日本の居場所と未来を創る!TCK(帰国子女) Podcast

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日本の居場所と未来を創る!TCK(帰国子女) Podcast episodes

  • 054.【TCK Home Interview】ゲスト㉙ 富岡 隆之 さん

    元帰国子女(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響や
    Home感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。

    元帰国子女の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第29回目のインタビューは、富岡 隆之さんのお話です。

    ・海外渡航歴1回

    (兵庫県生まれ、小1(3月)~小6 イギリス 現地校に通う /
    中1~中3 帰国後、帰国子女学級がある中学(神戸)に通う /
    高校・大学は日本で進学/ 2001年、広告代理店に就職。現在に至る。)

    ・イギリス現地校に転校当時、アルファベットも理解していなかった。

    言語上で特別苦労した記憶がない。両親が事前に、丁寧に学校選びをしてくれていたことが、良い適応に貢献したのではないかと推察している。

    ・イギリス生活は、概ね楽しいものだった。仲間がいたことが、救われた。

    差別はあるものの、それが全てではないと理解できたことは大きい。
    圧倒的マイノリティーの体験が出来たことは、帰国子女経験の中で、非常に大きな収穫だったと考えている。

    ・“日本は変わっている”

    国としてのベースが異なるという認識は持ったほうが、帰国後の適応をスムーズにすると感じる。自分が主流ではないという感覚は海外にいると普通に感じているが、日本では同じような指向性が生活(校則など)にも求められ、当時は驚きを隠せなかった。

    ・第二の故郷としての「イギリス」は、心の中のイメージと現実とが異なってきている。

    時間の経過と共に、“ふるさと”が少しずつ離れてきているように思う。
    帰国後6年余り経過してから、イギリスに遊びに行った。友達はいるものの、「あ~、もう自分の故郷ではないのかも、、」と一種のさみしさを感じたことがある。一方で、自分の中には現在も、「こころの故郷」として大事な位置を占めている。

    と語られる富岡さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    富岡さんのTCK体験をお楽しみください。

    ◆自分を知るカウンセリング&家族講座


    ご予約ページ(下記URLよりお申込みください)

    https://reserva.be/crossactnet

    お問い合わせ

    詳しくは下記URLよりお問い合わせください。
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    This program produced you by

    一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
    代表/ 初田美紀子
    www.crossactnet.com

    23 min
  • 053. 傲慢

    本日は、ボストン在住:直子さんとお贈りするTCK Podcast。

    オープニングトークは、「カタカナ」♬です。

    傲慢

    本日のテーマは「傲慢」です。

    傲慢に見えてしまうこと、傲慢になってしまうという場合などが挙げられます。「他人との違い」を自分のアイデンディディーと、決め込んでしまうことに起因していると言われています。

    TCK自身が周りに高飛車だ!と思われてしまったり、逆にTCK自身が周りの人たちとの違いが生じているが故に、廻りの人を攻撃してしまうこともあるということです。

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
    ―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

    さらに怖い事には、TCKが感じる「自分は人と違うんだ」という価値観の根底には、無意識のなかにある不安感や劣等感を覆い隠すために生じている場合が多いという点です。

    個別性や多様性など、そのものにプラスの価値観が含まれているのか、不安という自分を傷つける要素が絡んだいるのか、周りの大人が注意深く、成長を見守りたいですね。

    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★傲慢

    TCKが傲慢になってしまうことは、大人の介入や相手を知ろうとする姿勢を再度認識することで、修正できる項目でもあります。お互いに違いを認めたら、そこには自分の知らない価値観が潜んでいるサインなのです。

    一方、廻りの人から受け入れてもらえない体験は、非常に辛くもどかしさも伴います。子ども社会に現存する、異物を排除する社会構造、つまり成長過程の一つではありますが、異文化で生じる想いをTCKが吐き出せる家庭や場所は必要です。

    「今日もTCKのいろんな氣もちにありがとう!」

    ◆TCKオンライン講座のご案内

    Zoomを利用した座学型:実体験エピソードを紹介しながらTCKの特徴を解説する講座です。

    日時:2021年 2月1(月) 19:00~21:00(日本時間)

