日本の居場所と未来を創る!TCK(帰国子女) Podcast

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日本の居場所と未来を創る!TCK(帰国子女) Podcast episodes

  • 100.【TCK Home Interview】ゲスト53 産前産後セラピスト/ 坪野谷 知美さん

    元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第53回目のインタビューは、産前産後セラピスト/ 坪野谷 知美さんのお話です。


    【知美さんオンライン情報】
    ・NPO法人Mother’s Tree Japan
    (在日外国人女性の産前産後サポートと多文化共生子育て)
    https://mothers-tree-japan.org

    ・海外渡航歴 1回

    (日本(栃木県)生まれ / 6歳、香港に引越。小学校は香港の日本人学校に通う/
    小学5年よりイギリスへ異動。/イギリス行きの前の1か月間、初めて栃木の小学校生活を体験/

    小学5年-中学2年、イギリスの日本人学校に通う/

    中2帰国後、私立女子中学に編入/ 中学・高校・大学と日本で生活/

    現在は産前産後セラピストとして、在日外国人女性のサポートを手掛けている)

    ・香港での海外生活は、時代の影響もあり、とても厳しい環境の中で育った。

    中国文化+イギリス文化が織りなすチャンプル(混在)の社会は、たえず日本人というものを考えさせられる環境だった。自由に出歩ける環境ではなかったため、常に緊張状態だったと思う。

    ・イギリスに異動すると、香港とは別の意味で厳しい環境下の生活だった。

    同じ日本人学校に通うも、香港とイギリスでは通う日本人のお友達のタイプが異なっていた。イジメのような体験もしたため、辛い時代だったと振り返る。
     

    ・自分のルーツを強烈に探しつづける自分がいたと思う。

    日本帰国後は友人に恵まれ、上手く適応していった。一方、多くの異文化を体験した自分の中に生まれた葛藤は、常に外に出してはいけないと隠していた。日本の同調圧力を感じ、濁流に呑まれそうになりながら焦っていたのだと思う。

    ・海外生活がもたらした影響は何ですか?

    2年前に立ち上げた在日外国人の産前産後サポートのお仕事を通じて、結果的に自分自身のルーツを話す機会が多くなった。そのこと自体が、日本人アイデンティティーへの悩みを吹っ切るきっかけになったと思う。実母への感謝の気もちと共に、所在のなさを感じる自分は逆にクリエイティビティーに繋がっていることを認められたのだと認識している。

    と語られる知美さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    知美さんのTCK体験をお楽しみください。

    ◆自分を知るカウンセリング&家族講座


    ご予約ページ(下記URLよりお申込みください)

    https://reserva.be/crossactnet

    お問い合わせ

    詳しくは下記URLよりお問い合わせください。
    https://crossactnet.com/contact/

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    This program produced you by

    一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
    代表/ 初田美紀子
    https://crossactnet

    27 min
  • 099. 悲嘆の扱い方


    本日は、NY在住:麻衣子さんとお贈りするTCK Podcast。
    オープニングトークは、「父からの誕生日プレゼント 」♬です。

    悲嘆の扱い方

    前回(第97回)は悲嘆を慰める際に、その気持ちをありのままを認めるどころか、励ましてしまう大人の側面をお話しました。しかしながら、励ましは悲嘆を否認してしまう可能性があります。

    悲しい気もちは、「かなしい、つらい。」「そうか、そうか、辛いよね」とただただ聴いて認めてあげることが如何に大切かというお話をしています。

    大人が選んだ海外生活や駐在の自分たちにおける意味を語ることは、何ら問題はありません。親の価値観を紹介することは、とても意義のあることであると思います。しかしながら、それが絶対的に正しいのではなく、その生き方には哀しみも伴うことを大人が認めてあげることで、子どもたちのパワーになると思います。

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
    ―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★悲嘆の扱い方

    良い悲嘆と悪い悲嘆があるといいます。その差異は、TCKの子どもたちが失った物への寂しさを声に出していうことができるか否かです。大人(親)が一緒に感じてあげること以外に十分に感じ切ることはできません。

    これもTCK体験の一つになるのです。それを経てTCKたちがさらにパワーを出せる!と知ったら、親・大人である皆さんにも哀しみに浸る勇気が湧いてきませんか?哀しみは存在するたしかな感情です。

