることに安心した感覚があったのを覚えている。日本で暮らした経験がほぼなかったのに、両親が使う言語に安心感があったのだと思う。

    ・小学1年生になり、日本に移動が決まった。日本の生活に期待で胸を膨らませた自分がいた。

    家の外と中で、同じ言語で話せることに不思議な感覚を覚えた。言語チャンネルを切り替えなくても済む生活に、嬉しさを感じた。


    ・再び、海外への赴任が決定。米マイアミには、全く行きたくなかった。
    両親の都合で渡米すると頭では理解するものの、日本の生活は居心地がよかった自分は、「行きたくない」と駄々をこねた。渡米して現地校に通い、週末の補習校が心の支えとなった。友人と日本語で話せることが楽しかった。


    ・海外移動は、自分という存在は何であるか、という大きな命題を突きつけられる体験となった。
    帰国子女という肩書はたえず付いて回り、アイデンディディーについて否応なく考えさせられた。海外経験がキラキラしていても、そうでなくても、無駄なものをないと現在感じている。自分の経験が大事と想えることが、何よりも大切だと思う。

    と語られるRinaさんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    RinaさんのTCK体験をお楽しみください。

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    25 min
  • 086. 未解決の悲嘆


    本日は、ボストン在住:直子さんとお贈りするTCK Podcast。
    オープニングトークは、「アート 」♬です。

    未解決の悲嘆

    本日のテーマは「未解決の悲嘆」です。TCKにとってアイデンティティーの確立に次いで、2番目に大きな問題が「未解決の悲嘆」と言われています。この問題を本エピソードより暫く継続してお届けします。

    ①生じる原因
    ②悲嘆の内容
    ③悲嘆が隠れてしまう状況
    ④悲嘆の出現の仕方
    ⑤遅れてやってきる悲嘆
    上記①~⑤を取り上げていきます。

    本日は、感情としての悲嘆と発生する原因についてお話していますので、是非お聴きください。

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
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    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★未解決の悲嘆

    TCKの人生が素晴らしいことは、言うまでもありません。一方、TCKが経験する喪失と別れは、移動経験のない方々と比較すると、何倍にも多くの経験をしています。どんな別れも喪失も感情を伴います。

    感情を認めてあげること。生活の上で一つ一つを認めていくのは至難の業です。けれども、有形無形の喪失を考えていくことは、TCK体験をより豊かに活かしていけます。

    「今日もTCKの氣もちにありがとう!」

    ◆TCKオンライン講座のご案内

    Zoomを利用した座学型:実体験エピソードを紹介しながらTCKの特徴を解説する講座です。

    日時:2021年9月23(木) 19:30~21:30(日本時間)

    ※時差の関係上、都合が合わない方は別 途ご連絡ください。※

    受講料:1,000円(税込)

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    代表/ 初田美紀子

    資格:公認心理師、臨床心理士

    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

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    17 min
  • 085.【TCK Home Interview】ゲスト㊺ 嶋尾 裕幸・有美子夫妻

    元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第44回目のインタビューは、嶋尾裕幸・有美子夫妻のお話です。

    【嶋尾 裕幸さん プロフィール】

    ・海外渡航歴 1回
    (ブラジル・サンパウロ生まれ /
    0-15歳 ブラジル育ち。日本人小学校・中学校に通う/
    日本帰国後、高校は日本で進学。大学はロシアに進学/
    その後、日本に帰国して現在に至る)

    【嶋尾 有美子さん プロフィール】

    ・海外渡航歴 1回
    (日本愛知県生まれ / 幼稚園時代、横浜へ引越/
    小学6年―高校1年 米シカゴへ引越。現地校に通う/
    日本に帰国後、高校・大学は日本で進学。現在に至る)

    ・当時、TCKの自分が体験した、感じていた印象的なエピソードを教えてください。

    (裕幸さん)

    両親の教育方針として、子どもを日本に戻したいという強い想いがあった。日本人学校に通っていたこともあり、自分自身も日本に大きな憧れと期待を持っていた。日本人の友人が持ち込むゲームやお菓子は、非常に魅力的だった。
    (有美子さん)
    中学に進学すると思っていた矢先、突如のアメリカ行きが決定された。引越は嫌で、アメリカの現地校に通うも英語も分からず、混乱した状態が続いた。一方、何もできない自分から、徐々に英語を理解して適応できる自分になるにつれ、本当に楽しい生活へと変わっていった。

    ・海外生活がもたらした影響について教えてください。

    (裕幸さん)
    世の中は多様性に満ちていることを学んだ。周りに合わせながらも、自分を主張するバランス感覚を養ったと思う。

    (有美子さん)

    海外で生活することで、日本人である自分を意識する経験が出来た。この意識は大きいと思う。

    ・TCK同士のカップルについて、どう感じられていますか?