    ※時差の関係上、都合が合わない方は別 途ご連絡ください。※

    受講料:1,000円(税込)

    支払い方法:自動送信メールにてご案内
    お申込み方法:下記サイトよりお申込み
    https://crossactnet.com/tck-basic/

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    代表/ 初田美紀子

    資格:公認心理師、臨床心理士

    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中www.crossactnet.com

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    16 min
  • 052.【TCK Home Interview】ゲスト㉘ 高木 秋佳里 さん

    元帰国子女(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響や
    Home感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。

    元帰国子女の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第28回目のインタビューは、高木 秋佳里さんのお話です。

    ・海外渡航歴2回

    (日本生まれ、2歳~小2 オーストラリア・シドニー 日本人学校に通う/
    小3~中1(1学期まで) 日本に帰国後、公立の学校に通う/
    中1~高3 米・ロサンゼルス 現地校に通う/
    大学時代 日本で大学に進学/
    ベンチャー企業に就職後、転職も経験/
    現在は、子育て真っ最中。)

     

    ・オーストラリア生活の記憶が朧気だが、すこやか120%だった。

    小学校の帰国時、日本適応には困らなかった。
    幼少期・学童期は大らかで、日々の生活を楽しむ少女だった。
    オーストラリアでは、カンガルーが校庭に遊びに来てくれたことを覚えている。

     

    ・ロサンゼルスの学校初日は、号泣だったのを覚えている。学校生活は、ずっと慣れなかった。

    学校には行けていたが、サボるために腹痛を装って、保健室で寝ていたこともあった。
    当時の願望として、制服を着て日本の学校に通うJKになりたかった。

     

    ・日本の大学生活は苦労した。

    何も考えず、ありのままの自分でいることが難しいと感じるようになった。
    帰国子女枠の予備校に通っていた頃には感じなかったが、大学に入ると、
    周りと同調しない自分が浮いていると理解するよになった。

     

    ・就職活動は大変だった。皆が一斉に同じ恰好をして活動する違和感や、

    面接時の質問内容に承服できない気持ちが大きかった。
    帰国子女の葛藤を抱えながら、就職活動をする仲間が多かった。
    自分自身もプライドが邪魔をすることもあり、
    就職そのものに焦点を充てることができず、
    内定を得ることに躍起になったと振り返る。

     

    ・現TCKへのエール:

    “自分が何をしたいか、いつも意識して生活してくださいね!”

    と語られる秋佳里さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    秋佳里さんのTCK体験をお楽しみください。

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    30 min
  • 051. 好意と不信感

    本日は、ボストン在住:直子さんとお贈りするTCK Podcast。

    オープニングトークは、「あいさつ」♬です。

    好意と不信感

    TCKや大人になったTCK=ATCK自身の「意識」について、本日はメインテーマとして取り上げています。

    TCKは、自分自身が育った環境や親が所属する組織自体に、「好意」もしくは「不信感」を抱く場合があるといわれています。自分の強みになったり、難点になったりする特徴があります。

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
    ―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

    「好意をもつ」場合

    ・自分の与えらえた環境や、その育った学校、組織、地域、家族に対しても感謝する氣もちが生まれます。

    「不信感をもつ」場合

    ・親の転勤や移動が余儀なくされるTCKの経験から、自分自身が計画を立てたとしても遂行できないことが多々あります。途中で中断されるならば、自分が本当にしたいことを最初から知ることさえも拒否するようになるという現象です。

    TCK Podcast 【今週のポイント】

    ★「好意と不信感」。

    TCKが環境に受け入れられていると実感を持てるか否か。
    その違いは成長過程には大きな影響があります。

    人間、だれもが擁護されて、受け入れられる欲求をもっています。

    TCKであろうとなかろうと、価値観を共有する対象を得たとい実感を持てた場合と、他者の決断によって自らの人生が狂ったと捉える場合とは、大きな違いがあるのは言うまでもありません。

    TCKは現実と折り合いをつけていくのが課題です。

    その中でも得られたものにフォーカスできる時間も必要だと感じます。

    「今日もTCKのいろんな氣もちにありがとう!」

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    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中www.crossactnet.com

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    15 min
  • 050. 【TCK Podcast】新年のご挨拶2021

    いつもTCK Podcastをお聴きいただき、ありがとうございます。

    今日は、2021年最初の放送回にあたり、3人で初めての収録をしています。

    【番組ナビゲーター紹介】

    ・直子さん:ボストン在住
    ・麻衣子さん:ニューヨーク在住

    これまでの収録の感想や今年の抱負を語っています。

    本番組は、TCK(両親が属する文化圏外で幼児期・思春期を過ごす子どもたち)に
    起きうる事柄を、ポジティブな面、ネガティブな面の双方向から紐解いています。

    参照しているのは下記の書籍です。

    是非、手にとってご覧ください!