    「今日もTCKの氣もちにありがとう!」

    ◆TCKオンライン講座のご案内

    Zoomを利用した座学型:実体験エピソードを紹介しながらTCKの特徴を解説する講座です。

    日時:2022年1月8(土) 9:30~11:30(日本時間)

    ※時差の関係上、都合が合わない方は別 途ご連絡ください。※

    受講料:1,000円(税込)

    支払い方法:自動送信メールにてご案内
    お申込み方法:下記サイトよりお申込み
    https://crossactnet.com/tck-basic/

    ◆CROSS自分を楽しむカウンセング&家族講座

    ご予約ページ(下記URLよりお申込みください)

    https://reserva.be/crossactnet
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    一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
    代表/ 初田美紀子

    資格:公認心理師、臨床心理士

    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

    一般社団法人育ちネット多文化

    14 min
  • 098.【TCK Home Interview】ゲスト52 俳優 小林 春世さん

    元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第52回目のインタビューは、俳優/ 小林 春世さんのお話です。

    【春世さんオンライン情報】

    ・演劇集団キャラメルボックス
    https://caramelbox.com

    ・Twitter    @halu0927

    ・Instagram  @haruyowaruyo

    ・海外渡航歴 1回

    (日本生まれ / 幼少期、神奈川県で育つ/
    中学1年(9月)より1年間米・ボストンの現地校に通う(土曜補習校含む)/

    中学2年で日本帰国。その後、在籍していた中学に復学/ 中学・高校・大学と日本で生活/

    現在、文化庁派遣によりNY研修中。演劇集団キャラメルボックスで俳優の仕事をしている)

    ・ボストン行きが決まった中学1年時は、反抗期真っ盛り。どうしても行きたくなかった想いが強かった。

    アメリカへの転校が決まった旨を綴った親が書いた学校宛の手紙を隠し、なんとか阻止しようとしていた。到着後、反抗を表現するためにも、写真には笑顔で映らないことも心に決めていた。しかし、生活に慣れて友人が出来るにつれ、気もちに余裕が出て笑顔で過ごす自分に変化していった。

    ・ボストン滞在1年後に日本に戻ると、同じ環境の学校生活でありながら大きな変化が生じた。

    同じ中学に戻ったが、学業の遅れを感じたこと以外にも、友人関係も様変わりした。思春期の照れのようなものがあり、仲良かった友人とは距離が生じた。悩みはそれほど大きくはなかったが、自分なりの変化を感じた。
     

    ・海外への興味関心は大きく膨らみ、現在も好奇心は維持されている。

    大学生活では48か国旅行に出かけたり、就職はフロリダでディスニーワールドを選択した。それが、現在の俳優の仕事に繋がったと認識している。ボストンの経験が後押しとなり、言葉への怖さがないことが海外生活を選べていると思う。全ての経験が自分のエッセンスとなり、現在に活かされている。


    ・海外生活がもたらした影響は何ですか?
    世界にはいろんな人がいることを理解できたことが、何よりもの収穫だと思う。知ることは選ぶことを可能にする。知らないことには何も選べない。現在のNY生活でも様々なことを吸収しており、これを日本に持ち帰った後に活かしていきたいと思う。

    と語られる春世さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    春世さんのTCK体験をお楽しみください。

    ◆自分を知るカウンセリング&家族講座


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    お問い合わせ

    詳しくは下記URLよりお問い合わせください。
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    代表/ 初田美紀子
    https://crossactnet

    31 min
  • 097. 慰めの欠如


    本日は、NY在住:麻衣子さんとお贈りするTCK Podcast。
    オープニングトークは、「五感のプライオリティー 」♬です。

    慰めの欠如

    TCKの特徴は「異文化体験の豊かさ」と「喪失体験(別れ)」です。その中で喪失に関するテーマが、マイナス感情を伴う事柄のため、切ない気持ちにさせられますね。TCKのみならず、すべての方に「慰め」は必要なエッセンスです。書籍のフレーズをご紹介します。

    “「慰め」それ自体は状況を変えるわけでも、辛さを取り除くわけでもない。しかし、それは「誰かが想ってくれている。理解しようとしてくれている」というメッセージを送る”

    慰めと励ましの違いをお話しています。是非お聴きください!