    (裕幸さん)
    個人的には、とてもお薦めしたいと思う!幼少期・学童期の海外体験は、多様性を理解しているベースがあるので、寄り添うという観点でプラスだと思う。

    (有美子さん)

    一概には言えないが、幼いころの体験は価値感・感じ方に大きな影響を与えていると思う。お互いが同じような体験を有していることは、安心感が得られていると思う。

    と語られる裕幸さん&有美子さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    お二人のTCK体験をお楽しみください。

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  • 084.【TCK Home Interview】ゲスト㊹ 心理カウンセラー/ 秋田 まきさん

    元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第44回目のインタビューは、心理カウンセラー/ 秋田 まきさんのお話です。

    【秋田まきさん オンライン情報】

    ・海外こころのヘルプデスク 24時
    https://www.helpdesk24.net

    ・海外生活・国際恋愛カウンセリング

    https://www.kaigaisoudan.com

    ・海外渡航歴 2回

    (日本生まれ / 3歳 オランダへ引越。現地の幼稚園に通う/
    小学1年 日本に帰国。公立小学校に通い、卒業。中学へ進学/

    中学1年終わり、 オランダへ再度引越。インターナショナルスクールに通う/

    日本帰国後、高校・大学へ進学。大学時代、仏(2年間)留学/

    大学院へ進学、メキシコ留学の経験あり/

    現在、メキシコ在住。心理カウンセラーとして活動中)

    ・1回目のオランダ生活は、感覚として鮮明に覚えている。

    森の中にある幼稚園時代は、大事な想い出として残っている。適応に時間のかかり、オランダ語は4年かけても話し出さず、自分の世界を耽る子だったと聞いている。周りは心配したであろうが、本人はオランダ生活を十分に楽しんでいた。

    ・2回目のオランダ移動は、異なる視点から自分を見てくれる人に出逢えることに、ワクワクした。

    日本での小学校生活は、集団行動が苦手な自分にとっては非常に疲れる空間だった。そんな日常から一転してオランダ行きを知った時は、心の避難場所として機能していた場所に戻れると喜んだ。オランダに戻ると、意外と知らないオランダがたくさんあることを思い知らされ、逆にショックだった。

    ・帰国後、同じ環境(中学校)に戻り、温かい毛布に包んでもらったように、ソフトランディングが出来た。

    人種差別と社会不平等を痛烈に体感したオランダ生活とは一転して、日本の高校生活は優しさを感じた。一方、同時に生ぬるさも感じ、物足りなさ故に、高校生活は積極に活動したと振り返る。

    ・海外移動がもたらす影響は、計り知れないものだと感じている。

    時限のある生活(海外生活)は、落ち着かない大変なものだったと振り返る。大きな引越に慣れすぎている自分を分析しても、それが如何に苦労を伴うものであったかと思う。家族と共に大きな波に揺れながら、大きすぎる抽象物(国家・文化など)とぶつかった経験は、現在に活きている。

    と語られるまきさんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    まきさんのTCK体験をお楽しみください。

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    35 min
  • 083. 組織の中のTCK


    本日は、NY在住:麻衣子さんとお贈りするTCK Podcast。
    オープニングトークは、「動かす人 vs 動かされる人 」♬です。

    組織の中のTCK

    本日のテーマは「組織の中のTCK」です。親の所属する組織、サブカルチャーの中で育つTCKのお話です。

    海外駐在や外国での生活は、親が所属している組織に生活が規定されます。現在は昔に比べて、ずいぶん緩和されているものの、従業員の安全を守るために、一定の秩序を保ったルールを規定していることは多く存在しています。

    この意味において、組織とは「帰属意識という心理的要求が満たれる場」でもありますが、TCKにとって、親が所属する組織だけが自分たちを規定するものでもないことも事実です。

    TCKは親の所属組織のすべてを取り込む必要もなく、また、組織の影響も否定することもありません。願わくば、TCKのすべての体験が自分たちの中に取り込み、体現できることが望まれています。

    【参考図書】

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    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★組織の中のTCK

    TCKのアイデンティティーと発達問題を考える時、利点と難点が絡み合っています。TCKの経験は、強いアイデンティティーを創ります。一方、TCKの人生には必ず直面する困難がたくさんあるということも事実です。

    全てひっくるめて、TCKは自分に起きた豊かな人生を認めており、大事に想っているTCKが多いことも、皆さんにお伝えしたい事実です。

    「今日もTCKの氣もちにありがとう!」

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    日時:2021年8月27(金) 9:30~11:30(日本時間)

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    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

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    16 min
  • 082. Summer2021-残暑お見舞い申し上げます