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
    ―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

    また、❝TCK Home Interview❞と題して

    元帰国子女、元TCKの皆さんに海外移動がもたらした影響などを
    お話いただくコーナーも設けています。

    100人の出演者を目指して、インタビュー収録を重ねています。

    TCKを様々な方向性から知っていただきたいという想いと共に、

    日本におけるTCKの将来についても、一緒に考え、感じ合い、
    お互いに支え合える番組でありたいと願っています

    2021年、今年もTCK Podcastを宜しくお願いします!

    ◆TCKオンライン講座のご案内

    Zoomを利用した座学型:実体験エピソードを紹介しながらTCKの特徴を解説する講座です。

    日時:2021年 1月5(火) 10:00~12:00(日本時間)

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    受講料:1,000円(税込)

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    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

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    13 min
  • 049. 意思決定

    本日は、NY在住:麻衣子さんとお贈りするTCK Podcast。

    オープニングトークは、お庭のお手入れ♬です。

    意思決定

    TCKの人格的特徴である「意思決定」というテーマを取り上げます。

    TCKは、常に移動を経験するライフスタイルのため、自分も周りもたえず変化を余儀なくされます。その場の瞬間、瞬間を生きる子どもたちは、「今」を一生懸命生きねばならないと胸の内では焦る氣もちもよくあります。

    【参考図書】

    デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
    ―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

    TCKの特徴として、「今」を大切にする利点として挙げられています。

    TCKはすぐに実行に移す力があるとされています。

    一方、難点として「選択の幻想」という点があります。

    計画を立てても、それを楽しめないTCKもいると指摘されています。

    いつどこで、引越・移動・別れが控えているか予測できないTCKたちは、期待を裏切られた経験より、期待をしない自分を選んでしまいます。自分以外の他者に選択権があるため、自分が決定する効力感も得られにくいという側面もあるのです。

    TCK Podcast |ポイント

    ★「意思決定」。人生は、選択と決定の連続。

    多くの移動と変化を余儀なくされるTCKには、その自由な選択と時間をかけた吟味する機会は少ないと言わざるを得ません。

    その瞬間の環境の中でも、より多くの選択する機会を子どもに与え、一緒に考え、自らが選び取る機会を創ってほしいものです。TCKの移動の多い環境でも、効力感を育てられる親の皆さんにエールを送りたいです。

    「今日もTCKのいろんな氣もちにありがとう!」

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    日時:2021年 1月5(火) 10:00~12:00(日本時間)

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    14 min
  • 048.【TCK Home Interview】ゲスト㉗ 山瀬 加奈 さん

    元帰国子女(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響や
    Home感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。

    元帰国子女の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第27回目のインタビューは、山瀬 加奈さんのお話です。

    ・海外渡航歴1回

    (横浜生まれ、小4より東京で育つ/
    中1~高3 米ワシントン州ベルビュー現地校に通う/
    英語教諭を目指し日本帰国/ 大学卒業後、サービス業の会社に入社/
    転職を重ね、現在は個人事業主として鹿児島より仕事を手掛けている。)

    ・中学受験を終えたばかりの頃、父親より渡米を言い渡された。

    受験の疲れもあり、事態がよく呑み込めなかった。
    父親が部屋に入ってきて、何気なく告げられたのを記憶している。
    暫くして、可愛い制服の中学に4ヶ月しか通えないことを理解した。
    一方、自分の性格上、アメリカの生活に向いているかと密かな期待もあった。