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
    ―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★慰めの欠如

    TCKの喪失は、どなたかの亡くすほどの明白の喪失ではありません。しかしながら、喪失の連続の体験をしていることは確かです。逆に「勇気づけ」の発言を、周りの大人から得られる機会が多くなってしまうかもしれません。

    友人との別れや移動、自分の慣れ親しんだ世界との別れを否定しているのではないのですが、それを哀しむ自分に対して「慰め」があったら、どんなに癒されることでしょう。

    「今日もTCKの氣もちにありがとう!」

    ◆TCKオンライン講座のご案内

    Zoomを利用した座学型:実体験エピソードを紹介しながらTCKの特徴を解説する講座です。

    日時:2021年12月13(月) 19:00~21:00(日本時間)

    ※時差の関係上、都合が合わない方は別 途ご連絡ください。※

    受講料:1,000円(税込)

    支払い方法:自動送信メールにてご案内
    お申込み方法:下記サイトよりお申込み
    https://crossactnet.com/tck-basic/

    ◆CROSS自分を楽しむカウンセング&家族講座

    ご予約ページ(下記URLよりお申込みください)

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    一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
    代表/ 初田美紀子

    資格:公認心理師、臨床心理士

    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

    一般社団法人育ちネット多文化cross

    15 min
  • 096.【TCK Home Interview】ゲスト51 在日韓国人3世 ユン ヒジュンさん

    元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第51回目のインタビューは、 ユン ヒジュンさんのお話です。

    ・海外渡航歴 0回

    (日本生まれ / 在日韓国人2世の両親を持ち、在日3世として日本で育つ/
    日本の保育園に通い、小学校は朝鮮学校に入学/
    中学3年で日本の高校に入学することを決める/

    高校・大学と日本の学校に進学/

    外資系投資銀行を経て現在はIT企業に勤務。
    在日4世の子育て中。)

    ・幼少期は日本のお友達のように、「佐藤くん」の名前に憧れていた。

    幼いころより、自分の名前が他の友達と異なること不思議に感じていた。自分が韓国のルーツがあることや、どうして現在日本で生活しているかを、両親に教えられた。家庭内では、韓国語も日本語も両方の言語を使って育った。

    ・朝鮮学校で育った自分は、高校で日本の高校に進学したい!と意思を固めると、大反対を喰らった。

    多感な時期に、日本の同世代が何を考えているかを触れてみたいと強く感じていた。閉鎖的なコミニュティーから出たかった。両親のみならず、学校からも批判されるほどの大問題となったが、意思を押し通して、都立国際高校への切符を見事に掴んだ。

    ・日本の高校では、非常に大きなカルチャーショックを受けることとなった。

    共産主義教育を受けてきた自分にとって、自分自身が選んだ高校の校風、個性を尊重する教育は新鮮だった。友人たちのオープンな態度にも感化された。多文化で生きる上で、特定の個人を深く知ることが大事でもあると学んだと思う。

    ・多文化生活がもたらした影響は何ですか?

    マイノリティーとして生きることで、精神的には強くなったと感じる。自分の国を背負わざるを得ないのがTCKおよび在日の立場だと思うが、我を通しすぎず、解からないことは学ぶことで理解を深めることが大事だと思う。オープンマインドであることが必要だと考えている。

    と語られるヒジュンさんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    ヒジュンさんのTCK体験をお楽しみください。

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    20 min
  • 095. 向き合う時間の欠如


    本日は、NY在住:麻衣子さんとお贈りするTCK Podcast。
    オープニングトークは、「ホームスクール 」♬です。

    向き合う時間の欠如

    「未解決の悲嘆」の原因には、失ったものと向き合う時間が十分に取れないことが多々あると言われています。書籍でも、端的にその有様を過去と現代で比較して表現されています。

    ナビゲーター:麻衣子さんに、該当箇所の朗読もしていただいております。是非お聴きください。

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
    ―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★向き合う時間の欠如

    移動を余儀なくされるTCKの子ども時代。子どもの成長にも、生活や成長を祝う節目が必要です。成長には、お祝いの感情とともに、哀しみの気もちもあります。

    例えば、学校シーンでは卒業・入学があるように、お祝いの前には「別れ」の辛さを経験する必要があります。それらが、一気が秒速で過ぎ去るTCK。人間ならば、ゆっくり時間をかけないと、感情を味わいきれないのも事実です。