    Summer2021-残暑お見舞い申し上げます

    本番組をいつもお聴きいただき、ありがとうございます。「Summer2021-残暑お見舞い申し上げます」と題して、この番組のナビゲーターさんお二人と一緒に、3人でサマートークを繰り広げます。

    この番組は昨年2020年1月末より開始されました。TCK(帰国生)の存在、TCKの頑張りをお伝えしたく、発信することでサポートしたいと放送しています。3人の共通点は、アメリカ生活をしたことがある!という共通項です。一方、TCKがらみで異なる点もあります。

    直子さん(ボストン在住):スペインと日本のカップルのお子さんを育てるTCKのお母さん

    麻衣子さん(NY在住):日本人夫婦のTCKママ。2人のお子さんのお母さん。
    Mikiko(東京在住):日本生まれ、日本育ちの元TCK。現在、3人娘を育ている母親。

    2021年の夏、3人よりリスナーの皆さんに、残暑お見舞いをお届けします!

    ナビゲーター:直子さん(ボストン在住)

    地球上すべての子ども達・大人達へ、ささやかな願いを込めて。

    どんな経験も糧にして、“今”あるものに感謝しながら、自分ができる事・変えられる事に集中できますように。

    ボストン公共図書館

    ナビゲーター:麻衣子さん(NY在住)

    私たちひとりひとりの、この世にひとつしかない花たちが、それぞれにのびやかに咲き誇り、そしてこの上ないハーモニーを奏でる世界。そんな光景をいつも脳裏に描き、また信じています。 いつも聴いてくださっている皆さんに、心からの感謝を!

    NYマンハッタン ハイライン

    オーガナイザー:Mikiko(東京在住)

    TCKの一人一人が、TCK家族が違いを認め合いながらも、自由に伸び伸びと自分の世界を謳歌できることを応援しています。また、日本という国と文化にかかわれたことに感謝しています。 番組を聴いてくださっている皆さん、いつもありがとうございます☆彡

    秩父の山々

    楽しい夏2021をお過ごしください! いつも、ありがとう★

    ◆CROSS自分を楽しむカウンセング&家族講座

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    代表/ 初田美紀子

    資格:公認心理師、臨床心理士

    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

    一般社団法人育ちネット多文化cross

    31 min
  • 081. 反抗期の遅滞

    本日は、NY在住:麻衣子さんとお贈りするTCK Podcast。

    オープニングトークは、「ZOOMのスイーツ教室」♬です。

    反抗期の遅滞

    本日のテーマは「反抗期の遅滞」です。

    ‎TCKの反抗期の遅れは、思春期の到来がそもそも遅いことも一因として挙げられます。 ルールを守ることから解放される反動しての反抗期は、大きな反抗として表れてくる場合もあるそうです。‎

    また、TCKの所謂「孤独感」が助けを求めるサインとして表れる現実もあります。孤独による訴えとしての反抗は、TCKのみならず、一般の若者にもみられることですが、TCKの場合は激しく生じることがあります。溜まっている「怒り」は受容されないもどかしさとなって、両親に向けられてしまうのです。

    書籍では予防策として大事なポイントも挙げています。

    「TCK本人はどんな形であっても、これからの人生に自分が物事を決められる。また、決めていいことを伝えることだ!」

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
    ―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★反抗期の遅滞

    TCKにとって、反抗期の遅滞は辛いものです。一般的な思春期の時期を遥かに超えて、20代、30代でも自分との折り合いがつかない場合もあります。‟反抗が遅れることがある…”という知識を知っているだけでも助けになります。TCKとその家族は、仕組みを理解された時から、いつでも行動の改善が可能です。

    「今日もTCKの氣もちにありがとう!」

    ◆TCKオンライン講座のご案内

    Zoomを利用した座学型:実体験エピソードを紹介しながらTCKの特徴を解説する講座です。

    日時:2021年8月27(金) 9:30~11:30(日本時間)

    ※時差の関係上、都合が合わない方は別 途ご連絡ください。※

    受講料:1,000円(税込)

    支払い方法:自動送信メールにてご案内
    お申込み方法:下記サイトよりお申込み
    https://crossactnet.com/tck-basic/

    ◆CROSS自分を楽しむカウンセング&家族講座

    ご予約ページ(下記URLよりお申込みください)

    https://reserva.be/crossactnet
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    一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
    代表/ 初田美紀子

    資格:公認心理師、臨床心理士

    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

    一般社団法人育ちネット多文化cross

    13 min

About 日本の居場所と未来を創る!TCK(帰国子女) Podcast

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TCK、帰国子女、そして海外ツールを持つ方々の人生をテーマに、海外生活や異文化体験がもたらす強み&豊かさをお伝えする情報発信番組です。元帰国子女やTCKのインタビューコーナーでは、海外移動が人生にもたらした影響のみならず、“Where is your…