    ・アメリカ生活、スタート時は非常に苦労した。英語が分からないショックが大きかった。

    英文法を教える塾に通い、高3までの英文法を習得として学校の授業に付いていけるように工夫した。
    また、授業で取り扱う内容を日本語サイトで情報を入手し、予習して対応していた。
    1-2年間苦労したと感じている。

    ・高1ダンス部入部が転機となった。

    仲間が出来ただけではなく、日本人として周りからも認知され交流が拡がった。
    日本好きなアニメ同好会の友人が声をかけてくるようになった。
    日本のことを紹介しながらも、自分自身も日本のことを学びたい想いが募っていった。

    ・5年間のアメリカ経験は、現在を築き上げるきっかけとなった。

    アメリカ生活そのものが価値のあるものだが、日本帰国後、国際性豊かな大学のお陰で、
    逆に自分の視野が狭かったことを思い知らされた。
    研鑽を重ねるようになり、英語学習は日本帰国後さらに貪り学んだ。
    海外を目指す若者を支援するキャリアにも繋がっている現在がある。

    と語られる加奈さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    加奈さんのTCK体験をお楽しみください。

    【山瀬 加奈さんオンライン情報】

    ・オンライントーク番組 https://www.iibc-global.org/ghrd/cafeglobe.html

    ・加奈さんBLOG https://note.com/kyamase

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    26 min
  • 047. 隠れ移民型

    本日は、NY在住:麻衣子さんとお贈りするTCK Podcast。

    オープニングトークは、お庭のお手入れ♬です。

    隠れ移民型

    TCKの人格的特徴である「隠れ移民型」というテーマを取り上げます。

    隠れ移民型とは、Podcast第16回の「TCKを取り巻く支配文化」でも取り上げていますが、外見の見た目によっても、TCKは大きな影響を受けます。その中でも、隠れ移民型は、外見がその国の人たちと対して変わらない場合のTCKを指します。

    【参考図書】

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    TCKによっても、ご両親の文化背景によっても異なるため、一概には言えません。

    隠れ移民型にも利点と難点が存在しています。

    利点は「周囲に溶け込む」力。カメレオンの能力と通ずる点ですが、自分を明かさない限り、文化的にも外見的にもその現地に溶け込む力に優れています。

    一方、難点として「違いを意識する」という点。「違いが目に入りすぎる」または「違いをそのまま受け止められない」のだと感じます。

    違いを意識しすぎるあまり、折り合いや妥協点をみつけらず、コミニュティーに入っていけないことが多くあります。

    【ポイント】

    ★「隠れ移民型」。

    日本の多くの海外駐在員のお子さんは、日本に移動(戻られた)際に、生じる特徴だと思います。
    「周囲に溶け込む」力と「違いを意識」しすぎるエネルギー。

    思春期に移動のない子どもたちも、自我を確立するのに、大きく揺れ動く大事な時期です。

    TCKは、さらに文化を移動していることから、自分探しに大きく揺らぎが生じます。

    その不安定な揺らぎを、大人の我々がゆったりと、大きな揺りかごの中で、見守ってあげたいです。

    「今日もTCKのいろんな氣もちにありがとう!」

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    日時:

    ・2021年 1月5(火) 10:00~12:00(日本時間)
    ※時差の関係上、都合が合わない方は別 途ご連絡ください。※

    受講料:1,000円(税込)

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    資格:公認心理師、臨床心理士

    プロフィール:
    父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

    産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。

    行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国子女)サポートを手掛けている。精神科クリニックにおいても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中www.crossactnet.com

    18 min
  • 046.【TCK Home Interview】ゲスト㉖ 宮川 南奈 さん

    元帰国子女(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響や
    Home感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。

    元帰国子女の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第26回目のインタビューは、宮川 南奈さんのお話です。

    ・海外渡航歴2回

    (東京生まれ/ 幼少期(1-4歳)オーストリア・ウィーン。
    現地幼稚園(ドイツ語)に通う/5歳―小学2年 日本(湘南)で過ごす/
    小学3-6年 インドネシア・ジャカルタ 日本人学校に通う/
    中学以降、日本生活。大学時代1年間、仏パリに留学/
    コンサルティング会社に勤務/今後、夫のインド赴任に帯同予定。)

