2022年3月16日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
「第2回そば打ち段位認定沖縄大会」が
このほど、大宜味村の塩屋区公民館で
開催されました。
日本そば打ちの普及活動を通して
地域の活性化につなげる取り組みで、
全国麺類文化地域間交流推進協議会が審査し、
初段に5人、2段に8人が挑み、
全員が合格し認定を受けました。
県内では、ソバが栽培されている大宜味村で
2018年に初めて認定会が行われました。
審査は40分間で、そば粉と小麦粉を練り上げ
麺棒で伸ばし、麺を切るまでの一連の動作が対象です。
審査員らは真剣な表情で
そばを打つ人の手元やしぐさを見つめ、
一つ一つ点数をつけ採点しました。
2段に挑んだ村内在住の島袋博子さん65歳は
「そば倶楽部発足時からメンバーに
加わらせていただき、
そば打ちの楽しさを覚えるようになった。
民泊も営んでいるので生かしていきたい」
と抱負を述べました。
審査をした全国麺類文化地域間交流推進協議会
西日本支部の篠原美文支部長は、
講評の中で上手なそば打ちのこつを
伝えるとともに
「皆さんの一生懸命な表情に練習の成果が見えた。
また、沖縄の人柄のように優しい打ち方を感じた。
これからもそば打ちに励み、
地域おこしに役立ててほしい」
と激励しました。