    過去を振り返り、味合う時間を親子で取ってほしいものです。

    「今日もTCKの氣もちにありがとう!」

    ◆TCKオンライン講座のご案内

    Zoomを利用した座学型:実体験エピソードを紹介しながらTCKの特徴を解説する講座です。

    日時:2021年11月29(月) 16:00~18:00(日本時間)

    ※時差の関係上、都合が合わない方は別 途ご連絡ください。※

    受講料:1,000円(税込)

    支払い方法:自動送信メールにてご案内
    お申込み方法:下記サイトよりお申込み
    https://crossactnet.com/tck-basic/

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    代表/ 初田美紀子

    資格:公認心理師、臨床心理士

    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

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    16 min
  • 094.【TCK Home Interview】ゲスト㊿ 特許翻訳者 吉野 妙子さん

    元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第50回目のインタビューは、特許翻訳者/ 吉野 妙子さんのお話です。

    ・海外渡航歴 1回

    (日本生まれ / 幼少期、埼玉県で育つ/
    小学1年―4年 英・ダービー、現地校に通う(土曜補習校含む)/

    小学5年で日本帰国。その後、公立小学校に転入/ 中学・高校・大学と日本で生活。/

    現在はフリーランスで特許翻訳の仕事をしている。3人のお子さん子育て中。)

     

    ・自由なのびのびした校風の現地校では、好きなように遊べた。

    渡英直後は英語がわからず、非常に心細かったのを覚えている。一旦、英語が分かるようになると、お友達の家に泊まりにいったり、現地での生活を大いに楽しんだ。

    ・日本への帰国が決まると、帰りたくなかった自分がいた。

    日本の学校の雰囲気はイギリスのものは別物で、「学校って、こんなにつまらないの?」と感じた。“イギリスに帰りたいな~”とずっと思っていた。

     

    ・自分がいたイギリスに、家族と2回ほど旅行した(再会した)ことがある。

    イギリス3年の体験が、夢なのか現実なのかと曖昧だったが、自分の現実だったと答え合わせが出来た。“夢じゃないんだ!実在したんだ!!”と嬉しかった。家族にとっても、大事で夢みたいな3年間だった。


    ・海外生活がもたらした影響は何ですか?
    情緒形成期にイギリスで過ごせたお陰で、視野を拡げられたと感じている。いつでも別の場所にいける!という希望を抱いているような感覚である。現状だけでに満足せず、心に余裕とも言える拡がりが育ったと思う。

    と語られる妙子さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    妙子さんのTCK体験をお楽しみください。

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    23 min
  • 093. 悲しむことは許されない


    本日は、NY在住:麻衣子さんとお贈りするTCK Podcast。
    オープニングトークは、「訴訟のクラウドファンディング 」♬です。

    悲しむことは許されない

    第86回から始まった「未解決の悲嘆」ですが、大きな概念のためイメージが付きにくい場合もあるかと思います。今回は、特に「悲しむこと」について細かく紹介しています。

    TCKの生活様式は、マイナス感情を感じる時間や余裕がないことは特徴として挙げられます。

    「嫌だ~!」と叫ぶ子供らしい時間が成長の過程には誰にも必要ですが、それを意識的にも無意識的にも、抑え込んでやり過ごしてしまっている現実がありまます。そのため、大人になり大きな衝動して顕れることもあります。

    単純にいえば、哀しいという気もちは、「悲しい」「辛い」と味合う時間をきちんと与えてあげよう!ということです。簡単でありながら、非常に難しいのが現実です。

    【参考図書】

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    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★悲しむことは許されない

    親のお仕事のために、移動生活と異文化生活を余儀なくされているTCK。親のために移動していると言っても、過言ではありません。親のために、「自分も頑張らなきゃ!」と思うお子さんの氣もちは、切なくも嬉しいものかもしれません。

    しかし、親と子供は別の人格。TCKのお子さんの中にも大きな感情があります。それはマイナス感情です。「恐れ」「悲嘆」といった大人とは別に感じているくマイナス感情も一緒に認めてあげたいですね。

    「今日もTCKの氣もちにありがとう!」

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    日時:2021年11月29(月) 16:00~18:00(日本時間)

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    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

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    15 min
  • 092.【TCK Home Interview】ゲスト㊾ 人類学者 Danau Tanuさん

    元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第49回目のインタビューは、Danau Tanuさんのお話です。

