日本文化は、知れば知るほど面白い。最高のエンタメだっ!
ポッドキャスト番組『日本文化はロックだぜ!ベイベ』は、日本文化をもっと気軽に、もっと自由に楽しんでしまおうという番組です。
第20回のテーマは、
「官職を知って平安時代を制覇せよ!」。
前回に引き続き、『源氏物語』をもっと楽しむための平安社会入門です。
前回は、平安貴族たちの身分を決める「位階」について見てきました。
今回はその続きとして、実際にどんな役職につくのか、つまり「官職」の世界に迫ります。
平安貴族の世界では、身分である位階と、仕事である官職が深く結びついていました。
どの位にいるのか。
どの官職につけるのか。
どこまで出世できるのか。
そして、どこへ飛ばされるのか。
これを知ると、『源氏物語』は単なる恋愛ドラマではなく、リアルな官僚制度に基づいた、かなり重厚な政治ドラマとして見えてきます。
光源氏の異例の出世。
須磨への退去が持つ政治的な意味。
天皇をめぐる后たちのヒエラルキー。
そして、摂政・関白という令外官の権力。
官職を知ると、平安時代の人間関係と権力構造が、ぐっと立体的に見えてきます。
【今回の聴きどころ】
・聖徳太子の冠位十二階から大宝律令へ。日本の政治システムのベースとなった二官八省とは?
・役職は身分である位階に連動する、官位相当制の厳しさ
・近衛中将から太政大臣へ! 官職の変遷から見る光源氏の栄光と挫折
・天皇の妻たちのヒエラルキー、中宮・女御・更衣の違い
・摂政・関白など、令に規定されない令外官が持った圧倒的な権力
・官職を知ると、『源氏物語』の政治ドラマとしての面白さがどう見えてくるのか?
『源氏物語』を読むとき、恋愛関係だけを追っていると見落としてしまうものがあります。
それが、官職です。
誰がどの役職にいるのか。
どの家が力を持っているのか。
誰が出世し、誰が失脚するのか。
その裏で、どんな政治的な駆け引きが起きているのか。
官職を知ると、光源氏の華やかな人生も、ただのモテ男伝説ではなく、出世、権力、左遷、復権が絡み合う壮大な政治ドラマとして見えてきます。
平安時代の官僚制度をばくっと押さえることで、『源氏物語』の読み方が一段深くなるエピソードです。
セバスチャン高木と、サッチーの軽快な掛け合いとともにお楽しみください!
【出演】
セバスチャン高木
サッチー