    ・ウィーンでの記憶は断片的である。

    5歳で日本に戻る際、移動の衝撃はあまりなかったと思う。
    幼稚園の影響でドイツ語を話していた。
    帰国時の日本の印象より、妹が生まれた家族の記憶が鮮やかに残っている。

    ・初めてインドネシアに降り立った初日のショックが忘れられない。

    飛行場から自宅までの風景、物乞いをする現地の子どもたちの風景に衝撃を受けた。
    ずっと泣きじゃくり、親を困らせた。貧富の格差にある社会を目の当たりにした衝撃だったと思う。

    ・現地の日本人学校では、お友達の優しい声がけに救われた。

    日本から引越して間もない頃、日本に帰りたくて仕方なかった。
    一方、暫くすると、現地でのお友達の配慮もあり、学校が楽しくなったのを覚えている。
    今でも旅行する仲間として、当時の友達との交流が続いている。

    ・“移動”や“別れ”に対しても、ポジティブな側面を体得できていると思う。

    新しい環境・場所に行っても、
    新しい人に出逢えることを体験的に知っていると思う。
    現地で楽しみ、別れが生じても、次の出逢いや可能性を信じられる。

    ・いろんな視点をもちながら、たくさんの人に向き合えるようになった。

    人にかかわることに強い想いがあり、
    仕事もコンサルティングと人に関係することを選んだ自分がいる。
    自分の強みは「共感力」であり、それを得られたのも、
    いろんな人と巡り会えた海外生活のお陰だと思う。

     

    と語られる南奈さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

    南奈さんのTCK体験をお楽しみください。

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  • 045.【TCK Home Interview】ゲスト㉕ 二茅 理穂子 さん

    元帰国子女(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を

    お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響や
    Home感について語っていただくコーナーです。

    だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

    海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。

    元帰国子女の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

    ―第25回目のインタビューは、二茅 理穂子さんのお話です。

    ・海外渡航歴1回

    (東京生まれ/ 中学時代(12-15歳)シンガポール インターナショナルスクールに通う /
    大学進学のために日本に帰国 /現在は、社会人3年目 )

    ・小学6年の中学受験2か月前に、急遽家族会議が開かれ、シンガポール行きを知らされた。

    突如海外転勤を言い渡されても、学校の制服に憧れ受験をやり遂げ、中学に3ヶ月通った。
    物事をやり遂げる経験は、現在振返ると良かったと思う。

    ・シンガポールの学校生活では、英語学習に焦る一方、現状をどこかで受け止めてやり過ごせる自分がいた。

    ESLの友人はすぐに出来るも、メインストリームの友人を作りたい!と試行錯誤を重ねていた。イベントで如何に工夫を凝らしコミュニケーションを図るかと努力したと思う。

    ・大学受験のための英語学習(SAT高得点の獲得)は苦労した。

    英語は苦手だった。現在振返ると、それなりに学習に時間を割いて頑張っていたと思う。海外に居るだけでは、英語は獲得できないのも事実だ。

    ・“変化”には強い。海外移動がもたらしたメリットだと思う。

    現在の仕事において考えると、新しいチームや人々と協力して連携することは得意だと思う。
    自分の意志を伝え、意見することも億劫ではない。
    環境適応に長けているのは、過去の経験がもたらしてくれたものだと感じている。

    ・出逢い&別れの多い人生だ。

    出入りの激しいシンガポールの生活。
    たえず流動する友人たちだったが、現在でも連絡を取り合い、1年に1回は飲みに行き交流がある。
    こうして考えてみると、別れても、その後再会は可能であることを実体験から理解出来ているのだと思う。
    =========
    ※お詫び※
    ・音声開始後10:53~
    シンガポールでは、「飲酒が18歳から許可されている」が正解です。「16歳からクラスメートが飲みに行っていた」と表現したかったところ、発言に若干誤りがありましたので訂正します。
    =========

    と語られる理穂子さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。

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TCK、帰国子女、そして海外ツールを持つ方々の人生をテーマに、海外生活や異文化体験がもたらす強み&豊かさをお伝えする情報発信番組です。元帰国子女やTCKのインタビューコーナーでは、海外移動が人生にもたらした影響のみならず、“Where is your…