    【Danau Tanuさんオンライン情報】

    ◆ Danau Tanu- Growing Up in Transit- International Education & TCKs
    https://danautanu.com

    ・海外渡航歴 3回

    (中国系インドネシア人の父親、日本人の母親のもと主にインドネシアで育つ/
    カナダ生まれ/ 0-3歳 カナダで育つ/
    3歳―小学5年 インドネシアのインターナショナルスクールに通う/

    12歳(小5再履修)日本の公立小学校生活を1年間体験する/

    13歳―高校2年 インドネシアのインターナショナルスクールに再度通う/

    高校3年 シンガポールで生活する/

    4つの大学生活を経て、現在は人類学者として豪・パースに居住)

     

    ・小学校のほとんどの時間を、白人社会中心のインターナショナルスクールで育つ。

    「わたしのお母さんは、何故ブラウニーを作れないのだろう?」と朧げながら、外の世界と自分の家庭の違いを感じていた。

    ・日本での小学校生活は、孤立していた。

    上下関係の厳しい日本社会(女子の世界)に慣れなかった。孤立していた自分がいたが、当時、日本人である母親に相談することを思いつかなかった。図工の授業中、英語で話したい自分の想いを日記に綴っていた。

     

    ・インターナショナルスクールでも、自分が所属する世界が定まらないことがとても辛かった。

    久しぶりに戻ったインターの学校生活でも、感覚的に英語がスッと話せない自分にショックだった。高校時代になると、グループ分けは明確になっていた。欧米グループでもなく、日本グループでもない自分だが、韓国グループに所属していた自分がいた。今となっては自分自身の特異性がそこにはあったのだと感じる。

     

    ・海外生活がもたらした影響は何ですか?

    子ども時代には分からずに、大人になってから理解したことに、文化の混じり合いは自分自身の「当たり前」であったことだ。例えば、結婚を例に挙げれば、自分にとっての結婚は国際結婚に該当する。多文化に生きる自分を意識したことだと思う。文化について悩んでいる子を見つければ、すぐに手を差し伸べたい自分がいる。

     

    と語られるDanauさんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    DanauさんのTCK体験をお楽しみください。

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    39 min
  • 091.【TCK Home Interview】ゲスト㊽ 野田 順嗣さん

    元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第48回目のインタビューは、野田 順嗣さんのお話です。

    ・海外渡航歴 2回

    (日本(和歌山)生まれ /小学1年-6年 米・シカゴ日本へ引越。現地校に通う/
    中学1年時、 日本に帰国後、公立中学校に編入/公立高校(都立東京国際高校)へ進学/
    大学は再びシカゴにある大学へ進学。ジャーナリズムを専攻/
    現在は、日本(東京府中市)在住)

     

    ・好奇心旺盛の少年だったが、アメリカに行くことは不安の方が大きかった。

    「アメリカで生きていけるのかな?」とした漠然とした不安があった。一旦、現地の生活に入り込むと、溶け込むのは早く、友人にも恵まれた。アメリカ人の友達に遊び方を教えてもらい、本当に楽しい時間だった。少年期はアメリカ生活を謳歌したと思う。

    ・日本への帰国が決まり両親から伝えられると、「哀しみ」しかなかった。

    近い将来、自分の帰国はいずれ生じることとして、頭では理解していた。アメリカ生活を続けたい、此処に残りたい!という強い気もちがあった。その強い想いが、その後の日本での生活を大きく左右したと思う。英語を忘れない努力、英語を学べる高校選び、そして、アメリカの大学へ進学する道へと繋がった。

    ・米大学生活は、決して楽しいものではなかった。大きな成果を得られたと満足している。

    オリエンテーションでのディスカッションに歯が立たなかった自分は、大きなショックを受けた。危機感が募り、号泣したのを覚えている。ストイックに勉強(課題)に取り組み、記者活動を重ねる4年間だった。それが功を奏して、最後には表彰されるに至り、「やれば出来る!」と自分を証明できたことが嬉しかった。

    ・海外生活がもたらした影響は何ですか?

    子ども時代をいっぱい遊んで謳歌できたことが大きなステップとなった。そこで培ったベースが肥やしとなり、ストイックに挑戦する自分を創ったと思う。モチベーションを維持したら、やれないことはないと思う。

    と語られる順嗣さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    順嗣さんのTCK体験をお楽しみください。

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